かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

今日は46回目の結婚記念日、しか~し

2018-04-16 08:34:28 | ブログ記事
何もしない。

本当は旅行に出る予定だったが、夫が行きたくないというので取りやめた。

私も夫と一緒には行きたくないから、やめて正解だったのだろう。

旅の計画は、たいがい私が立てる。

今年は、バス好きの私が乗りたいと思った、日本で一番長い路線バスに乗る計画を立ててあった。

このバスは大和八木から出て和歌山県新宮市まで行く路線だが、
終点の新宮市まではいかないで、
新宮市の手前の川湯温泉の旅館に泊まる計画であった。

川湯温泉も、前から私の行きたかったところなので、ちょうどよい機会だった。

夫は、前から熊野古道を歩きたいと言っていたから、
この旅館で泊まった翌日、一人で熊野古道を歩けばとも思ったのだった。

計画を立てた段階では夫も乗り気だったので、旅館の予約もしたのだった。

が、現在、冷戦中なので、一緒に行ってもお互いに楽しくないのでやめた。

夫とは大喧嘩してからずっと冷戦中だ。

最近の夫は、私が何か言うと、
どれだけ私の難聴のフォローをしてやっているかを言う。

それは私もわかっているし、感謝もしている。

しかし、だから、何もかも黙って我慢せよというのは違うだろう。

昨年の5月から、私は夫に不信感を抱くようになった。

なぜなら、昨年5月に夫の行動に疑問を抱いた私が追いかけたとき、
そのことをメールで知らせると、折り返し夫からの返事は、
「今日は一人になりたいから放っておいてくれ」だった。

このころは夫も私に行先を言ってから出かけていた。

が、だんだん行先を言わすに出かけるようになった。

それで、秋になって、
夕食の支度をしても帰ってこない夫に対する不信感がピークに達して、
普段は夫の机の上にあっても見たこともなかった夫の日録を初めて見た。

そうすると、その日は、とある女性と一緒に山の辺の道を歩くことが書かれてあった。

驚いた。

奈良の山の辺の道は、以前、私が夫を誘って一緒に歩いたところであった。

そのとき、体力のない私は、天理の旅館を予約して前泊して万全の体制で歩いた。

山の辺の道は、私は、その前にも一人で歩いたことがあった。

が、途中で、変なおっさんが付きまとってきたのと、歩けなくなったのとで、
巻向駅だったかな、から帰った前歴がある。

この第一回目のときは、まだ大阪で暮らしていたころで、私も50歳くらいだった。
夫を誘っても乗ってこなかったので、一人で行ったのだった。

そのときの経験から夫と一緒に行ってほしかったし、途中でギブアップしないように
前泊もしたのだった。

夫と一緒に歩いた一昨年には、夫もこの山の辺の道を気に入って、
また一緒に歩こうということになっていた。

それなのに、夫は、その場所に、
私でない、シニアカレッジで知り合った女性と歩いてくるなんて。

私は少なからずショックを受けた。

しかも、その女性とは、そのあとも二人で映画を見て、焼肉を食べて帰っている。

すべてが、この夫の日誌で判明した。

この女性と山の辺の道を歩いてきた日は、
急にお昼前に出て行ったので、私が昼食用に作ったグラタンがふいになった。

この日の帰宅も遅かったが、
映画を見に行った日の帰宅は、夜の12時近くだったと思う。

私は、夫の日誌を読んで事情を知ったから、怒り心頭に発して、
玄関のドアの鍵をかけたのみならず、ドアチェーンもかけて夫を家に入れなかった。

ここらあたりから、夫との関係がぎくしゃくし始めた。

それまでは、私は、夫の自慢の家内?であったはずだ。

なのに、シニアカレッジに通い始めて、未亡人に誘われて、
また、高校時代の友人に歌唱を習うようになって、夫の様子が変わった。

私が夫に文句を言うと、夫は逆に私の欠点をあげ連ねた。

あげくの果てには、私の難聴を、どれだけカバーをしてやっているかと
恩着せがましく言うようになった。

以前は、自分から進んで私の難聴のフォローをしてくれていた。

夫の、この変貌は何によるものだろう?

