hir-taniの山と沢の日記

趣味の山と沢登りを中心に、ときどき雑談を・・・。

ウペペサンケ山(1848m)

2023年08月29日 | 大雪山系

8/26-27
ウペペサンケ山でテン泊してきました。
初日に西峰直下の平場でテン張ろうと思っていたのですが、思いのほか風が強く断念。
戻って風の避けられる糠平富士(東峰)の脇に張り、氷とともに冷やしてきたキンキンのビールで
幸せなひと時を過ごしました。
翌日は起きると二ペソツにも雲がかかり天気も悪そうだったので、下山するかとのんびりテントを
撤収していると青空が広がってきて、二ぺのてっぺんとトムラウシ方面も見えるように。
しょうがないな~、もう一往復しますか・・・。結果思わぬ展望を得られることができ大満足。
ウペペなんて日帰りが常識だけれど、たまには変わったことをするのもいいもんだ。


【初日 1595から】


【初日の本峰にて 二ぺ様は雲の中】


【戻って糠平富士の脇でテントを張る】


【テント撤収中にみるみる青空に】


【昨日とはうって変わって】


【西峰からもバッチリ】


【奥に十勝~トムラから忠別までバッチリでした】


オプタテシケ山(2013m)

2021年09月04日 | 大雪山系

【備忘録9月の山①】 9/4~5 オプタテシケ山

山仲間のAさんのテン泊デビューにお付き合いして、Aさんの今年の目標でもあったというオプタテシケ山へのんびり1泊で行ってきました。今年も雪のある時期にすでに一度、これまでも何度となく訪れている山ですが、この日は下界を埋め尽くす見事な雲海が広がっていました。同じ山でも、まったく同じ情景が広がっている日は一度もありません。そんな絶景も相まって、初日の焼肉宴会含めてのんびりした良き秋の2日間でした。Aさんも大満足の2日間だったようです。一番下の写真は私の大好きな旭川「よし乃」の味噌ラーメン、今回は山で再現してみました。うまかった~。












白雲岳(2230m)

2021年07月25日 | 大雪山系

【備忘録7月の山⑥】 7/25 白雲岳

カムエクを降りた翌日、のんびり帰途についてもよかったのですが、とあるものを手に入れたかったので銀泉台から白雲岳へ上がって、小屋経由で一巡りしてきました。花はそろそろ終盤といった感じでしたが、雪の解けたばかりのところにはチングルマの群落がそれなりの見ごたえのある状態で残っていました。コマクサ平のコマクサはまさにこの時が旬といってもいいくらいそこかしこに咲いていましたし、小泉平ではエゾツツジが時期的にちょうど良い感じだったのか、いい感じで咲いていました。白雲小屋は立派なものに建て替わっていました。ここで1000円の協力金を払って手ぬぐいをゲット。facebookでみて欲しいなと思ってたのですが、大雪山にはいい思いをたくさんさせてもらってるのでいい協力ができたのではないかと思っています。






















































化雲岳(1954m)

2021年07月10日 | 大雪山系

【備忘録7月の山③】 7/10-12 クチャンベツ~化雲岳

山仲間のIさんが復活ということで沼の原2泊の宴会メインでのんびりと化雲岳までピストンしてきました。今回の目的は化雲岳直下のチングルマの大群落、昨年同時期に行って大当たりだったので再訪です。五色が原はまだまだ残雪が多くて花畑は雪の下でしたが、目当ての場所は今年も大当たり。晴れていればもっとよかったのでしょうが、こればっかりはどうしようもない。テント場での宴会もいい3日間でした。




































トムラウシ山(2141m)~化雲岳(1954m)

2021年07月10日 | 大雪山系

【備忘録7月の山④】 7/10-11 トムラウシ山~化雲岳

先週の化雲岳はあいにくの天気でちょっと残念だったので、凝りもせずに2週続けてのチャレンジです。今回は反対側のトムラウシからあがってみることにしました。先週がピークのような気がしていたのでダメ元半分で出かけましたが、ところがどっこいトムラウシの周りはまさに今が旬といった感じでチングルマの群落が広がっていました。特に天沼付近の火口跡みたいなところではチングルマの白で真っ白になっているところがあってそれはそれは見事なものでした。化雲岳直下のはもうさすがにダメでしたが、少し降りた神々の遊ぶ庭と言われている化雲平の化雲岳寄りのところはまさに絶好調。今回はトムラウシを背景に見事な花畑が広がっていました。何度となく通っている大雪山ですが、見たかったこの風景、やっと見られたといった感じです。翌朝はガスの朝を迎えましたが、一瞬の隙をついて頂上でも360度の大展望を望むことができ、最高の2日間でした。
































































































