隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

しっかりロックなバンプが好き~「BUMP OF CHICKENで漫遊記」

2019年09月03日 18時57分39秒 | スピッツ

2019.09.01 21:00~
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM




 9月に入りました!
 先日、「とあるエレベーターで一緒になった親子連れ」
 パパさんが小学生の息子に向かって、「猫背になってるよ。ちゃんと背筋を伸ばしなさいっ」
 こちらもぐだ~っと立っていた草野くん。そのパパさんの声にシャキッとしたそうで、「でも急にシャキッとすると不自然かなと思って」、ゆ~っくり背筋を伸ばしたそうだ。
 草野くん、普段は姿勢をよくしようとしているけれど、「ラジオの収録のときはメチャメチャ姿勢悪いです。今も。背筋を伸ばすようにして話すと気分が乗ってこないんだよね~。友達と話すような感じでしゃべりたいんだよね」
 だから、「リラックスしている」ということで、「猫背は悪いことばかりではない」。
 プロのDJの方も同じようなことを言っていたとか。
 今夜もだら~っとした姿勢で、やってください!


 そして、今夜のテーマは、「BUMP OF CHICKENで漫遊記」。
 「ワンアーティスト特集」で邦楽バンドを取り上げるのはTHE COLLECTERS以来。
 草野「ニューアルバム『aurora arc』をリリースして、また注目されている、日本を代表するロックバンド」
 「オレも普通にファン的な意味で聴いているので、『ロック大陸漫遊記』で取り上げるならマニアックな選曲?と思われるかもしれないけど・・・」
 でも最近ネットなどで「バンプのオススメ曲」というようなサイトを見たら、「かぶっている曲」が結構あったようで、「ガチのファンには普通の選曲と思われるかも」という言い訳(笑)でスタートです。


オンエア曲
 01 夏が終わる(スピッツ)
 02 
オンリー ロンリー グローリー(BUMP OF CHICKEN)
 03 
グングニル(BUMP OF CHICKEN)
 04 
ハルジオン(BUMP OF CHICKEN)
 05 
才悩人応援歌(BUMP OF CHICKEN)
 06 
HAPPY(BUMP OF CHICKEN)
 07 
Aurora(BUMP OF CHICKEN)
 08 
Akatsuki(PE'Z)


 漫遊前の一曲は、スピッツの「夏が終わる」(1993年、4thアルバム『crispy』/1993年、シングル「君が思い出になる前に」のカップリング)。
 草野「今の季節にぴったり・・・かな?」
 いい曲だー。

 最初の曲は、彼らの最初のオリコン1位の曲、「オンリー ロンリー グローリー」(2004年、7thシングル)。
 (ああ、懐かしい。なんだかどこかに飛んでいけそうだと感じた日々を思い出す。不思議な魅力のある藤原くんの声)
 草野「聴きながらメチャメチャ盛り上がってしまいますね。も、なんも言えねー、みたいな」
 「なんも言わないと番組が進行していかないので語らせていただきますが・・・」(笑)
 バンプの曲の中で、「いちばん好きですね。初めて聴いたとき、なんか泣きそうになっちゃって。オレ、これを思春期に聴いてたら、泣き崩れてたと思います」と。
 「肥大化した自我に許しを与えてくれる歌」と。
 (わがバンプファンの息子が私にこの音源を最初に聴かせてくれたんだっけ・・・)
 草野くんらしいのは、当時の球界再編のゴタゴタをリンクして記憶しているところ。
 草野「ヘッドホンで聴くと、2本のギターが左右でチャカチャカ鳴っていて、それもスゲー気持ちいいんですよね」
 そして、「カラオケで歌っても盛り上がらない。バンプの曲は藤原くんの声じゃなきゃダメ!」と究極のファン発言!
 これも収録されたアルバム『ユグドラシル』は「隠しトラックも含めて、はずれ曲なし、すごいアルバムだと思います。
 隠しトラックについては、コチラで。
 『ユグドラシル』のジャケットは藤原基央くんの絵です。
 
 

 「ツルっとバンプストーリー
 同じ幼稚園に通っていた4人が、小学校・中学校時代、音楽を通じてつながっていく。
 1994年、中三のときにバンド結成。1996年に現メンバーとなり、バンド名もBUNP OF CHICKENに。
 1999年、ハイラインレコーズからインディーデビュー、翌2000年、トイズファクトリーからメジャーデビュー。
 2002年、デビューアルバム『jupiter』がチャート1位。
 草野「次第に箱も大きくなり、スタジアムツアーなどもしていらっしゃいますが、常にマイペースで活動している感じ」
 現在は新作アルバムのツアー中。「ファイナルは東京ドーム2days!」だそうです。

 次は、インディーズの頃のアルバムから、「グングニル」(2000年、インディー2thアルバム『THE LIVING DEAD』)。
 インディーズの頃から、「すごいバンドがいるらしい」という噂は届いていたそうで。
 草野氏はアルバム2枚を購入して聴いていたが、「最初は音ももっさりしていてイマイチかと思っていたら、繰り返し聴いてしまう中毒性があって」、当時のツアーの楽屋で流していたそうだ。
 クージーと、「このバンド、飽きないよね~」と話していたとか。
 草野「この曲のサビの高揚感がすばらしい。歌詞も、物語が映像になって見えてくる!」
 (言葉選び、使い古された言い方だけど、バンプの唯一無二な感じ)


