日曜の夜、仕事を終えて帰ると花火の音がする。
薄っすら明るくなる空、微かな振動、近くで上がっているようだが何処だろう?
そんなに大規模な花火大会ではないだろう。この当たりで有名な場所は日程が違う。
今年はまだ花火観てないな…
イベント復活で多くの花火大会があったようだが、仕事終わりの車窓でさえも観ることが無かった。
急いで二階に上り窓を開ける。
日中の熱気が籠もった家、ムンムンした蒸し暑さ、開いた窓から風が入る。
昔は自宅からも何箇所かの花火が見えたが今では近隣に家が建ち並び高く上がったのが僅かに観えるだけだ。
時計を見ると20時丁度、高い位置での連打に見惚れる。
慌ててスマホのカメラを構えた時はもうラストだったようでギリギリ撮影できた1枚。
これが最後かぁ…
週末は観れないし。
翌日、調べると8月20日は『8ハ2二0ワ』の日、埴輪の日。
はにわの里で埴輪祭りが開催されていたそうです。
花火観られて嬉しかった。
ありがとう。
夏の終わりの花火は物哀しい。
華やかだけど散っていく様は子供の頃の夏休みが終わってしまう寂しさを思い出させるのだろうか。
確実に秋は来ている。
夏の終わり、必ず聴きたくなる曲。
フジファブリックの『若者のすべて』
2004年デビュー、中心的な存在であった志村さんが亡くなられたのが2009年。
若くして散った青年の作品は今も心を震わす。
(画像、ホームページよりお借りしています)
夏の夕暮れに切なくなるメロディー。
名曲です、多くの人に聴いて欲しいです。
『フジファブリック/若者のすべて』