かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

『去り行く男』

2018-10-18 05:57:20 | ブログ記事

今週は、月曜日にツアーに参加して、火曜日は、その疲れで、家でぼんやりしていた。

お昼ご飯を食べたあと、何気なくテレビをつけると、BSで映画をやっていた。

始まったばかりのようだったが、

なにか惹かれるものがあって、録画した。

それがタイトルにした映画『去り行く男』であった。

私は、古い洋画の名画といわれるものは、たいがい観ているつもりだったが、

この映画はお初であった。

だいたい私は西部劇は好きでない。

ストーリーに細やかさが欠けると思うから。

が、この映画は、不思議と引き込まれた。

主演の男優が魅力的だったからかもしれない。

女優は、若手と年増が出ているような感じだった。

年増といっても、現在の私の年齢からすれば、ぜんぜん若いのだけれども。

ストーリーとしては、けっこうステレオタイプかもしれなかったが、

だからこそ年配の私も、感情移入できたのかもしれない。

最近の若い俳優が演じる映画、ドラマは、イマイチ感情移入ができないきらいがあるが、

この映画は昭和55年の制作で、私の親の世代が見たくらいの古い映画だから、

出演者が若くても、私は、そのころ子供だったと思うせいか、けっこうハマってしまった。

録画してあったから、その画面を撮影してアップする。

↓こちらが、私が恰好いいと思った男優、グレン・フォード。


あまり見たことない俳優さんだったから、ネットで検索してみたが、
ネットにも1916年生まれというくらいしか出ていなくて、詳しいことはわからなかった。

私が恰好いいと感じたのは、役柄もあったと思うが、
何か知的なものが感じられたせいだと思う。

相手役の女優さんは二人いたが、その年増?のほうの女優さん、ヴァレリイ・フレンチ。

悪女を演じていたが、セクシーで、なかなかよかったと思った。



最後は、この主役の男性の恋敵に殴り殺されてしまうが、だからよかったというと語弊があるか。


もちろん女性は、清純派がいいけれど、

しかし、悪女のほうがバラエティに富んでいて、見ていて飽きない。


この映画にハマった私は、翌日の昨日、17日のBS映画『ララミーから来た男』も録画しておいた。

が、こちらの映画は、わたくし的には、あまり魅力を感じなかった。


こちらも、題名は聞いたことがあったが、観るのは初めてだったが、
私は、この映画の主役の男優、ジェームズ・スチュアートが、あまりタイプでないからかもしれない。

彼の出演した『裏窓』などは楽しく観させてもらったが、彼に魅力を感じてということではなかった。

嫌いというわけでは決してないが、強いて言えば、セクシーさが足りないということかもしれない。

かといって、知性が感じられなくて、セクシーさだけが感じられるという男も好きではないが・・・。

と、まあ、自分のことは棚に上げて、好き勝手を言わせてもらう。

今日は、また『馬上の男』という映画があるらしいから、録画予約してあるが、

どんな映画だろう?

よかったと思ったら、また感想を書くかもしれません。

乞う、ご期待?(笑)

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
西部劇 (やっほ)
2018-10-18 08:51:25
西部劇は1950~1960年代が盛んでしたね。
テレビが流行りだした頃は西部劇ばかりだった気がします。
グレン・フォード「夕陽の対決」など観た覚えがあります。
1対1で「早打ち対決」が魅力でした。

私はクリント・イーストウッドが大ファンでした。
マカロニ・ウェスタン(イタリア版西部劇)「荒野の用心棒」や「許されざる者」内容はうる覚えでしかないですが、
懐かしい記憶を呼び起こさせて頂きました。
ありがとうございました。
やっほさんへ (びこ)
2018-10-18 14:38:29
あ、私もクリント・イーストウッド好きですよ。

が、私の場合は、『マディソン郡の橋』からです。

あれは完全なメロドラマでしたからね。^^

西部劇の彼は、あんまり・・・。(笑)

でも、昔の映画は総じて味わいがありますね。

女性も、めいっぱいおしゃれしていて、女らしいし・・・。

やはり、男は男らしくて、女は女らしくなくっちゃあ?(爆笑)
マカロニウエスタン (lemonwater2017)
2018-10-19 12:01:44
 私が子供の頃は、マカロニウエスタンに夢中だったです。特にジュリアーノ•ジェンマ。ホントカッコよくてハンサムだった。今のハリウッドに見せたい程だ。彼以上のイケメンはこれからもお目にかかる事もないか。

 ビコさん言うように、男は男らしく、女は女らしかった。暑い舞台の中での目一杯の厚化粧も、それはそれでとても魅力的に映った。
転象さんへ (びこ)
2018-10-19 12:57:59
いま、今日の記事を書き上げたところです。

それにも書きましたが、西部劇に出てくる男女は、男は男らしく、女は女らしいですね。

だから、ハンサムな人は、よりハンサムに、美人は、より美人に見えたのではないでしょうか?

現代は、男女の差が消えて、ハンサムな男性も減ったし、本当の美人もいなくなったような気がしています。

美人って、顔の造作のみではないですよね。

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