隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「曲少なめ メッセージ多めで」~漏れた曲で漫遊記

2019年12月31日 10時22分35秒 | スピッツ

2019.12.29 21:00
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM


 https://www.tfm.co.jp/manyuki/



 今年最後のご挨拶。「1年間お付き合いくださいまして、ありがとうございました」。
 放送局によっては2020年になって流れるところもあるので、「今年もよろしくお願いします」。
 ご丁寧に・・・。
 草野くんも言っていたけれど、番組始まって「早2年!」。
 もうそんな?
 始まった頃にエゴサしたら、「知らない曲ばっかでつまんない」というのも目にしたらしい。
 草野「みんなが知っている曲をかけて楽しむ、という方法もあるんでしょうけど、そうやっていたら、『お仕事』っていうふうになっていて、絶対に続いていなかったと思うんですよ。これからもわがままに『あなたの知らない曲をかけて』楽しんでいこうと思っています」
 (その姿勢、貫いてください。みんなきっとついていく)

 そして、いつもながら、この番組は生ではなく録音なので、「2019年、旧年モードのあなた、2020年、新年モードのあなたの両方に聴いていただくことになりますので、そのへん、なにとぞご了承ください」と。
 たしかに難しいところです。

 さてさて、今日は、「漏れた曲で漫遊記(メッセージ多め)」。
 いつもオンエア曲を準備するときに多めに選ぶので、1、2曲は流せない曲があるそうで、そこからの敗者復活だそうです。
 また最近はあまりメッセージを読んでいないな、ということで、「曲少なめ メッセージ多め」でいく!と。

 オンエア曲
 01 ブチ(スピッツ)
 02 ギルド(BUMP OF CHICKEN)
 03 Hundred Mile High City(Ocean Colour Scene)
 04 暮らしのなかで(T字路s)
 05 On Your Feet Or On Your Knees(Motörhead)
 06 京都(在日ファンク)
 07 マケイヌ(ZIGGY)
 08 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「ブチ」(2016年、15thアルバム『醒めない』)。
 なんか、ノー天気なところがすごく好き。
 クージー参加のセルフプロデュース。
 セルフプロデュース作品が最近のアルバムには2曲くらい入っているけど、結構クセになります。

 最初の曲は、「記憶に新しいBUMP OF CHICKENの特集で漏れた」楽曲、「ギルド」(2004年、4thアルバム『ユグドラシル』)。
 (いつもながら、彼らの曲の歌詞の深さ、傷つく若者から漏れる言葉の1つ1つをもう忘れてしまったくらい昔の自分に重ねることができる心地よさ)
 草野くんはZO-3で出だしの「人間という仕事を 与えられて どれくらいだ♪」をちょっと乾いた声で歌ってみせて、「この出だしの歌詞でギューッとつかまれましたよね。『ユグドラシル』、いい曲ばっかりです」と。
 (草野マサムネ、本当にバンプファンですね)
 ココで、熱く楽しそうにバンプ愛を語っています。


 ここでメッセージ。
 勉強に合間の息抜きに聴いているという若いリスナーさん(15歳だって。15歳でこの番組が息抜きって、いい趣味してる)
 この放送で、「えっ! チェッカーズって日本人だったの?」と、「とんでもないこと」に気づいたんだそうだ。
 クイーン、ビートルズの並びに「チェッカーズ」がいるんだと思っていたって(笑)。だから曲を聴いて、「イメージと違う~」と。
 コレきいて、びっくりしたんでしょうね。
 草野くんは、Twisted Sisterというバンド名を聴いたとき、当時、Swing Out Sister、Pointer Sistersなどの女性のグループが人気だったのでそういう類のバンドかと思っていたら、強烈なメイクとハードロックで、「男かよ!」と。
 
 たしかにびっくりするだろうな。
 そして、実はブルーハーツも最初バンド名だけきいたときは、カクテルのブルーハワイのイメージから「南国情緒のトロピカルなレゲエのエッセンスの入った音楽かな」と思っていたそうで、「聴いてびっくりしましたね」。
 こういう話題は探せばいろいろありそうなので、思い出したらまた話してくれるそうです。

 自分の発した言葉で相手を傷つけるのではと気になってしまうというリスナーさん。「どうしたら自然に話せる?」(うーん、なかなか難しい・・・)
 草野「性格だし、かえるのは難しいよね。オレの場合、適当にしゃべっちゃって、あとで細かく思い出して自己嫌悪になることが多い」
 笑顔を心がける、基本的には相手の話をちゃんときいてあげること。
 草野「これ、大事かも。今、自分にも言い聞かせて喋ってますけどね」


