ちょっと戻って、モノローグの場面では第25回メーデーに続いて、本通り商店街が登場します。(現在は写真の様になっています。)
劇中では現在の本通りと鯉城通り(通称電車通り)の交差点から西に平和記念公園に向かって移動カメラで撮影さています。
「広島本通商店街の歩み」という本によれば(便利だねえ・・・)、昭和32年ごろのそのあたりには南側(画面でいうと左側)に積善館書店やふかい食料品店、高砂屋(数年前閉店した。)、三和銀行広島支店、味の素広島事務所などが軒を連ねていました。最後にちらっと見える木定楽器店は現在もあります。
一方、反対側の北側(画面でいうと右側)にはハッピーパチンコや福助商事中国支店、日産海上火災保険広島支店などが並んでいました。
興味深いのは劇中の商店街にアーケード(当時はオーニングと言ったらしい。)がかかっている点。このアーケード、昭和29年5月に完成したのですが、昭和30年2月に大雪で倒壊し、昭和37年に再建されたのです。
アーケードは電車通りで途切れているため、もしかすると劇中のアーケードは大雪にも耐えたのかも知れません。逆に大雪で倒壊していたとしたら、このシーンは昭和29年5月~翌年2月の間に撮影されたことになりますね。
(後日、再度調べたら、やっぱりここも倒壊していたようです。ちなみに積雪は16センチを記録したとか。)
劇中では現在の本通りと鯉城通り(通称電車通り)の交差点から西に平和記念公園に向かって移動カメラで撮影さています。
「広島本通商店街の歩み」という本によれば(便利だねえ・・・)、昭和32年ごろのそのあたりには南側(画面でいうと左側)に積善館書店やふかい食料品店、高砂屋(数年前閉店した。)、三和銀行広島支店、味の素広島事務所などが軒を連ねていました。最後にちらっと見える木定楽器店は現在もあります。
一方、反対側の北側(画面でいうと右側)にはハッピーパチンコや福助商事中国支店、日産海上火災保険広島支店などが並んでいました。
興味深いのは劇中の商店街にアーケード(当時はオーニングと言ったらしい。)がかかっている点。このアーケード、昭和29年5月に完成したのですが、昭和30年2月に大雪で倒壊し、昭和37年に再建されたのです。
アーケードは電車通りで途切れているため、もしかすると劇中のアーケードは大雪にも耐えたのかも知れません。逆に大雪で倒壊していたとしたら、このシーンは昭和29年5月~翌年2月の間に撮影されたことになりますね。
(後日、再度調べたら、やっぱりここも倒壊していたようです。ちなみに積雪は16センチを記録したとか。)
え~。毎回楽しく拝見させて頂いております。ロケ地巡り、なかなか良い所を取り上げてくれましたね。わくわくしながら読んでますよ。次回の希望ロケ地巡りは『フランケンシュタイン対地底…』(うそ)
「24時間のジョーズ」の切り返しを考えていたら、レスが遅くなりました。(しかも思いつかない。)
ロケ地巡りも面白いのですが、劇中のものはほとんど何も残っていないのが難なんですよ。(苦笑)
次回のロケ地巡りは『実際に見て歩こう「仁義・・・」(うそ)