私が老化して、女性としての魅力がなくなった?

それはお互い様でしょう?

他の女性とお付き合いするようになって、私の欠点が浮き彫りにされた?

が、その女性達も、赤の他人の夫の前だけで、いい顔を見せている、
ということもわからないのかしら。

お互い、しがらみがありませんからね。

彼女達はデート(ではないと夫は言うが)の時には精一杯おめかししてくるでしょう。

上手にお化粧すれば、今日日、七十歳を過ぎた老婆でも、そこそこ綺麗に見えますから
女性に対する免疫のできていない夫には魅力的に映るのでしょう。

そんなこともわからない男が私の夫なのです。

ああ、それにしても、こんな結婚記念日は初めて。

最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
金婚式 (ハイジ)
2018-04-16 11:19:57
長い人生には晴れの日もあれば雨の日もあります。
金婚式には仲良くお祝いできるといいですね。
夫婦もお互い年とると疲れやすく短気になります。
長寿社会となりました。
びこさん夫婦も70代ですね。

NHK短歌真中先生明日午後3時から再放送ですね。
素敵な先生なので楽しみです。
日曜日朝6時からの放送は夢の中です。
テレビのスポーツ観戦は外国での試合のライブ観戦の多い我が家。
時差の関係で遅寝遅起きが最近増えてる我が家です。
逆に午前3時半起きとか。

ハイジの難聴でも不便で困ります。
大きな音のライブは聞こえます。
びこさんの難聴の困難さ想像できます。
障害は健康だと理解しても不便さはわかりませんね。

季節は春。
花々も咲き行楽シーズン。
自由時間を大切に過ごしましょう。
蒲生野にいつか是非ご一緒しましょう。
近江八幡駅に車で迎えにいきますよ。
蒲生野と天使さんツアー如何でしょうか。



返信する
初めまして (今回は名無しでお願いします)
2018-04-16 11:56:03
読者登録は しておりませんが いつも楽しみに読ませて頂いております。
私のつまらない話しなのですが 我が夫も 同じ様な事があり 多分現在も継続中です。
びこ様は 旦那様を 愛しておられるのですね。
私は 私の事を優先するなら もう良いやという気持ちになりました
最初 わかった時は こちらも 責めましたので あちらは攻撃的になり 暴言の毎日。
鬱になり 実家に戻り 暫くし 帰って来る様に連絡が来ました。
離婚すれば 相手の女性の思う壺 考えて戻りました。
結局 相手は 何を言っても 遊び相手です。
短期を起こされませんよう 様子を見ては 如何でしょうか。
返信する
ハイジさんへ (びこ)
2018-04-16 12:39:50
いつも温かいコメントをありがとうございます。

お陰で助かっています。

ブログを引っ越してからは読まれないので、少し静まっています。

が、旅行を取りやめたのは残念なので、私一人で東北の桜を見に行こうかと計画しています。

真中さんは、尊敬できる人です。ぜひ応援してあげてください。

私は、日曜の番組を録画しています。そうすれば、いつでも好きな時間に見られますから。

蒲生野、これからよい季節ですね。そんな環境に住まわれているハイジさんを羨ましく思います。

また落ち着いたらお邪魔させていただくかも。

白象さんのことも教えてくださり、ありがとうございました。どんな方でしょうね。私はお葬式で傍に座ったはずですが、その時は、皆さん、京大関係の方々かなと思っていました。
返信する
匿名様へ (びこ)
2018-04-16 12:51:40
ようこそコメントくださいました。

