今週は、月曜日にツアーに参加して、火曜日は、その疲れで、家でぼんやりしていた。
お昼ご飯を食べたあと、何気なくテレビをつけると、BSで映画をやっていた。
始まったばかりのようだったが、
なにか惹かれるものがあって、録画した。
それがタイトルにした映画『去り行く男』であった。
私は、古い洋画の名画といわれるものは、たいがい観ているつもりだったが、
この映画はお初であった。
だいたい私は西部劇は好きでない。
ストーリーに細やかさが欠けると思うから。
が、この映画は、不思議と引き込まれた。
主演の男優が魅力的だったからかもしれない。
女優は、若手と年増が出ているような感じだった。
年増といっても、現在の私の年齢からすれば、ぜんぜん若いのだけれども。
ストーリーとしては、けっこうステレオタイプかもしれなかったが、
だからこそ年配の私も、感情移入できたのかもしれない。
最近の若い俳優が演じる映画、ドラマは、イマイチ感情移入ができないきらいがあるが、
この映画は昭和55年の制作で、私の親の世代が見たくらいの古い映画だから、
出演者が若くても、私は、そのころ子供だったと思うせいか、けっこうハマってしまった。
録画してあったから、その画面を撮影してアップする。
↓こちらが、私が恰好いいと思った男優、グレン・フォード。
あまり見たことない俳優さんだったから、ネットで検索してみたが、
ネットにも1916年生まれというくらいしか出ていなくて、詳しいことはわからなかった。
私が恰好いいと感じたのは、役柄もあったと思うが、
何か知的なものが感じられたせいだと思う。
相手役の女優さんは二人いたが、その年増?のほうの女優さん、ヴァレリイ・フレンチ。
悪女を演じていたが、セクシーで、なかなかよかったと思った。
最後は、この主役の男性の恋敵に殴り殺されてしまうが、だからよかったというと語弊があるか。
もちろん女性は、清純派がいいけれど、
しかし、悪女のほうがバラエティに富んでいて、見ていて飽きない。
この映画にハマった私は、翌日の昨日、17日のBS映画『ララミーから来た男』も録画しておいた。
が、こちらの映画は、わたくし的には、あまり魅力を感じなかった。
こちらも、題名は聞いたことがあったが、観るのは初めてだったが、
私は、この映画の主役の男優、ジェームズ・スチュアートが、あまりタイプでないからかもしれない。
彼の出演した『裏窓』などは楽しく観させてもらったが、彼に魅力を感じてということではなかった。
嫌いというわけでは決してないが、強いて言えば、セクシーさが足りないということかもしれない。
かといって、知性が感じられなくて、セクシーさだけが感じられるという男も好きではないが・・・。
と、まあ、自分のことは棚に上げて、好き勝手を言わせてもらう。
今日は、また『馬上の男』という映画があるらしいから、録画予約してあるが、
どんな映画だろう?
よかったと思ったら、また感想を書くかもしれません。
乞う、ご期待?(笑)
テレビが流行りだした頃は西部劇ばかりだった気がします。
グレン・フォード「夕陽の対決」など観た覚えがあります。
1対1で「早打ち対決」が魅力でした。
私はクリント・イーストウッドが大ファンでした。
マカロニ・ウェスタン(イタリア版西部劇)「荒野の用心棒」や「許されざる者」内容はうる覚えでしかないですが、
懐かしい記憶を呼び起こさせて頂きました。
ありがとうございました。
が、私の場合は、『マディソン郡の橋』からです。
あれは完全なメロドラマでしたからね。^^
西部劇の彼は、あんまり・・・。(笑)
でも、昔の映画は総じて味わいがありますね。
女性も、めいっぱいおしゃれしていて、女らしいし・・・。
やはり、男は男らしくて、女は女らしくなくっちゃあ?(爆笑)
ビコさん言うように、男は男らしく、女は女らしかった。暑い舞台の中での目一杯の厚化粧も、それはそれでとても魅力的に映った。
それにも書きましたが、西部劇に出てくる男女は、男は男らしく、女は女らしいですね。
だから、ハンサムな人は、よりハンサムに、美人は、より美人に見えたのではないでしょうか?
現代は、男女の差が消えて、ハンサムな男性も減ったし、本当の美人もいなくなったような気がしています。
美人って、顔の造作のみではないですよね。