 草野マサムネ・藤原基央の「初めまして」は・・・。
 草野氏の記憶が間違いでなければ、東京・下北沢のライブハウスで、スピッツ vs くるりのシークレット対バンライブの打ち上げだった・・・と。打ち上げでも何を話したのかは記憶にないようで。
 (CLUB Queでの、くるり、テルスターのライブに「and more」的な感じでスピッツ。200名くらいの小さなライブハウス。アマチュア時代のロフトとかを思いだすような空間でした。演奏したのは、アルバム『ハヤブサ』リリース時だったので、収録曲が中心で、「春夏ロケットも」。あとは「アパート」とか「たまご」とか。お客との掛け合いもあって、楽しい一夜でした)             
 2008年の「ROCK IN JAPAN Fes.」後の『Japan』の表紙をストレイテナーのホリエさんを交えて3人で飾ったとき、ホリエくんとは初対面だったけれど藤原くんとはそうではないのに「初対面」と書かれてしまって、「それは違うと思う」と。
 あのころもたしか、ほかのインタビューで「初対面じゃないのに」って言ってましたね(笑)。
 その記事が「あのバンプとスピッツのボーカルが初対面だったとは!」な感じで大げさに書いていたんですよね~。


 次は「ハルジオン
 「天体観測」ではなく、こちらを・・・と。これはそんなに天邪鬼じゃない?(笑)
 好きな人、きっと多い!
 「名作の絵本を読んだあとのような、心が洗われる、浄化されるような名作」と。
 本当に、気持ちも上がるし、切なさも上がる楽曲!

 そして、メジャー3作目のアルバムから「才悩人応援歌」(2007年、3rdアルバム『orbital period』)。
 このアルバムの歌詞カードがオリジナルストーリーの「星の砂」というブックレットになっている。
 草野「この藤原くんの描いた絵がすっごくかわいい。大好きなんです。スピッツのジャケのイラストもお願いしたいくらい、シークレットでいいから」
 この曲は、「バンプ究極のツンデレソングとでもいいましょうか。AメロBメロでツンとされて、サビで抱きしめられる。曲はしっかりロックで、最高です」と。
 草野マサムネの解説には、知っていても、「どんな曲?」と、また聴きたくなる、不思議な力がある。
曲終わりで、
「歌詞も最高。『ファンだったミュージシャン 新譜暇潰し 売れてからは もうどうでもいい』って、言われる側が歌ってる」と。

 次は、「HAPPY」(2010年、16thシングル/2010年、メジャー4thアルバム『COSMONAUT』に収録)。
 草野「この曲は、泣きそうになった曲、じゃなくて、マジで泣いた曲です」
 震災の年に、飛行機や新幹線で移動の際によく聴いていたそうだ。
 「オンリー ロンリー グローリー」とどっちが好き?と考えて迷うくらいの曲だと。
 長さが6分あるけれど、「全然長さを感じさせない。バンドサウンドも、ギターもリズム隊も音がクリアで迫力がある。今でも元気を出したいときに聴く」と。
 (BUNP OF CHICKENの歌詞は、字面で読んでも十分におもしろく、このバンドの全曲の歌詞を一日じゅう読んでいることもできそう、といつも思う)

 最後は、最新作から「Aurora」(2019年、メジャー7th『Aurora Arc』)。
 このアルバムは、「ジャケがいい! 絶対ジャケ買いしますね」と。
 ドラマ「グッドワイフ」の主題歌で、おもしろいドラマだったけど、「バンプの曲が始まるとそっちに気持ちが行ってしまってドラマに集中できなかった」と。
 草野「単にバンプが好きということかもしれないけど」
 (私の場合は、歌詞に興味のあるアーティストの曲だと、そっちに関心が言ってしまうという傾向があるなあ)
 ジャケはこちらです。色合いもレイアウトも美しい。
 
 


 特集の最後に。
 「あの曲、聴きたかったかあ」とか、バンプファンにつっこまれそう、と。
 草野「オレ、バンプにはバラード的なのとか、エレクトロニカなものは求めないみたい。しっかりロックなBUMP OF CHICKENが好きなんですね」
 でもバンドというのはリスナーの希望どおりにいかないところもおもしろいわけで(それはスピッツも同じ、と)、「バンプには好きなようにやっていただきたいし、ひとまずずっと元気でやってください!」
 と、あくまで一ファンとしての締めの言葉でした。
 愛が伝わります・・・。


 そして、今夜も「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 PE'Zの「Akatsuki」(2002年、メジャーデビュー ミニアルバム『Akatsuki』)。
 リクエストされたリスナーさん、「曲だけでこんなに感情が伝わるなんて」と。
 解散してしまって、もうライブには行けないけれど、「曲たちは不滅です」と草野くん。
 
スピッツ仕切りのイベントでは、「ダイナミックは音を奏でるバンド」と。



 そして、予告!
 「元ディープ・パープルで漫遊記」
 脱退後もあちこちで活躍した元メンバーたちの曲をセレクトするのか。
 
これもおもしろそうです。


 リスナーにメッセージを求める言い方がおもしろい。
 今夜は、「草野さ~ん、こんなオレってヘンですか?」でした(笑)。


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