（「ブリジット・ジョーンズの日記
」でもダーシー役でしたｗ）ＮＨＫでの再放送を待つ！
セットなしの撮影ということで田園風景や豪邸や「美」も見所満載。
＜原題＞「ＰＲＩＤＥ ＆ ＰＲＥＪＵＤＩＣＥ」
「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー
」を手掛けたイギリスのワークング・タイトル社が、「パイレーツ・オブ・カリビアン
」「ラブ・アクチュアリー」のキーラ・ナイトレイを主演に迎えてジェーン・オースティンの「高慢と偏見」を映画化。監督は、本作で長編デビューのジョー・ライト。
＜あらすじ＞ １８世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の５人の子どもはいずれも女ばかり。
女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまう。
母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。
そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきた。にわかに浮き足立つ５人姉妹と母。
そして舞踏会の夜、次女エリザベスは、ピングリーの親友ダーシーと出会う。
しかし、ダーシーの高慢な態度に強い反感を抱くエリザベス。
さらに、あらぬ誤解からダーシーへの嫌悪感はますます募っていくのだったが。。。
キーラ・ナイトレイ Keira Knightley ・・・・・・・・・・・・エリザベス・ベネット
マシュー・マクファディン Matthew MacFadyen ・・・Ｍｒ．ダーシー
ドナルド・サザーランド Donald Sutherland ・・・・・・Ｍｒ．ベネット
ブレンダ・ブレシン Brenda Blethyn ・・・・・・・・・・・ベネット夫人
ロザムンド・パイク Rosamund Pike ・・・・・・・・・・・ジェーン・ベネット
ジュディ・デンチ Judi Dench ・・・・・・・・・・・・・・・・キャサリン夫人
サイモン・ウッズ Simon Woods ・・・・・・・・・・・・・・Ｍｒ．ビングリー
ルパート・フレンド Rupert Friend ・・・・・・・・・・・・・Ｍｒ．ウィッカム ←オーランド・ブルーム似でビックリ！
トム・ホランダー Tom Hollander ・・・・・・・・・・・・・Ｍｒ．コリンズ
クローディー・ブレイクリー Claudie Blakley ・・・・・・シャーロット・ルーカス
ジェナ・マローン Jena Malone ・・・・・・・・・・・・・・・リディア・ベネット
キャリー・マリガン Carey Mulligan ・・・・・・・・・・・・キティ・ベネット
タルラ・ライリー Talulah Riley ・・・・・・・・・・・・・・・・メアリー・ベネット
□ＨＰ http://www.pride-h.jp/
（↓ 注：以下ネタばれあり）☆☆☆★★
ＰＲＥＪＵＤＩＣＥ＝やっかみと戸田奈津子さんは訳していたのが印象深いです。
女性に相続権がないとか、夫婦で招待されたら席は離ればなれにしなければならないマナーとか、１８世紀末のイギリス風習も知ることが出来て面白かったです。
舞踏会が出会いの場だったり、ダンスが仲を深める場でもあったり、社交界って華々しい舞台の裏で駆け引きがあるのですね。
家の中や舞踏会での長回しカットが見づらくもあり、ストーリーを面白く魅せてもありました。
若いウィノナ・ライダーさんのようなキーラ・ナイトレイさんは、とても美人なのに笑顔がくしゃっと庶民的です。
「スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス
」ではナタリー・ポートマンさん演じるアミダラ女王の影武者役でやはり似た顔立ちなんだなぁ。（余談「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではドレスから見える胸をより豊満にさせるため「メイクアップ係が胸の谷間を書いていた」と告白しているし、
「キング・アーサー」ではきわどい戦闘衣装の映画のポスターではＣＧで胸を大きく描かれていた、というエピソード、さて今回は。。。）
ジョン・キューザックさんを柔らかくしたような雰囲気のマシュー・マクファディンさんでした。
お互いにプライドや偏見や誤解を経て、朝もやの中での愛の告白はとても美しく胸打ちました。
一番そばにいてほしいと思っているところへの登場は運命さえ感じることでしょう。
ベネットの従兄弟コリンズや、キティとリディアのキャッキャとしたコミカルな明るさが面白かったし、
メアリーのエリザベスとはまた違ったクールさも良かった。
ベネット夫人のような母親がいたらウザイんだろうなぁ。でもあのタフさがなければ５姉妹と夫を支えきれないのかもしれません。
長女ジェーンのロザムンド・パイクさんは「００７．ダイ・アナザー・デイ
」の方が美しく見えます（役柄しかたないか）。ピアース・ブロスナンさんがボンドを演じるようになってから００７でＭを演じていたジュディ・デンチさんのイメージが強かったので、今回の役は強烈でした。
エリザベス、負けるな～って応援された方が多かったに違いありません。
そしてそしてドナルド・サザーランドさんの涙の演技にはもらい泣きしそうでした。
全てはこの最後の父娘の会話からエリザベスとダーシーのラストの為にあるような、
「プライドと偏見」というタイトルのイメージからレンタルで良いやと思っていたのですが、予想以上に面白い映画でした。
観たいから、と誘ってくれた友人に感謝です。
２００６年１月１８日（水）ＭＯＶＩＸ三郷
似てるっしょ？
こちらのポスターの方が好きです。
