時の過行くままに・・・

毎日の生活の中で、見た事、感じた事、考えた事など
写真や音楽を交えながら気ままに綴ります。

道祖神社の冬囲い

2019-11-16 22:00:00 | 日々の出来事







我が集落のほぼ中心の、ちょっと国道より高めの所に道祖神社がある。
春、夏、秋の三回ほど集落の住人が集まりこの神社を参拝する。




昔は、もっと緩やかで神社までの道のりが長かったが
国道の拡張工事の際に、山が削られ距離は近くなったものの
きつい坂道になってしまった。



春は冬囲いの撤去、夏はお祭り、そして秋は冬囲いで此処に集まる。




本祭は夏になるが、その度に神社を参拝し寄り合いが行われていた。
私が20代の頃は、昔ながらのえびす俵の奉納を復活させ
盛大に花火まで上げて、集落内を練り歩き屋やを回っていた。




その当時は、集落も14世帯あって若い衆も揃っていたが
時代は流れ、今は9世帯でその半数が高齢者のひとり暮らし。




神社の係は、自治会とは別個に隣通し2世帯での回り番。
当番になった世帯の人が、行事がある時の連絡や準備などを仕切り
一年務め、次の世帯の人に当番渡しをする。




時代の流れと共に、それぞれが年を重ね老いていくのは仕方がない事ながら
今となっては、小さな集落に大きな神社・・・
管理して行くのも、行事を行うのも容易じゃない所まで来ている。




今回の冬囲いに関して、体調不良を理由に当番を辞退したいと
自治会長であるOさんとオイラに申出があった。
もう一人の当番の人は、もう大分前から自治会や神社に関しての
集まり事には参加しなくなった。




集落を守る神さまのお社ゆえ、そのままにしておく事も出来ず
Oさんと相談の上、今回は自治会主導で遣る事にした。

出来る者(遣ろうとする意志がある者)が遣るしかない。
自分らも、いずれその齢になる・・・





だけど、
最初から、役逃れとも取れる言動や行動は如何なものかと
こう言う事がある度にそう思ってしまう。
頭っから、「出来ない」「遣れない」って言うのは・・・

今回の冬囲いにしても、作業自体は無理だと思うんなら
他に出来る事はある筈。
回覧板を回したり、酒宴の手配や準備をしたり etc...
(オイラの心の声ww)




冬囲い当日の15日は、雨か雪になる予報だったので
Oさんと打ち合わせて、13日の午前中に2人で遣ろうと言う事になった。
作業途中で、我々を見かけた住人の一人が加わり
三人で11時前には終わる事が出来た。
前の日には、神社の中の掃除を自治会長からの依頼で
二人の女性の住人がしてくれたそうな。
有り難い事である。


そして当日の15日。
お供えするローソクやお神酒、するめなどは
自治会の会計のオイラが準備する。

お参りに来たのは、結局作業に出た5名だけ。

来た人だけで、お参りを済ませ神社を後にする。
普通だと、この後自治会館で酒宴になるのだが
今回は中止とし、お参り後解散となる。

春の冬囲いの撤去作業の前に
自治会の総会を開き、その際に今後の在り方について
ハッキリと決めた方が良いと言う参拝者の意見。
いずれ、こう言う日が来ると思ってはいたが
この地に住んでいる以上は、祭り事を絶やす事は出来ない。

来年の春の総会で、神社の祭り事も
自治会の行事に一本化される事になると思う。
次の世代が追い付くまでは
Oさんもオイラも、踏ん張って行かなければいけないだろうな・・・
幸い、協力してくれる人も、理解してくれる人もいる訳だし
まあ、何とかなるだろう(^^ゞ


神様は大事にせねばいかん!
いざと言う時の為にも^^

せばまた










温かくしてお過ごしを☆彡


案山子



catwalk.gif

ご訪問ありがとうございました。
読み逃げスルーOK👌

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