hir-taniの山と沢の日記

趣味の山と沢登りを中心に、ときどき雑談を・・・。

楽古岳(1431m)

2021年11月06日 | 日高山系

【備忘録11月の山①】 11/6-7 楽古岳

頂上に1張り分の平地があり、いつかと思っていたので行ってきました。1日目は上がるにしたがって雪が意外にもついていて頂上は真っ白で何も見えず。このまま下ってしまおうかなと心折れたが、翌朝の天気予報に期待してテン泊を決行することに。翌朝は予報どおりスッキリと晴れて寒い夜を耐えたお褒美をもらった。










アポイ岳(810.6m)~吉田岳(825.1m)

2021年08月15日 | 日高山系

8/15 アポイ岳~吉田岳
土曜日に苫小牧モンベルで買い物、日曜日にニオベツ川~野塚岳の予定で出かけたのだが・・・。
前日翠明橋公園の車中で準備をしていると、まず地図を忘れた、おまけにGPSも・・・。何回か遡行したことのある沢なのでカンを頼りに行ってもよかったが、地図なし遡行というのはやっぱダメだろという自己帰結になりやめることに。地図なしでも行ける近場のアポイ岳によって帰ることにした。
花は当然のことながらほとんどは終わっていたが、キンロバイとチシマセンブリだけは盛りのようだった。ほかにはアポイマンテマとアポイハハコの咲き残り、マツムシソウが1輪だけ見られたのみ。花の季節も終わりを告げ、風も心なしか涼しく感じられた秋のような1日だった。

【アポイ岳への登りで・・・】


【アポイ岳の頂上は展望がない】


【吉田岳へ向かうと眺望がよくなる 北は神威岳までは確認できました】


【キンロバイは道中結構な花数がありました】


【1輪だけあったマツムシソウ】


【橄欖岩の互層と吉田岳】


【イブキジャコウソウ?】


【吉田岳頂上にて】


【チシマセンブリも道中たくさんありました】


【イワベンケイ】


【アポイマンテマの咲き残り】


【アポイハハコの咲き残り】


カムイエクウチカウシ山(1979m)

2021年07月23日 | 日高山系

【備忘録7月の山⑤】 7/23-24 カムイエクウチカウシ山

本当はこの連休含めての夏休みの予定だったのですが、前後の仕事の都合やらなんやらで取れなくなってしまったので浮いてしまった感じの4連休。どこへいこうかと考えあぐねていましたが、3週続けて大雪方面だったのでここらで一発日高の山へということで久しぶりにカムエクへ行ってみることに。初日は灼熱の河原あるきで三俣手前のテンバ適地まで、翌日ガスが上がる前にと早出して頂上に向かいました。心配していた三俣付近の雪渓の落ちきっていて、より一層「整備」された感のある登山道なみのルートをたどって頂上へ。6年ぶりのカムエクでしたがガスが上がってくるのが予想以上に早く、すっきりとした展望にならなかったのがちょっと残念でしたが、同行者のおかげで焚火や楽しいお酒の時間もありいい2日間でした。































































幌尻岳(2052m)&1967m峰

2021年06月28日 | 日高山系

【備忘録6月の山④】 6/28-30 幌尻岳&1967峰

やっぱり今年もこの時期、七つ沼カール壁のハクサンイチゲの群落を見に幌尻岳へ。今年は10の沢源頭の花畑が気になっていたので1967mにも足を延ばしました。その結果はいかに?(結果は3日目の写真をご覧ください。)


1日目はのんびり急がず、北戸蔦別岳山頂のテン場まで。戸蔦別&幌尻を眺めながらキンキンに冷やしたビールで乾杯!




















2日目は七つ沼カール壁に咲くハクサンイチゲの群落を見に・・・。ここの群落はそう大きなものではありませんが、七つ沼と背後に中部日高の主だった山を眺めることのできる最高のロケーションです。戸蔦別岳の北側斜面はあまり知られていないかもしれませんが、イワウメの大群落が広がっています。こちらも今回も時期がぴったり合って見事なものでした。
何度目になるかわからない幌尻岳山頂からは今回もいうことなしの大展望。もう一泊の予定なので途中の雪渓の雪でキンキンに冷えたビール飲みながらのんびりしてきました。


































































3日目最終日は、1967詣出に・・・。10の沢源頭は今まで見たことのないキバナシャクナゲの大群落が広がっていて大感動の〆となりました。






























熊見山(1175m)

2021年02月14日 | 日高山系

2/14 熊見山

日高十勝岳を降りた翌日はどっか半日で行動を終われる山ということで、日勝峠周辺の山を選ぶことにして芽室の鳳の舞で汗を流し、久しぶりにインデアンカレーを食べて芽室公園のPで車中泊。選んだ熊見山は日勝峠頂上から標高差もさほどなく、気持ちよい稜線歩きができる山です。労山熊見まで足を伸ばしてもよかったのですが、日高十勝岳で大満足だったこともあり熊見山にて折り返しました。3月にのんびり日勝峠~狩勝峠を結んでみるのもいいかなと思っています。