 次の曲は、Ocean Colour Sceneの「Hundred Mile High City」(1997年、3rdアルバム『Marchin’ Already』)。
 ココの「バーミンガムのバンド」特集で漏れた楽曲。
 草野「どうしてもブラックサバスやELOなどの70年代のバンドの曲に比重を置きたくなってしまうので、90年代に人気のあったOcean Colour Sceneが漏れてしまった」
 今も現役バリバリでツアーをしているそうで、「カッコいい曲です」と。
 (ホントだ。ノレる楽曲)


 メッセージ。
 観光文化論という授業をとっているという学生リスナーさん。
 「かつて、自然を描いた絵画を美しいと感動できるのは実は都会に住んでいる人だけだった。なぜなら、田舎に暮らしている人にとっての自然は環境であり戦いの場であったから。そう考えると、日常を美しいと感じるのはなかなか難しいこと」
 そう考えると、スピッツの「田舎の生活」も意味深いよね。あの歌詞に感動できる私って?となりますね。
 草野くん曰く、地方の町で観光地として成功しているところは、実は一度そこを出てUターンしてきた若者がプロデュースしているケースが多いと。
 (外から見ることで良さがわかる?)
 草野「地元の人はその土地の魅力に気づきにくい。あるいは逆に、田舎の人にしかわからない都会の魅力もあるかもしれない。外国人にしかわからない日本の魅力とか」
 外国人の友人が日本に来たときに一眼レフのカメラで熱心に自販機の写真を撮っていたこともあったとか(彼の国には自販機があまりなかったそうで)


 次は、T字路sで「暮らしのなかで」(2019年、6thアルバム『PIT VIPER BLUES』)。

 先週の「今年気になった曲」で漏れた曲(ココです)。
 女性ボーカル・ギター、男声ベースのブルースデュオ。
 夏の新木場サンセットに出演。「ライブでの声がやばかった。気になった方はぜひライブへ」と。
 本当にすごい魅力的な迫力の声と、大人な歌詞の曲。ステキだなあ。さっそく聴こう。
 「はきだめの愛」もいいけれど、あえてこちらのMV。まいったなあ、この迫力。こんな女性シンガーが今日本にいるなんて。
T字路s 「これさえあれば」


 メッセージ。
 底が白いおしゃれなフライパンのお話から。
 草野「あれ、おしゃれだよね~。ちょっと興味があった。マヨネーズで炒めものするCMで使われてたよね。あれ、いいよね・・・」
 購入した鉄のフライパンでは、さっそくハンバーグを焼いたとか。
 草野「ハンバーグってフードプロセッサーを使うと包丁無しでもできるから、ツアー中は指を怪我できないから、いいんですよ」
 焼き具合とか熱の通り方とかよくて、なかなか鉄のフライパン、いいそうです。
 手入れが大変ときいたけれど、水で洗ってちゃんと拭いて空焚きすればいいから、「そんなに大変じゃないと思いました。またいろいろ挑戦してみたい」と。

 調理師免許をとるべく猛勉強中のママさんリスナー。集中力の持続がなかなか大変と。
 「マサムネさんは、曲とか詞をつくるとき、どうやって集中力を持続させていますか?」
 (う~ん、永遠の課題・・・(笑))
 草野「集中できないときは何をやってもダメな気がするんで、集中できるタイミングを見つけることが大事? 今なら集中できそう、とかね」
 人によって朝がいいとか夜中がいいとかあるし、場所も自宅がいい人、自宅以外の図書館とかファミレスとかがいい、という人もいるし、一人こもってがいい人も、多少まわりががやがやしていたほうがいい人もいるし・・・と。ホント、人それぞれ。
 (そうだなあ、昔会社勤めしていたときは周囲のざわざわなんて全く気にならなかったけど、近頃は音楽以外の音が妙に気になったりする残念な人間になってしまった・・・)



 次は、Motörheadで「On Your Feet Or On Your Knees」(1993年、11thアルバム『Bastards』)。
 「一本調子なのになぜかメロディアスな曲」のときに漏れた曲(ココですね)。
 草野「モーターヘッドというかレミーさんの曲は音が2つか3つしかないんですけど、レミーさんなりのメロディーというか世界があって、すごいなと思います」
 (狭いライブハウスでもまれながらいつまでも聴いていたい曲が多いなあ、モーターヘッドは)