そうですか。

よくあることなのでしょうね。

私は、今回はじめてのことでしたので、大騒ぎをしていましましたが・・・。

私も別居を考えましたが、やはり匿名様と同じように、そうすれば敵の思うツボだと気づいて、バカバカしくなりました。

が、夫は、その人にも、このブログの前のブログを教えてあったらしくて、私の剣幕に恐れをなして(笑)、離れていったみたいです。

夫は、私が何でも書くからだと言うのですが、それは理屈があわないと思います。

それ以来、夫とはぎくしゃくしていますが、これからは、私は、自分の楽しみだけを求めていきたいと思います。

匿名さんも、どうぞあまりお気を病まれませんように。

私も、もともと鬱になりやすい質なので、今回も鬱になりかけました。

私の場合、こうしてブログに吐き出すことで、少し癒されているかもしれません。

匿名様も、この私のブログのコメント欄で吐き出すことができるようでしたら、またいつでもいらしてくださいませ。
返信する
かみなりさんは若い! (ふかさん)
2018-04-16 15:53:30
かみなりさん
皆さんと同じ'びこさん'と呼ぶ方が宜しいのでしょうか? 改めて「気持ちがお若い」ことを感じいっています。我が家は結婚した際、「以前の女生との付き合いは一切聞きたくない」と言われ'そんなもんか'と鈍感な私は思っていました。この齢になって、他の方々の話を聞き、浮気をしている本人からの話も伺い、「皆さん元気!お若い!」と思うばかりです。よくお金が続くナとか何が楽しいんだろうとか。やはり元気ということなんですネ。私には真似はできません。
返信する
Unknown (西北)
2018-04-16 17:37:48
旅行行かなかったのですね。
独りで行くのもよし、娘さんと
行くのもいいですね。
東北に行きますか、いいとこなので
しょうね。
私も、飛行機に乗ってどこかに
行きたいな。
旦那さんとは、喧嘩はしてないみたい
ですね。

あの、夢千代日記って御存知ですか?
吉永小百合さんの芸者の話です。
私は、はまりました。
返信する
ありがとうございます (今回は名無しでお願いします)
2018-04-16 17:39:08
びこ様の行動力 羨ましい限りです。
弱い私は 適当なところで 折り合いをつけてしまいました。
今は鬱もお医者様より 寛解という事で 薬も飲まず 普通の生活を送っておりますが 心は夫にありません。
勝手ですが 病気の時等は 頼らざるを得ませんが(笑)
今度は 本当のHNで 遊びに来させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。 ありがとうございました。
返信する
ふかさんへ (びこ)
2018-04-16 17:40:23
かみなりでも、びこでも、どちらでも、お好きな呼び方をしてくださいませ。^^

私は若くありません。すぐ疲れますし。

夫は確かに年齢より若いと思います。

が、精神年齢も若い(幼い?)ので、今頃になって女性と楽しむことに目覚めたようです。

ふかさんだけじゃなく、普通70歳くらいになると、控えると思うんですけどね。

あ、でも、夫も、変な関係ではないのです。

ただ楽しんでいるだけみたいですけれども、私は当然、おもしろくないわけです。

私は家でやりくりに苦労しているのに、よその女性におごったりしているのを知ると・・・。
返信する
西北さんへ (びこ)
2018-04-16 17:47:16
旅行は行きたいところだったのですが、今は夫と行きたくありませんからキャンセルしました。

私、前から東北の桜に憧れているのです。

もし行くとしても、高速バスを乗り継いでいきます。私は自分の稼ぎがないから、できるだけお金をかけないで行くことを工夫しています。

夢千代日記、ときどき見ました。吉永小百合さんが好きだから。

でも、あの頃は、まだ子育てが終わっていなくて、ゆっくりテレビ観ていられなかったです。
返信する
匿名さんへ (びこ)
2018-04-16 17:52:48
私も強くないです。

記事にも書いたように、メーリングリストでいじめられただけで鬱病になったくらいですから。

だから、鬱病にならないように、行動を起こすことにしたのです。鬱になりそうだなと思ったら、即、旅に出るとか。

西北さんのコメント返しにも書きましたが、なるべくお金をかけない工夫をして・・・。

私は、バスが大好きだから、バスで旅を計画することが多いです。

難聴の私が乗り間違いをする可能性もバスだと少なさそうですから。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。