【途中に三又の形のいい木があったので 奥は労山熊見山、右は熊見山】


【熊見山頂上からの労山熊見】


【反対側の日勝ピーク方向はカスミがひどい】


日高十勝岳(1456.6m)

2021年02月12日 | 日高山系

2/12-13 日高十勝岳

2月の1回目か2回目の飛び石を埋めてどちらかで日高十勝を計画していたのだけれど、1回目早速2日間快晴の天気が約束されたので行ってきた。
金曜日の平日なのでトレースは全く期待していなかったけれど、まさかの先行者あり。翠明橋公園対面の初めの取りつきは急登なのであるとなしとでは大違い、その後もかなり楽をさせてもらった。途中のポコでこの先行者とスライドし、トレースのお礼を言わせてもらった。
ルート自体は途中ちょっと細いところはあるけれど気を付けていけば問題なく、尾根が西側に折れるところまで来ると広くなり正面に日高十勝岳、右側にちょこっと楽古岳を見ながらの稜線歩き。1191ポコを過ぎたところで昼ちょっと過ぎとなり、適当なところで幕とした。
当初の予定ではピークは翌朝の予定だったけれど、日高の山としては珍しい快晴微風だったので頂上を踏んでくることにする。ここからの景色は見慣れたものだけれどここから眺める日高山脈はやっぱり絶景だ、何度も来てしまう不思議な魅力がある。
テントに戻ってスマホで函館のSakagさんのブログをふと見ると、訃報との文字が。sakagさんとは1回目の函館勤務時代に5,6回山に沢にご一緒させていただいたことがあり、思い出すと涙が出てきてしまった。合掌。
翌朝はカスミがかかった感じで昨日のようなすっきりした感じではなかったが、朝の弱い光が当たってこれはこれでいい雰囲気だった。天気を狙っていった日高十勝岳、やっぱりいい山でした。また来ます。

頂上からのパノラマ動画(4K)→https://youtu.be/DG7U1dkn8wo
※Yotubeの処理終わるまではHD画質です

※写真はすべてカーソル合わせてクリックすると1920幅に拡大します


【ありがたいトレース】


【オムシャヌプリ】


【正面に日高十勝岳を見ながら】


【次のポコを越えたところで幕】


【ピークを捉える】


【頂上からは見事な絶景が広がる】


【こちらは楽古岳】


【夕焼けはちょっと不発】


【翌朝もう一度ピークへ向かう 朝日と楽古岳】


【朝の弱い光が当たって、これはこれでいい雰囲気】


【また来ます】


野塚岳(1352.6m)

2021年01月24日 | 日高山系

1/24 野塚岳(トンネル十勝側横の尾根から)

全道的に好天が約束された日曜日、冬山復活のお試しに野塚岳へ行ってきました。小雪の影響で雪も少なく、柔らかかったので頂上までスノーシューで通せました。
今回は新調した広角ズーム(16mm~)の実践投入を兼ねていましたが、さすがに大枚はたいて買ったレンズだったので写りに関しては大満足。太陽を入れて撮ってもフレアが出ることもなくいいレンズです。ご笑覧ください。

※写真はすべてカーソル合わせてクリックすると1920幅に拡大します

頂上からのパノラマ動画(4K)→https://www.youtube.com/watch?v=s5U_EaZ9Tl0


【1223ポコから】


【頂上から南方向】


【頂上から北方向】


【頂上を望む】


【1173から下降途中で】


楽古岳(1471.4m)

2019年11月04日 | 日高山系

11/4 楽古岳

3日目は楽古岳、記録を見返したらコイボク沢からあがって以来5年ぶり、日高地方が台風の大被害を受けてからは初めてだった。尾根取り付きまではおびただしい量の倒木が堆積していてるところもあり、渡渉も6回ほどある。尾根にとりついてからの急登は相変わらずだったがさすがに11月、気温も低く淡々としたペースで登ってゆく。肩まで来ると端正なピラミッド形をした頂上部がみえ、左側にはそこから続く日高の山並みが。3時間を切る2時間40分で頂上へ、最近若い人に抜かれることが多くなってきて、体力が落ちてきたななんて感じる場面もあったりしたが、これならまだまだいけるでしょ。日高の山で快晴微風なんてことはめったにないことなのだけれど、今日はまさにそんな日。夏の日のようなもやった感じもなく空気も澄んで遠望もきき、久方ぶりに日高山脈の大展望を満喫することができた。


















【クリックで1920幅に】


【クリックで1920幅に】


ルシチ山(754m)

