大型紙芝居 『じごくのそうべえ』前後編を、クロスパルの文化祭でやります。会員さん2名が前後を分担するようです。10月25日(土)13:10~13:30で、4階の映像ホールです。
30日に練習をしてきました。私は当日やりませんが、ちょっと練習をやらせてもらいました。
舞台設定は、大型紙芝居舞台に、LEDライトを使ってやってみます。
『じごくのそうべえ』は、練習用に脚本だけを出版社がおまけにつけてくれているかと思ったけど、それがなく、しかも普通サイズの紙芝居がないので、裏面をデジカメでとって脚本だけ別の紙に起こしておこうと思っていました。けれど、文字面の写真が、うまく撮れませんでした。
実演方法は、諸橋さんの大型紙芝居のように、誰か読んで誰か抜くか、などと考えたのですが、やりはじめるとやはり普通の紙芝居をやるように、自分で語りながら抜くのが一番いいということで落ち着きました。皆さん、初めて試したのですが、すぐにコツを呑み込んだように見えました。とにかく割り切ってなりきってやる必要があるので、実演する人も、気持ちがせいせいするように思います。
図柄が大きく、とても迫力があります。その絵本も何度も集団向けにやったことがあるのですが、だいたいのセリフ回しはなじみのあるものでした。もともと絵本もセリフ中心で構成されているので、そう感じたのでしょう。
だいたい、前編10分、後編7分程度でした。大人向けの言葉遣いや、登場人物の性格の立ち上げ方など、やっていてとても集中力が必要です。その分、とてもやりがいのある作品でした。紙芝居はやっているのを見て初めて全体をつかむことができるものですから、興味のある方は、ぜひご覧ください。
舞台の運搬が大変そうですが、なかなか魅力的な紙芝居です。小さい子どもにとって意味不明であってもとりこになるような作品で、多世代向けのいろんなイベントに使えそう。11月には、カミシバイハウスでもやってみたいと思っています。