監督は「Ｍｒ．インクレディブル 」のブラッド・バード。
スタッフは作品のためにフランスへ飛び、レストランの料理を食べまくり、厨房を見学し、フランス料理の講習も受けたという徹底ぶり
レミーやネズミたちの毛並み、フランスの夜景、嵐の水の描写、コレットのなびく髪など、
３Ｇ技術は期待を裏切りません
字幕・吹替版の料理翻訳監修を行った石鍋裕さんは、衛生局：衛生検査官ルサール役で声優参加もしているようです。
恒例の本編上映前のピクサーの 短編作品 も楽しみで。
今回は「リフテッド」、ＵＦＯでアブダクションを試みるというストーリーで。
これがまた。。。プププ
・ＯＳＴ 「レミーのおいしいレストラン
」・おもちゃ 「レミーのおいしいレストラン
」・
「レミーのおいしいレストラン」＜原題＞ 「RATATOUILLE」 ←ゃゃネタばれな
＜公開時コピー＞ 「料理が苦手な見習いシェフ リングイニと、
パリ一番のシェフになりたいネズミのレミー──
その出会いは“おいしい”奇跡の始まり。。。 」
＜あらすじ＞ 天才的な料理の才能を持ち、いつか一流レストランのシェフになるという叶わぬ夢を持つドブネズミのレミー。
ある日、彼は嵐で家族とはぐれてしまい、パリのとある一軒のレストランに辿り着く。
なんとそこは、レミーが尊敬する今は亡き名シェフ、グストーの店だった。
一方その厨房内では、見習いシェフのリングイニがスープを台無しにする失態を演じてしまう。
すると、レミーはこっそりとそのスープを作り直し、最高の味に仕上げるのだった。
それを目撃していたリングイニは、自分に料理の才能がないことからレミーの力を借りることを提案。
こうして彼らは秘かにコンビを組み、パリ一番のシェフを目指すことになるのだが。。。
岸尾だいすけ ・・レミー（英語吹替：パットン・オズワルト）
佐藤隆太 ・・・・・リングイニ（ルー・ロマーノ）
浦山迅 ・・・・・・・スキナー（イアン・ホルム）
甲斐田裕子 ・・・コレット（ジャニーン・ガロファロー）
有川博 ・・・・・・・グストー（ブラッド・ギャレット）
家弓家正 ・・・・イーゴ（ピーター・オトゥール）
茶風林 ・・・・・・エミール（ピーター・ソーン）
麦人 ・・・・・・・・ジャンゴ（ブライアン・デネヒー）
□ＨＰ http://www.disney.co.jp/movies/remy/
（↓ 注：以下ネタばれあり）☆☆☆★★
ネズミがレストランにいてもゾッとするのに、厨房にいて料理もするというのを映画化するなんて凄い。
後半でレミーを手助けするのに全身殺菌したとはいえ、厨房じゅうに沢山のネズミがいるシーンは引く～～～
ネズミ一匹にガンガン銃を撃ちまくるおばあちゃんとかね。ナハハ
リングイニはグストーの息子ながら料理の才能は最後まで無かったようで、
頼りないところが見捨てておけないのか、コレットがリングイニに惹かれた訳がいまいち弱かったようにも感じました。
悪役スキナーや、キャラがありそうな厨房のメンバーにももっと活躍して欲しかったな。
ま、リングイニを操るレミー、その特訓も楽しかったし、
初めてレミーがグストーの厨房で走り回る姿は、アクション映画のように目まぐるしく迫力がありました。
素材を口にしたときの味覚の表現は面白いです。
ラストにイーゴとスキナーがラタトゥイユを口にした時の味覚は、母の味であり風景にもなりました。
イーゴの最後の批評にはグッとさせられました。
家弓家正さんの声もまたグー
料理だけではない、映画や全てのことにも通じるように感じました。
ピクサーは子供も大人も楽しめるアニメですが、これはやや大人向けかなと思います。
キャラは似合っているけど声優としては力不足のような。
２００７年８月１６日（木）ＭＯＶＩＸ三郷
ｋｕｚｉｒａさん