富良野岳(1912m)

2021年07月04日 | 大雪山系

【備忘録7月の山②】 7/4 富良野岳

さすがの花の百名山、どこもかしこも花、はな、ハナ・・・。直下のハクサンイチゲは言うまでもないのですが、特によかったのは秋に真っ赤に染まるナナカマドの花。こんなに咲いているのは今まで見たことがなかったかも?上富良野岳まで稜線を歩いて下山しましたが、そこはチングルマのオンパレードでした。
































東ヌプカウシヌプリ(1252.2m)

2019年10月27日 | 大雪山系

10/27 東ヌプカウシヌプリ

十勝清水での山仲間との飲み会の帰りに東ヌプカウシヌプリにナキウサギを見に行ってきた。おととしの台風による倒木も所々にあるが、トドマツの苔蒸した林床はなかなかいい雰囲気を醸し出していた。小一時間で山頂を越えたガレ場へ、自分たちと同じようなギャラリーに見守られ、ナキウサギは時折かわいい姿を見せながら忙しそうに立ち回っていた。
前日行きがけには夕張滝上公園の紅葉見物、同行者によれば先週はイマイチとのことだったが見ごろを迎えていて今回初めて立ち寄ったが、なかなかきれいなものだった。
また、安平の道の駅にクラウドファンディングで実現したキハ183が保存されているとのことで寄ってみた。スラントノーズの先頭車両が懐かしい国鉄色に塗り替えられ、カッコ悪い窓枠のポリカーボネート板も外されて、「JNR」のエンブレムも復刻され、おおぞらのヘッドマークも誇らしげに懐かしい姿で保存されていた。























【夕張滝上公園の紅葉】








【懐かしいキハ183国鉄色の「特急おおぞら」】



音更山~石狩岳

2019年09月28日 | 大雪山系

9/28-29 音更山~石狩岳 1泊ユルユル山行

無沙汰をしている石狩岳へ久しぶりに行ってみようかと思い立った。確か音更山の直下に適地があったはず、となればテン泊ということで酒と今回は豪勢にすき焼きの食材を担いで1泊でのんびりと。


【ユニ石狩登山口からスタート】


【ミネカエデの黄葉がきれいでした】


【その2】


【赤もちらほら】


【ニペソツが見えてきました】


【ニペソツはこちら側からみると尖っている】


【ユニ石狩は今回はパス】


【ユニ石狩岳】


【中央ポコの左が石狩岳、右が音更山】


【クロマメノキの紅葉が見事でした、石狩岳をバックに】



【同じくにペソツ山をバックに】


【意外とアップダウンのある稜線です】


【石狩岳~音更山の稜線が見えてきた】


【音更山到着、スカッパレです】


【今夜の宿】


【ではすきやきにて一杯】


【トワイライト】


【翌朝もいい天気で迎えました】


【弱い朝日を浴びる石狩岳】


【石狩岳とニペソツ山】


【石狩岳の右奥は忠別岳~トムラウシ】


【なかなかどっしりした山体です】


【石狩岳へ最後の登り】


【石狩岳頂上(地形図上のピークはもう少し先)】


【標識のあるピークを望む】


【地形図上のピークから表大雪の山々】


【今回はクロマメノキの紅葉が特によかった】





【先週雪が降った上部は枯れ、中腹以下のダケカンバの黄葉が渋い】


【シュナイダー尾根の下降はなかなかなもの、ここでもミネカエデがきれいでした】


【お疲れさまでした】


富良野岳(1912m)

