hir-taniの山と沢の日記

趣味の山と沢登りを中心に、ときどき雑談を・・・。

ウペペサンケ山(1848.6m)

2019年05月12日 | 大雪山系

5/12-13

9:00 糠平川林道657地点
10:25 登山口
13:30 1399

4:40 1399
7:05-7:10 糠平富士
8:00-9:00 ウペペサンケ山
10:00-10:15 糠平富士
11:45-12:55 1399
14:30-14:40 登山口
15:50 糠平川林道657地点

登山口へ続く林道の崩壊ですっかり遠くなってしまったウペペサンケ山に行ってきた。
アクセスとなる糠平川林道は大規模な崩壊が2か所ほどあり(あくまで林道は通行禁止となっています。)、復旧は見込めないと思われ、登山道自体も笹かぶりや倒木などが多くて荒れ放題の印象。このまま登山者が少ない状態が続けば廃道となってしまうと思う。
1日目、特に稜線に上がるまでは倒木に加えて、残雪で夏道が不明瞭だったこともあり、稜線に出るまで3時間もかかってしまい心折れ、ビールの誘惑にも負けて1399直下の平坦地で幕とした。
2日目は幕地から見えていた1610ポコへのアルバイトからだったが、雪が途切れたところで夏道の入口を見つけるのに難儀した。何とか夏道を見つけ、あとは稜線伝いに進みウペペサンケ山の東端である糠平富士へ。本峰はここから1.5km先だが記憶では一度大きく降下して登り返しがあるはずだった。落ち込みの手前まできて下を眺めると夏道はまだ雪に埋もれていて雪庇の上を行くしかなさそうだ。今回はピッケルは持たず、6本爪アイゼンだけの装備だったがストックのバスケットを外して短く持って慎重に突入した。幸い雪もぐずりだしていて心配は杞憂に終わり、1日目と合わせて7時間50分も掛かって15年ぶりのウペペサンケ山へたどり着いた。
山頂からの展望は言うことは何もない。残雪を抱く十勝、トムラウシ、ニペソツをはじめ、遠くには日高山脈まで望むことができ、1時間ほどゆっくりとして下山した。いい山ではあるが、3年前の台風の被害で林道歩きが加わりすっかり遠くなってしまって日帰りはなかなか難しい山となってしまったのが残念だ。


【糠平川林道は2か所大規模に崩壊している】


【登山口着】


【本当はもう少し上まで上げるつもりだったけど・・・】


【酒の誘惑に負けてしまった・・・】


【翌朝、急登のあと夏道不明瞭で迷う】


【何とか稜線に出て糠平富士を望む】


【糠平富士から本峰へは大きなギャップを抜ける】


【本峰にて】


【クリックで1920幅になります】


【トムラウシのアップ】


【ニペソツのアップ】


【十勝連峰のアップ】


【名残おしいですが帰ります】


【糠平富士、奥には糠平湖】


【いい山でした】

 


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