実は封切その1.『メッセージ』を観たのが5月28日(日)で、それからなんだか映画にハマってしまっていろいろ観たわけですが、今回は7月8日(土)に観た『メアリと魔女の花』です。
実はこの日が封切りの作品だったのですが、シアター内はガラガラでした。
で、感想なのですが、どこかで見たようなシーンばかりで、うーんと思わされたもののそれなりに良かったです。ジブリの魔法が使えていたので。
今の時代、可愛いキャラクターを出して可愛いことさせる方が受けが良いのに、不細工なヒロインをジタバタさせて、観進めるうちになんだかそのキャラクターがメチャクチャ可愛く見えてくるというのがジブリの魔法。
だから十分及第点はある(ジブリ作品は期待され過ぎるきらいがありますよね)と思っていました。エンドロールを見るまでは...。
エンドロールを見ていると、
感謝
高畑勲 宮崎駿 鈴木敏夫
と、こういうのが上がってきまして、なんか醒めましたわ~
いや、結局この映画って学生の出すレポートみたいなもんだったのかな?この作品の監督って確か、借りぐらしのアリエッティと思い出のマーニーをコカした人だったような...。
あんたが気にするべきは
(1) 自分の作りたいものをつきつめること
(2) 観客を楽しませること
なんじゃあないのかな。まあよう知らんけど(関西人の決め打ち)。
というわけで、私の満足度です。
★★★☆☆(星みっつ)
テレビで放送される際やネットフリックスなど映像ストリーミング配信会社と契約されている方がこの作品を見るかどうか、映画館に足を向けられるかの参考にしただければ幸いです。