昔話対応表を作っています

ある人が昔話絵本を読むのを聞いて、「この話はどこかで見た(聞いた)ことがある」と思いました。
紙芝居でそれと似たものがあるのを探し当て、昔話と紙芝居の対応表があればいいと思いました。
10年以上前、このブログとは別に、「この昔話はこの絵本とこの紙芝居」というようなブログを書いていましたが、挫折した経緯があり、再度、絵本は無理ですが、昔話紙芝居を昔話タイトルと対応させてみようと作り始めています。

昔話インデックスから200位選び、それのIT番号と、あらすじが思い出せるようなキーワードを書き、紙芝居タイトルも書いていきます。
インデックスを一つ一つ見ていくと、「あの話はこれだったんだ」を言うような気づきがたくさんあり、やっていて面白いです。ただ、A4サイズの幅に入れるために小さい文字で打ち込むので、目が悪くなりそうです。

紙芝居を長くやってきて、関係する昔話もたくさん聞いてきたと思いますが、忘れているタイトルもあり。難航してもいます。こんなことができるのは、日本広しと言えども(時間があるという点も含めて)私くらいでしょうか。

そして、特筆すべきは、紙芝居の「骨太にまとめる」という特性は本当に昔話に合っているということです。
それから「語り手たちの会」の冊子で「再話の仕方」が説明されていたのですが、その中に「セリフを多く入れると臨場感が増す」というような記述がありました。これは紙芝居の作り方と似ていると思います。
昨秋、「大工とねこ」という民話紙芝居を元に語ったのですが、子どもたちののめり込みようがすごかったです。終わると「友情物語じゃん!」と叫ぶ男の子がいて。物語を無理なく楽しんだのだと思います。

確かに、こだわりをもって細かく語る「おはなし」も大事ですが、子どもや年老いた人にとっては「ああだからこうなったんだって」という大胆さは覚えやすく、聞いていて無理がなく、人に伝えやすいのです。
紙芝居をやっていて良かったと、改めて思いました。
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