かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

短歌は韻律が大事

2019-03-09 07:13:53 | ブログ記事
もちろん、その歌の内容が一番大事ではあるのですが、
しかし韻律もそれに負けないくらい大事です。

それで歌を作る人間は、いつも韻律のよさそうな言葉に目を光らせることになります。

昨日読ませていただいたブロ友さんの記事に

「放蕩」と「咆哮」という言葉が並記されていたから、

「これ韻律がいいから歌に使わせてもらいたいけれど、内容的に私の年代には使えない」と

コメントを残してくると、


先ほど、読ませていただいたコメント返しに

「老化を謳歌」を提案してくださった。

そうね。今の私の年齢にはぴったりの言葉かもしれないけれど、

問題は、こういう言葉を使った歌を読んでくださる物好きな人がいるかどうかってことですね。(苦笑)

その方は、英語にも韻律のいい言葉があると言って、

”The Lady on the Lake”(湖中の女)

というのを教えてくださった。

そうですね。英語で短歌を作るのもいいかもですね。

俳句では既にそういうことが試みられていると聞いたことがありますから。

教えていただいた英語のフレーズを入れ込んだ短歌を作ってみます。

★金の斧ぎんの斧など持つ女神”The Lady on the Lake”あらはる

全文英語で短歌を作るとすれば、

★I love ”The Lady on the Lake”who is beautiful than others

「私は他の女性たちよりも美しい”その湖上のその淑女”を愛す」

とかになりますか。

ありふれたつまらぬ短歌になりますか?

いっそ全文日本語で作ってみたほうが?

★湖の中から淑女あらはれて金の斧など差し出だすかな

これもしょうもないというより、せっかくの韻律が消えてしまう。

結局、試みる私の歌作りが下手ということなのですね。

ちなみに、 ”The Lady on the Lake”は、湖中の女というより、湖上の女ですか?

*

★放蕩や咆哮無縁で生きてこし女これから老化を謳歌

★老化することをぞ謳歌することがわれの今後の課題か歌の

★老化とは悲しきものと思ふ吾(あ)に難しきかな謳歌をするは

ミモザの花と桃の花をいただく

2019-03-09 05:27:34 | ブログ記事
お花を続けていただいた。

これは昨日、夫が幼稚園時代の友人の家でいただいてきたミモザの花。(と思う)

食堂のテレビの横に飾ったが、
この数日の寒さで暖房をするから、すぐに枯れると思い、写しておいた。

夫のこの幼稚園時代の友人は美大を出ていて、デザイン関係の仕事をしておられるらしく
かなりの収入があると。

それで世界中あちこち行かれているから、その話が面白いと、私に聞かせてくれる。

英語が堪能とお聞きするが、こうしてしょっちゅう海外旅行することで培われたのだろう。

一方、

こちらは、3月3日にひよっこり訪ねてこられた私の卒業した中高校の先輩からいただいた桃の花。(と思う)

お客様が来なければ暖房しない仏間に飾った。

都会では、生のお花は高くて、なかなか買わないから、こうしていただくと嬉しい。

中高校の先輩は、同じ阪神間にお住まいだが、
ふとしたことで、夫の従姉と同級生だったということがわかって、
それ以来、ときどき訪ねてきてくださる。

来られるときは、いつも何かお花を持ってきてくださる。

それだけでも嬉しいのに、来られると同窓生の誰彼のお話をして帰られる。

3月3日に来られたときは、後輩で宝塚歌劇で活躍をしている人の話をしてくださった。

それなら私も今度宝塚歌劇を観に行ってみようか。

宝塚歌劇は、我が家からは比較的近くなのに、たった一度しか行ったことがない。

しがない家庭の主婦である私に宝塚歌劇観劇などは贅沢に思えて・・・。

私は、お返しに、この先輩に夫の従姉の消息を教えてあげたりした。

お土産には実家の義姉が送ってきてくれた土佐文旦を分けて差し上げた。


*

★中高の先輩ときどき訪ねきて同窓生の話を聞かす

★尋ねくるときに必ず生の花みやげにくるる中高先輩

★十歳も年上である先輩はとても元気で元気いただく

★わたくしの夫の従姉の話など昔のことを聞かせてくれる

★賢くて美人で優しい人なりと義従姉ほめてくるれば嬉し

★幼稚園時代の友といふ人にいただいてきしミモザを飾る

★世界中旅せし人の旅話とても愉快と夫は話す

★裕福な人は愉快に暮らせるや羨みながら聞かせてもらふ

*

夫の友人からローズマリーの花もいただいたことを忘れていたから追加です。


★生垣にしてゐるローズマリーとふお花くれたり夫の友が

洗面所に飾ったから、洗面所の鏡に私のかっぽう着が写ってしまいました。