今回は6月17日(土)大阪ステーションシティシネマで観た『おとなの恋の測り方』です。この日から封切りされました。
正直、大阪ステーションシティシネマって大きいのは良いのですがものすごく混んでいて、人も多くて、上演までの待ち時間で疲れてしまいました。
そういうのもあって、タイトルの邦訳に文句を付けたい気持ちになっていました。
恋を測る...とはいったい何だ?
測というのはつまり測定の意でたとえば長さを測るのに物差しみたいな基準がいるのと同様、恋を測るなんらかの基準が必要になってくると思われるのですが、
恋の基準って何だ?そんなの人それぞれでしかも一定では無いんじゃないの?
これは翻訳家がダメダメそうだ...。そう思いつつ、期待せずに視聴してみたところ、正直良かったです。「測」の意味も見ればすぐに、恋を測定するという意味ではないことが分かりました。
私も背が低いのでドキッとしたのですが、世の中では、低身長を障碍のように捉えることがあるのですね。
ヒロインは家族や友達に恋人を紹介するのを躊躇し、秘書(ヒロインは弁護士です)に、
「小さいのはあなたの方。心の器がね」
と諭され、ヒロインの母は娘の恋人を見て驚き、母の恋人に、
「障害は君の心にある」
と諭されるのです。いろいろな意味で示唆にとんだお話でした。
人生が変わる体験リブートといったラストシーンも良かった。
あとヒロインも恋人役もiPhone使ってまして、それがiPhone6かiPhone6sなのか気になりました。
というわけで、私の満足度です。
★★★★☆(星よっつ)
テレビで放送される際やネットフリックスなど映像ストリーミング配信会社と契約されている方がこの作品を見るかどうか、映画館に足を向けられるかの参考にしただければ幸いです。