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かこぶろ。

犬神家の一族(2006)

“角川映画”の第1回作品として 76年 に製作され大ヒットした横溝正史原作ミステリー。
77年、04年とテレビ化もしています。
市川崑監督自ら完全リメイクに挑戦ということで、撮影前からニュースでも話題にされてきました。
富司純子と尾上菊之助さんとの親子共演もその一つでした。
名探偵・金田一耕助役はオリジナルと同じく石坂浩二さん、
「よし、わかった!」等々力署長の加藤武さん、
神官の大滝秀治さんなどオリジナルキャストが相変わらずいい味で良かったです。
そして松、竹、梅の三人娘役の女優さんたち、
大元凶:佐兵衛の仲代達矢さんも狂気迫る演技が素晴らしかったし、
琴の師匠を演じた草笛光子さんも良かったです。
テーマ音楽が 大野雄二 さんなので、アレンジがところどころルパンっぽく聴こえて個人的にニヤリって感じでした。
オリジナルを観ていない若い世代には、この独特な雰囲気が新鮮に感じられるかな?
濃い、人間ドラマです。
公開は16日(土)から。
 ・OST 「犬神家の一族

<公開時コピー>「金田一さん、事件ですよ──」
<あらすじ> 信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が永眠した。
佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子、竹子、梅子がおり、
それぞれに佐清、佐武、佐智という息子がいた。
さらに、犬神家の屋敷には佐兵衛の恩人の孫娘である野々宮珠世も住んでいた。
しかし、全員が固唾をのんで見守るなか公開された遺言状には、
「佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する」と記されていた。
この予想だにしない事態に、一族の間で血で血を洗う惨劇が繰り広げられていく。
事件の調査を開始した名探偵・金田一耕助は、次第に犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎を解き明かしていくのだが。。。
石坂浩二 ・・・・金田一耕助
松嶋菜々子 ・・野々宮珠世
尾上菊之助 ・・犬神佐清(すけきよ)
富司純子 ・・・・犬神松子
松坂慶子 ・・・・犬神竹子
萬田久子 ・・・・犬神梅子
葛山信吾 ・・・・犬神佐武(すけたけ)
池内万作 ・・・・犬神佐智(すけとも)
螢雪次朗 ・・・・犬神幸吉
永澤俊矢 ・・・・猿蔵
石倉三郎 ・・・・藤崎鑑識課員
尾藤イサオ ・・・仙波刑事
嶋田豪 ・・・・・・若林久男
三條美紀 ・・・・お園
松本美奈子 ・・青沼菊乃
林家木久蔵 ・・柏屋の九平
三谷幸喜 ・・・・那須ホテルの主人
深田恭子 ・・・・はる
奥菜恵 ・・・・・・犬神小夜子
岸部一徳 ・・・・犬神寅之助
大滝秀治 ・・・・大山神官
草笛光子 ・・・・琴の師匠
中村玉緒 ・・・・柏屋の女房
加藤武 ・・・・・・等々力署長
中村敦夫 ・・・・古館弁護士
仲代達矢 ・・・・犬神佐兵衛
□HP http://www.inugamike.com/
(↓ 注:以下ネタばれあり)☆☆☆☆★

この映画で浮いていたのは、三谷幸喜さん。
オリジナルでは原作者の横溝正史さんが演じた役だったのですが、
場が和むどころか観客の失笑をかっていました。演技は論外。
深田恭子ちゃんも黒髪にして溶け込んでいましたが、演技が。。。
たまごシーンにはクスッさせられましたが。
そして一番浮いていたのは、残念ながら松島菜々子さんです。
もちろん美しかったのですが、身長があって他のキャストより派手な衣装も多いため違和感が拭えませんでした。
演技も今再放送中の「やまとなでしこ」系の作った演技の方が見やすいです。
あくまでも個人的感想なのでご了承下さい。

佐兵衛の過去や金田一が去る場面があっけなくて残念でしたが、ストーリーは見応えありました。
猿蔵は全然怪しく描かれてなかった。フフフ
松子は息子を想う一身で、時には佐兵衛の影響であるかのように自分でなくなり犯行に及んでしまった、
という供述がありましたがオリジナルには佐兵衛の影はなかったように思います。
佐兵衛は愛した女性の娘(孫)である珠代、または一人息子:静馬に財産がいくように遺言を残したので、松子に犯行をさせる意味などないし。
佐清と珠代が愛し合っていることを、せめて母親の松子が知っていたら悲劇は起こらずに済んだかもしれない。
帰ってきたのが静馬ではなく最初から本当の佐清だったら。
ぃゃぃゃ元をただせば佐兵衛が~ってきりがないけれど。
ともあれ欲というものは、善人だろうが普通の人だろうがひょいと変えてしまう恐ろしい業ですな。

2006年12月6日(水)よみうりホール
再三上映中のマナーの注意をされているのにも関わらず、今回は「たらこ、たらこ、たらこ」着うたが鳴った。
いい加減にしてくれー。
先月は満席だったホールも今回は7割くらい。
師走で忙しいのかな。
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