日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

やっと契約成立!

2012-01-20 14:16:56 | 引越し
何の契約が成立したかというと、今月27日から住む予定の
え!?もうフランスに来てるのにまだ契約できてなかったの?と思われる方も居るかもしれません。
そう、長い道のりでした・・・

この貸家は昨年12月にダンナが業務引き継ぎの出張でこちらに来た際に、
ネットや不動産回りをして探してきました。
不動産屋もいろいろあって、家を紹介してもらうために数万円支払わなければならないところも
あったそうです。
ダンナは結局7、8件の物件を実際に見に行きました。
いくつか面白い物件もありました。
何百ヘクタールという土地に家があり、土地の管理(草刈り)はヤギがやっていて、
そのヤギも一緒に貸してくれるという物件、築100年は超えるであろう石造りの物件や
畑の真ん中にポツンと孤立してる物件もありました。

結局決め手となったのは、立地条件の良さと、内装の新しさでした。
それで、いざ契約をとなったのが、12月上旬。
しかし、日本に連帯保証人制度があるように、こちらは賃貸物件を契約する際保険に入らなければ
ならないのですが、その審査がネックとなりました。
まず、会社名義で保険に入ろうと思ったら、業績があまり良くないため、個人で契約してほしいとのこと。
ちょっと考えれば、その業績のよろしくない会社で仕事をしている個人と契約するのと大差ない気が
するのだが、あくまで個人として契約してほしいとのこと。
では個人で保険に加入しようとしたら、フランスの銀行に口座を持っていないと契約できない。
そこで、銀行に口座を作ろうとすると、フランスに住所がないと口座を開けない。
“保険に入れない→家を借りることができない→口座が作れない→保険に入れない”
という堂々巡りに陥り、不動産屋に助けを求めたところ、HSBSというスイスの銀行なら
フランスに支店があり、しかもフランスに住所がなくても口座を開けるとのこと。
しかしこのHSBS、2年目からは口座を維持するために月々2,000円も掛かるのだ!
でも背に腹は代えられず口座を開き、こちらに来て、昨日契約書にサインをした訳です。
結局契約を交わすだけで、1か月以上掛かったことになります

ウチはダンナがフランスに5年住んでいたためフランス語が話せ、今回転勤になったフランスの本社にも
何度も出張で来ているので、この書くだけでも面倒なすべての手続きをダンナ一人でやってくれました。
本当に感謝です
でも、日本にいた際、ダンナが常々日本の賃貸契約の面倒臭さについて、自分がフランスに住んで居た時は
こんな面倒なことはなかった。フランスに住むのはもっと楽だ、と繰り返していたことを思いだし、
底意地の悪い私は、それ見たことか、どこの国だって似たようなもんじゃないか、
と思わずには居られませんでした

Valanceの街中でレトロな移動メリーゴーランドに乗りました↓




娘たちと民宿の犬↓



今日驚いたこと!
フランスの賃貸契約は超面倒臭い



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