2019年07月30日 | 大雪山系

7/28 富良野岳

先々週の暑寒別岳でついに夏靴がダメになったので、北アルプスに備えて新調した。前日の土曜日に秀岳荘にいって購入したのだが、いきなり北アでの実践投入は無謀なので花見を兼ねて富良野岳に行って履きおろしをしてきた。本当はもう2、3回履いた方がいいのだけれど、とりあえず靴擦れもなかったし変に当たるところもなかったので一安心。
山は基本的にはガスの中であったが時折青空もみえ、少し遅いかなとも思っていた花畑もまだ見ごろを迎えているところもあり久方ぶりの大雪界隈の花見山行となった。
今週末からはいよいよ北ア遠征、梅雨明け10日で天気も今のところよさそうなので青空の下で楽しんできたい。


【基本的にはガスガスの1日でした】


【チングルマはまだまだ見ごろのところも】


【十分きれいです】


【やっぱり少しでも青空があると映える】


【ここは見事でした】


【富良野岳はやはりガスの中】


【富良野岳直下のチングルマ】


【ハクサンイチゲもまだまだ見ごろでした】


【シナノキンバイも】


【ガスガスの頂上】


【登山道上にあったエゾルリソウ】


ウペペサンケ山(1848.6m)

2019年05月12日 | 大雪山系

5/12-13

9:00 糠平川林道657地点
10:25 登山口
13:30 1399

4:40 1399
7:05-7:10 糠平富士
8:00-9:00 ウペペサンケ山
10:00-10:15 糠平富士
11:45-12:55 1399
14:30-14:40 登山口
15:50 糠平川林道657地点

登山口へ続く林道の崩壊ですっかり遠くなってしまったウペペサンケ山に行ってきた。
アクセスとなる糠平川林道は大規模な崩壊が2か所ほどあり(あくまで林道は通行禁止となっています。)、復旧は見込めないと思われ、登山道自体も笹かぶりや倒木などが多くて荒れ放題の印象。このまま登山者が少ない状態が続けば廃道となってしまうと思う。
1日目、特に稜線に上がるまでは倒木に加えて、残雪で夏道が不明瞭だったこともあり、稜線に出るまで3時間もかかってしまい心折れ、ビールの誘惑にも負けて1399直下の平坦地で幕とした。
2日目は幕地から見えていた1610ポコへのアルバイトからだったが、雪が途切れたところで夏道の入口を見つけるのに難儀した。何とか夏道を見つけ、あとは稜線伝いに進みウペペサンケ山の東端である糠平富士へ。本峰はここから1.5km先だが記憶では一度大きく降下して登り返しがあるはずだった。落ち込みの手前まできて下を眺めると夏道はまだ雪に埋もれていて雪庇の上を行くしかなさそうだ。今回はピッケルは持たず、6本爪アイゼンだけの装備だったがストックのバスケットを外して短く持って慎重に突入した。幸い雪もぐずりだしていて心配は杞憂に終わり、1日目と合わせて7時間50分も掛かって15年ぶりのウペペサンケ山へたどり着いた。
山頂からの展望は言うことは何もない。残雪を抱く十勝、トムラウシ、ニペソツをはじめ、遠くには日高山脈まで望むことができ、1時間ほどゆっくりとして下山した。いい山ではあるが、3年前の台風の被害で林道歩きが加わりすっかり遠くなってしまって日帰りはなかなか難しい山となってしまったのが残念だ。


【糠平川林道は2か所大規模に崩壊している】


【登山口着】


【本当はもう少し上まで上げるつもりだったけど・・・】


【酒の誘惑に負けてしまった・・・】


【翌朝、急登のあと夏道不明瞭で迷う】


【何とか稜線に出て糠平富士を望む】


【糠平富士から本峰へは大きなギャップを抜ける】


【本峰にて】


【クリックで1920幅になります】


【トムラウシのアップ】


【ニペソツのアップ】


【十勝連峰のアップ】


【名残おしいですが帰ります】


【糠平富士、奥には糠平湖】


【いい山でした】

 


銀泉台~忠別岳紅葉巡り

2018年09月15日 | 大雪山系

9/15 晴れ
銀泉台~白雲岳避難小屋

9/16 晴れ/くもり
白雲岳避難小屋~忠別岳

9/17 ガス/晴れ
忠別岳~銀泉台

大雪の紅葉を見にのんびり2泊で行ってきました。
紅葉がよかったのは赤岳の第1花園から第3雪渓のあたり。高根が原の草紅葉もなかなかなものでしたが、にぎやかな花の季節が終わり冬へ向かうこの時期はやはり一抹の寂しさを感じてしまいます。
1日目は白雲小屋横、2日目は忠別岳頂上のヤミテン場に泊まってゆっくりと酒を楽しみ、3日目は来た道を戻ります。初日はイマイチだった銀泉台の紅葉がまた一段進んでいました。

