0920 Kagura meets Jazz

■「Kagura meets Jazz」

「江戸里神楽
　トップジャズ・ギタリスト競演
　Kagura meets Jazz」

渡辺香津美さんの名前を発見して応募してみましたが
招待券のプレゼントに運良く当りました♪

前週に三井ホールに行ったばかりで今回はお隣の三越劇場、
昭和のデパートエレベーターにテンションが上がりつつ(笑)6階に着くと
私には場違いな売場がドドーンとあったりで変に緊張。
すぐ開場になって中へ入るとステンドガラスの天井など重厚な内装にまた興奮。
若い観客も見かけましたがやはり客層高め。

開演時間になると幕があがらない状態で音楽が鳴り出したと思ったら
渡辺香津美トリオの演奏が始まっていたのであって、
幕があがって姿を見せるという1部始まりの演出でした。
香津美さん、納さん、KALTAさんという並びで、左寄りの通路側にいた私たちからは
(7列目で充分近いのですが)香津美さんの様子がとてもよく見えたのでした。
納さんは6弦かな?
KALTAさんのグルーヴ感満載のドラムが気持ちよかったです、それと笑顔!!
香津美さんも中央やステージを左右動いてプレイを魅せつけます。
あの楽しくてしようがないと小躍りするような動きが大好き。
一曲一曲温かな大きな拍手で私たちも応えました。

M・デイビス、上を向いて歩こう、香津美さんの曲
(ヴァイオレット・スカイかな、何だったっけ f (^^ ；
　↑「遠州ツバメ返し」　コメントにて教えていただきました。ありがとうございます。)

幕が下り、お囃子が始まると客席に獅子舞が登場。
友人は子供時代からの獅子舞嫌いで、こちらの通路には来なかったのでホッとしていました。
ステージには(背が高くてビックリ)恵比寿様と大黒様が登場。
恵比寿様は客席におりてきて、打ち出の小槌を観客に振りながら通路を練り歩きました。
これはこちらにも来て私たちにも振ってくれ、なんと私には大入り袋を手渡してくれました!!!
縁起が良いですっ。
その頃ステージでは大黒様が鯛を釣ってました。
こちらはちょっとユルい展開に見えましたが。。ナハハ


ストラップが入っていました。

再び幕が下りて。
第2部は、「いかがでしたか」と登場した芸能学会会長より神楽とジャズについての話があって。
「神楽」は最も古い伝統芸で、神楽の音楽は舞手を囃して演奏する即興の民俗音楽だそうで、
JAZZも即興が特徴だし異文化ながら共通するものがあったりで。

松本源之助、四代目が神楽の装束を観客に体験してもらおうと
男女一名ずつをステージにあげて。
四代目が江戸っ子口調でマイペースでどこか微笑ましくて。
二人ともすらっとしていて背もあって袖を通すと時代劇に出てきそうなほど似合う。
笑い面やおかめなど面の説明もしてくれました。

そしてメインイベントのスペシャルコラボです。
三味線は座って弾いているイメージがあるので、
杵屋裕光さんがアンプに足をかけて津軽三味線を弾く姿がとても新鮮。
その横に香津美さん。二人が笑顔で向き合いながら弾いている姿が印象的。
その隣に納さん、KALTAさんと続いて、四代目、松本源之助社中と並び
ステージ中央には前の姿がおかめ、後姿がひょっとこ、と一人二役を演じる五代目。
おかめが踊る時にはお囃子が、
ひょっとこが踊る時にはJAZZが演奏されました。
くるりくるりと五代目が換わるので、もう何が何やらな感じでもありましたが、
(四代目も何か話しているのですがマイクを通していなくて聞こえなかった)
ステージで楽しそうに委ねている感もあったパフォーマンスしているのを
見ていているのも楽しくて。

温かな手拍子もおこりカーテンコールもあって盛り上がったなぁ。
面白い試み。
ありがとうございました♪♪♪

写真いっぱい♪
■香津美さんFacebook「130920 Kagura meets JAZZ @ 三越劇場」


第1部
「ジャムセッション」　渡辺香津美トリオ
　渡辺香津美（g）
　納浩一（b）
　大槻"KALTA"英宣(ds)
「江戸里神楽／寿獅子」　松本源之助社中

第2部
「お話」神楽とジャズの庶民性　　三隅治雄（芸能学会会長）
「ワークショップ」神楽の装束と楽器音楽を体験指導
　　四代目　松本源之助
　　五代目　松本源之助

「KAGURA meets JAZZ　祝祭」
　松本源之助社中
　渡辺香津美トリオ
　杵屋裕光 　によるスペシャルコンボ

2013年9月20日(金)三越劇場


9月27日発売　「三好“3吉”功郎×納浩一×則竹裕之×秋田慎治 LIVE!!」


渡辺香津美「GRACIM」