 メッセージ。
 婚活パーティーでカップルになって10か月付き合って、最近振られちゃった方から(実は同じパーティーに元カレが来ていたことが最近判明とか。え、偶然??)。
 草野くんが最近仕事であったアラサーの人たちも結構婚活パーティーに行っていると話していたそうです。
 草野「若くて、こういう仕事してなかったとしても、オレはむりだね、婚活パーティー。緊張しちゃって前の日からお腹こわしそう」(笑)
 昔、『ねるとん』とか、ドキドキしちゃって見るのも無理だったらしい。
 草野「またいい出会いがありますように。幸せになってくださいっ!」

 「『見っけ』の仮タイトルの話、教えてください」というメッセージ。
 最近は早い時期に歌詞ができているので、最初から正式タイトルってことが多くなったそうです。
 そんな中でも、「YM9ID」は最初「Y&T」という仮タイトルだったそうです。
 アメリカのバンド Y&Tでもあり、山下達郎さんの「SPARKLE」のような曲を作りたいということから「Y&T」が仮タイトルだったらしいけれど、「それはあまりにおこがましい」ということで、サビの「やめないで」をたいとるにしたと。
 
山下達郎  SPARKLE


 最後は、在日ファンクの「京都」(2010年、3rdシングルのカップリング)
 「ご当地ソング」特集で漏れた曲(ココですね)。
 
役者としても活躍する浜野謙太さん。
 草野「浜野君は役者では三の線だけど、ライブでは、二枚目とはいわないけど、かっこいい。オレは普通に惚れるね」


 特集の最後に。
 漏れた曲はまだまだあるので、またこんな特集を、と。
 メッセージをたくさん読む回も企画してくれるそうです。


 今夜も最後は、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 曲は、ZIGGYの「マケイヌ」(1999年、14thシングル)。
 バンドとしては全然埋もれていない有名なバンドだけれど、あえて、ライブの音源しかないという、この曲を取り上げる、と。
 草野「実はオレはこの曲が好きなんですよ。派手なサウンドと派手なアレンジのアゲアゲソング」
 年末もうひと頑張りしなくちゃならない人、年始に今年も頑張ろうという人に!と。


 そして次回は、恒例の「スピッツメンバーで漫遊記 2020初春」だそうです。
 メンバーがそれぞれにテーマを決め選曲をするそうです。
 最初は登場するのは誰?



 今年もこんなまとめ記事、続けてしまいました。
 聴き逃したってradikoであとからいくらでも聴けるし、意味ないとは思うんだけれど。
 でも、昔の忘れていた曲とか流れるとうれしくて、いろいろ調べたくなるし、記録しておきたいし・・・。そんな自己満足のための「継続」です。
 よかったら、来年ものぞいてみてください。
 ありがとうございました。


                              

 下北沢のCOVER NIGHT、今年も本気度100%で楽しいライブだったそうです。
 https://twitter.com/macotone/status/1211680333709500417
 https://twitter.com/joenagaike/status/1211673460851662848

 今年のオリシリーズは米米CLUBのカバー。
 﨑ちゃん、アリーナツアーの合間に練習してたんだな。終始、楽しそうにあの笑顔を浮かべていたとか。

 今回は総勢12名のバンドだそうで、圧巻ですね~。

 スピッツ紅白出るとか出ないとか・・・、このライブがあるってだけでも、出るわけないでしょ(笑)。
 そういう問題じゃないか・・・。
 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201912300000275.html




 THE YELLOW MONKEYの『9999』、ヘビロテでした!
 今、『見っけ』に行っちゃってるワタシですけど・・・。
 来年はドーム、行きます! この笑顔に救われる。

 https://twitter.com/tbs_awards/status/1211628907054518274?s=11


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2 コメント

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Unknown ()
2020-01-05 13:48:41
全然意味あると思います!
素晴らしい「継続」に脱帽です!
返信する
うれしい・・・。 (かけら)
2020-01-05 19:56:47
ありがとうございます。
そう言っていただき、新年早々、気分が上がります。
日常生活でも仕事でも、なかなか褒めてもらえる機会がない・・・。
褒められても、もう伸びしろがあまりないのが現実ですけど。
でも気持ちは十分上向きます。
今年もよかったら、また覗いてください。
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