カメノ日記

僕カメノ(通称カメ)の遊び、学び、それから日々のでき事をつづる日記です。カメには前進あるのみ。カメも歩けば奇石にあたる。

ワニガメ騒動

2006年06月12日 | ニュース

発見されたワニガメ: いかにもどう猛そう
                    (2006.6.11)


  昨日、上野の「不忍池」でワニガメ
  が見つかった。米国原産のワニガメ
  (体長約50センチ)が岸辺近くの
  植え込みに産卵しているのを、通行
人が見つけ、近くの交番に通報。警視庁上野署員が捕獲した。

発見場所の近くでは、直径約2センチの卵計15個も見つかった。専門
家によれば、国内でワニガメが野生の状態で産卵するのは珍しいという。

ワニガメはカミツキガメの一種で、先が鋭くとがったくちばしのような口
が特徴。大きい個体だと体長1メートルに達する。歯はないが、あごの力
が強く、かみつかれると大けがにつながるため、動物愛護法で「危険動
物」に指定され、飼育には自治体の許可が必要。

今や、ペットとして国内に持ち込まれるほ乳類、は虫類、魚類、両生類、
昆虫類などは莫大な数になる。そして、安易に棄てられている。

その結果、以前から問題になっている外来魚(ブラックバスやブルーギル
など)による日本の固有魚の捕食や、外来昆虫(カブトムシ、クワガタ)
による在来昆虫の交雑問題、などを起こしている。

そしてまた、今回のカミツキガメやワニ、ニシキヘビなどの危険動物の投
棄問題もある(管理がずさんで逃げだしたものもあるが)。これらは、
もともとペットとして飼われていたものがほとんど。カミツキガメやワニ
などは、十分な知識もなく飼い始め、大きくなり過ぎてもてあますよ
うだ。

僕の個人的意見ですが、現状は、これらペットの輸入や飼育がルーズす
ぎると思う。もう少し国内への持ち込みをきびしくし、大幅に抑制すべ
きでは。

特に、飼育については、ほ乳類、は虫類、両生類、魚類を飼う場合、ワ
ニガメのように許可制にする。そして、さらに、ほ乳類、は虫類につい
ては1年に1度更新を義務づけ、死亡した場合は死亡届を出すようにす
るのは、どうだろう。実効あるものにするには、罰則規定も必要。
それくらいにすれば、安易な飼育は確実に減る。ペットの飼育数が減れ
ば、当然業者の輸入も減る。

この問題は、普段、直接自分が目にする機会が少なく、またあまり利害に
関係がないから、無関心の人も多いと思う。でも、必ず将来に禍根を残す
ような気がする。すでに、遅いのかもしれないが。(画像は、サンケイ
ウェブより)
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