【1日目】

【1日目はこんな色づき】


【第3雪渓 黄色がイマイチだが・・・】


【赤岳頂上】

【2日目】

【今日はトムラウシを正面に見ながら】


【スタート】




【チングルマの穂がたなびく 絶景でした】


【高根ヶ原を行く】




【高原沼のあたりはまだこれから】


【忠別岳を見ながら】


【忠別沼】


【忠別岳頂上のヤミテン場から】


【ビールを冷やすために小屋まで雪を取りに行った帰りに】

【3日目】

【翌日は朝からガスガス】


【白雲小屋まで戻ると青空に】








【第3雪渓のあたりは2日前より色濃くなっていました】


【銀泉台もいい色に】


ニペソツ山(2013m)

2018年08月17日 | 大雪山系

8/17-18 くもり/はれ ひとり

10:50 幌加コース登山口
14:50 前天狗キャンプ地

4:50 前天狗キャンプ地
6:10-7:15 二ペソツ山
8:15-9:40 前天狗キャンプ地
12:50 幌加コース登山口

2年前の台風被害で実質的にいけなくなっていたニペソツ山へ行ってきました。幌加コースは往復25kmのロングコースということと、せっかくなので前天狗でのんびりしたいというのもあって、晴れるのは金曜夜半から土曜昼過ぎまでと予想し、金曜日に有給とって1泊で計画しました。
1日目稜線に上がるまでは雨は降らなかったものの、くもりの天気で途中ニペの雄姿を拝むのは翌日に先送り。登山道はきれいに笹刈がされていて終始快適、見事に復活していて作業された方に感謝感謝です。
稜線に上がると風と雨でひどいことになったものの、記憶にあった前天狗から1段下がったところにテントを張りました。夕方には雨はやんで、前天狗に上がってみるとニペドーン!これが見たくて今回上がってきたのでもうこれで満足という感じ。
2日目は予想通り快晴、ニペを真正面に見ながら進みます。昨晩は寒気が入ったせいで、この時期にしては冷え込み厳しく所々薄氷が張っていました。1時間20分で頂上に着き、久しぶりの眺望を1時間ゆっくりと満喫。あいにくトムラウシの方向は雲がかかってスッキリしませんでしたが、これまた遠い山になってしまったウペペサンケをはじめ周りのおもだった山は展望抜群で満足満足。帰りのシャクナゲ尾根は、行きに望むことのできなかった二ペソツを見ながらのんびり下りました。
今となってはメインコースとなった幌加コース、下部の樹林帯は長くて少し飽きるかもしれませんが、シャクナゲ尾根に上がってからは展望もよく、稜線に上がる手前の窪地は花の残像も多くてもう少し早い時期に訪れればなかなかいいコースなのではないでしょうか?登山道を再開削していただいた方に改めて感謝です。

【1日目】












【2日目】



































オプタテシケ山(2012m)

2018年06月04日 | 大雪山系

6/3 くもり・雨/晴れ
6:15 美瑛富士登山口
9:20 美瑛富士避難小屋

6/4 快晴
4:30 美瑛富士避難小屋
6:30-7:30 オプタテシケ山
9:20-10:50 美瑛富士避難小屋
13:30 美瑛富士登山口

前週は地元の低山だったので、月曜に休みが取れたこともあって雪を求めて天気のよさそうなオプタテシケ山へ小屋泊まりで遠征してきた。さすがにまだスキーができるほど残雪が豊富で、花はまだまだこれからといった感じ。時期としては中途半端だけれど、静かないい山旅でした。


【天気は良い予報だったが、このあと降られてしまった・・・日本庭園】


【小屋のあたりはショウジョウバカマが咲き始めたばかり】


【今日中にオプタテピストンの予定だったけど天気不安定なので翌日に、小屋横で昼間っからジンギスカン】


【翌日は打って変わって快晴、稜線の花はまだまだ先】


【オプタテ頂上にて】


【トムラウシ方向、トムラはすでに真っ黒】


【2日目は天気に恵まれていい山行でした】