★マンションのいろいろな取り組み（1）

マンションのホームページを検索していたらユニークな事が書いてあるところがありました。
総戸数30戸で、自主管理を実践しているマンションのようです。
マンションの名前はシャルマンコーポ志村三丁目といいます。
ユニークな内容を紹介します。

●完全自主管理のための役員心得16条
第１条　マンションとは、「同居人のいる持ち家」と心得よ。
第２条　管理会社は「百害あって一利なし」、さっさと自主管理に移行すべし。ただし、能力と時間と努力を惜しむなら止めとけ。
第３条　無能な者ほど「忙しい、暇がない」と云うもの。そんな輩では自主管理役員はむり、はなから見切れ！。
第４条　むろん権原者は理事長、されど「意思決定の責任は理事会にあり」。すべてが役員全員の連帯責任と心得よ。
第５条　「契約と名がつくものはすべて見直せ」。再見積、合見積、値引き交渉など、自分の金と思って積極的かつ頭脳的に行え。
第６条　「共有部分は宝の山」、知恵を絞って収入源とすべし。
第７条　完全自主管理化とは、「一家の切り盛り」、「１社の経営」と何ら変わらない。自分の家、自分の会社と思えば誰でもできる。
第８条　「組合員は株主様、役員は経営執行役」、利益配当と役員報酬はキッチリ払え。
第９条　運営の良し悪しは役員それぞれの「器と能力の写し絵」、と思えば頑張れる。
第10条　「銭は外に出すな内に落とせ」。派遣管理員なんてもってのほか。外に頼むよりまずは同居人から募れ。
第11条　「会計報告は管理組合の命」、年１回形式だけの会計報告ではあとの祭り。財務諸表は月末〆３日以内に毎月公開すべし、通常総会は決算月から1ヶ月以内に開催すべし、やれば出来る。
第12条　形だけの監査役、監事は止めてしまえ。情報公開をすれば「住民監査が一番確か」。
第13条　屋上のてっぺんからピットの底まで、目を皿のようにしてよぉ～く見て廻れ。「素人の目を信じよ」。
第14条　他人様(公的機関、診断士、管理士等々)なんて当てにするな、「自分達の財産は自分達で心底考えろ」。
第15条　「何事もモタモタやるな！」、肝心なのは早い決断と素早い行動。やって駄目でも、能書き垂れるよりはマシ。
第16条　良いマンションとは分譲価格に非ず。居住者の「良識と協力」、役員の「知恵と行動」で決まる。
完全自主管理提唱人

戸数155戸の上小田井ステーションが必ずしもこのとおりにできるとは限りませんが、この中のには、私たちが見習いたいものもたくさんあります。
16条　良いマンションとは分譲価格に非ず。居住者の「良識と協力」、役員の「知恵と行動」で決まる。
14条　「自分達の財産は自分達で心底考えろ」。
特にこの二つは、実践していきたいですね。
皆さんはこの役員心得　どう感じましたか？