紙芝居の複製と糊付け1

いくつか手元にある自作のものをカラーコピーして、板目紙に貼り付けて複製品を作ります。

コピーサイズ・・・A3の紙に指定します。周囲を切り落として美濃版サイズにします。駅南のジョイフル2に行くと一枚45円でコピーできると、これは会員のYSさんが教えてくれた。

のり・・・でんぷん糊を刷毛で塗りつけて貼ると、乾いたときに とんでもなく反ってしまいます。ですので、化学糊(アラビアのり、スティックのり)のほうがいい。周囲にぐるりと塗って、それに囲まれた中心部は、網目のようにムラに(というか、いいかげんすきまだらけに)塗った方がいい。そののりのない部分で、そりが緩和されて防げるみたいです。
なるべく、水(のりを含めて)にぬらさない方がいい、とSさん。Sさんの「のりづけの研究」に某公民館長も協力してくださったそうで、ありがたいことです。
 アラビア糊の安い商品とスティック糊の商品名を掲げて、「コピー用紙などが変色する可能性がある」とコメリホームセンターの商品棚に張ってあったので、助かりました。

紙・・・・板目紙。これは事務キチで買っていたけど、今回ネット通販しました。

セリフが書かれた紙・・・アタマにみんな話が入っていて、自分の言葉で語れればいちばんいいのですが、なかなかそうもいかない。だから、セリフをB4サイズにぎっしり書いて、それを板目紙にはりつけて台本にする。このアイデアは会員のYSさんからいただいた。このアイデアがなければ、印刷紙芝居の裏に鉛筆で書き込みをしなくてはならないことになり、図書館での実演や、論文を書くこともみんな不可能だった。付箋に書いて貼る、というアイデアをだしてくれた会員さんもいた。多謝、多謝。

(画用紙に直接印刷する場合)
裏打ちの紙・・・これは普通のコピー用紙程度の厚さの紙。セリフを縦書きにしてB4で原紙をつくり、画用紙の裏に貼り付けて強度を上げます。その画面の一枚前(画面番号が若い)の裏に貼るのだと、しつこく言ったほうがいいかも。

20年1月16日追記・・・・・・・・・・・・・
★カラーコピーするときの注意
 周囲は舞台で隠れてみえなくなるので、B4サイズに縮小してコピーしたほうがいいとのこと。コンビニだと色の調整ができないので、コピー専門を商売にしているところを探してやってもらうと、かなり原画に近い色にしてもらえる。80円くらいが相場のようだ。

★のりづけの注意
 『絵芝居2007年12月号』に、「子どもの文化研究所」の技術者さんの糊付け方法が出ていた。
 のりは、ヤマト糊とアラビア糊を1:1に配合し、3倍の水を加えてのばすそうです。これをコピーの裏に刷毛で全面に塗り、厚紙とはりあわせる。グラシン紙を下に敷くといいようです。また、この紙を間に挟んで積み上げて、一週間ほど重しをして乾かす、そうです。「厚紙」というのはどんな種類の紙だろう。




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