2019年11月03日 | 日高山系

11/3 ルシチ山

連休はのんびり日高路ドライブとルシチ山、5年ぶりとなる楽古岳へ行ってきた。1日目は函館から下道を走ってえりも町まで、太平洋と日高山脈を眺めながらのんびりと、たまにはいいものだ。快晴の朝を迎えた2日目はお初のルシチ山へ。えりもの街から15分ほど国道を行った上歌別地区から奥に続く林道を入ったところから登る、頂上まで1時間ちょっとの展望の山。登山道はなく、笹薮の中にかすかに続く薄い鹿道と頂上直下はちょっとイワイワしたところを行く。中腹まで上がると背後には襟裳岬の展望がすこぶる良い。頂上からは左からアポイ岳、ピンネシリ、その奥にはピリカから楽古までの南日高の山、そして沢を挟んで豊似岳とオキシマップと青空の下での大展望。この山の南側にはもう高い山はなく襟裳岬が手に取る近さに見え、まさに日高山脈の終端を感じさせる山だ。












【クリックで1920幅に】










北戸蔦別岳~1967峰

2019年09月21日 | 日高山系

9/21-23 北戸蔦別岳~1967峰

9月第2回目の連休は、長年お世話になってきたY川さんが最後の日高山行にしたいということで北戸蔦別岳に上がって、界隈でゆっくりしてきた。
紅葉は始まったばかりで天気も初日以外は良くなかったが、展望も全く見えなかったわけでもなくまあまあ、お酒をたっぷり担いで宴会メインの山行でした。


【紅葉は始まったばかり】


【チロロ岳】


【二岐岳】


【おなじみの構図】


【クロマメが紅葉していました】




【テン場から】


【夕闇せまる】


【翌日は1967詣で、熊の掘り返しが凄い】


【めざす67は雲がかかりがち】


【何度目の67になるだろうか?今回の展望はまあまあ】


【下山を始めると晴れてくるのは・・・】


【カチポロ~ナメワッカまでの稜線】


【夏はチングルマの花畑になるところ、真っ赤に紅葉していました】


【右から妙敷山、伏美岳、ピパイロ岳、1967峰】


【北戸蔦別岳から戸蔦別Cカール】


日高十勝岳(1456.6m)

2019年04月13日 | 日高山系

4/13
8:10 翠明橋P
12:30 1148

4/14
6:55 1148
8:15-8:35 十勝岳
9:35-11:00 1148
12:10 翠明橋P

4月第2週は3月から天気を見定めていた日高十勝岳へ再訪してきた。今回は2、3日前に降ったと思われる新雪で白く輝くひだかの山々を眺めながらの山行となった。
狙いは以前楽古岳へ縦走した時にみた十勝岳山頂からの朝の日高山脈。この時は朝の淡い陽光を浴びて実に美しい、The日高山脈といった感じの景色で、もう一度これを眺めたかったのだけれど・・・。
2日目は夜半からの風の強い状態が朝までおさまらず、出発を遅らせたために目的の景色を見ることはかなわなかったが、日高山脈を境にして十勝側は上空に雲が架かり日高側はスカッ晴れという不思議な景色を目にすることができた。これはこれでなかなか見ることのできない景色でよかったと思う。
行く度に違った表情を見せてくれる日高山脈、心のふるさとです。

【1日目】


















【2日目】







【これはこれで面白い写真に・・・】

【↑クリックで1920幅になります】












オダッシュ山(1097.7m)

2019年01月28日 | 日高山系

1/28 くもり

この週末は月曜日に代休が取れたので先々週と同じく遠出をして道東を目指した。厚岸でカキを喰らい、釧網線でSL見物をしたりしながらゆるゆるとドライブを楽しんだ後、帰りにちょこっとオダッシュ山へ登ってきた。
除雪は登山口まで30分のところ(地図上の311標高点)まで。樹林帯から尾根線に出るまでは時折脛まで埋まる孤独なラッセルだったが、眺望が開ける尾根線まで出ると締まってきて埋まらずに助かった。頂上へは3時間かからずに到着し、どんより曇りながらも意外に遠望の利く頂上にて眺望を楽しみながらヌードルをすする。そのうちつないでみようと思っている日勝~狩勝間を目で追うが、意外にアップダウンがあり大変そうだ。この辺りはまだ日高らしさはないところだが、それでもひだかの山。これからもこだわっていきたい。

7:30 畜産試験場除雪終点(311)
9:50 前峰
10:15-10:45 オダッシュ山
12:15 除雪終点


【塘路駅にてSL冬の湿原号を見学】


【登り始め、道東道越しにウペペ~ニペ】


【白樺平】


【東西ヌプ~ニペ】


【前峰】


【頂上】


【日勝方面国境】


【狩勝方面国境】


【国境支尾根、狩振山】


【除雪終点から】