ユメの途中

基本的には日記サイト、ネタがない時には気になった物事についてザックリと私見を述べてみる

嘘つきは滅んだ

2009-04-02 23:26:26 | モータースポーツ
まあ、何事も正直が一番、て事で。

ちょうど、昨日書いた事について、事態の進展があり、一転してヤルノ・トゥルーリが3位に復活、ルイス・ハミルトンは失格、マクラーレンチームはレースから除外、という裁定になりましたとさ。

レギュレーション問題では相当にグダグダでどうしようもない醜態をさらしたFIAですが、真実の前に己の間違いを認め、それを正す事ができる程度には腐ってなかったんだな、というのが判明しました。

メンドイので、以下に記事を引用します。
ソースはF1-LIVE.comより。
以下引用。

先週末のオーストラリアGP決勝レースの結果が見直されることとなった。3位でチェッカーを受けたヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が、そのポジションを得ることとなったのだ。

決勝レース後にFIAのレーススチュワードは、トゥルーリの決勝タイムに25秒加算ペナルティを科すことを決めていた。セーフティカー導入中にトゥルーリがルイス・ハミルトン(マクラーレン)をオーバーテイクしたと判断したためで、これによってトゥルーリはポイント圏外の12位に落ちてしまった。

しかしスチュワードは2日(木)に“新証拠”を分析し、結果としてハミルトンがオーストラリアGPでスチュワードに誤解を与えたと認めた。これによってトゥルーリが3位に、ハミルトンはレース結果から除外された。

2日にスチュワード側から発表された声明では、ハミルトンとマクラーレン・メルセデスが「スチュワードに対して故意にまぎらわしい証拠を提供し、レースイベントの運営に悪影響を与える行動をとった」とされている。

スチュワードによれば、ハミルトンをレース結果から除外するのは国際スポーティングコード違反によるものだということだ。

最終的なオーストラリアGP決勝レースのポイント獲得者は、上位から以下のとおりとなる。1位ジェンソン・バトン、2位ルーベンス・バリチェロ(共にブラウンGP)、3位トゥルーリ、4位ティモ・グロック(トヨタ)、5位フェルナンド・アロンソ(ルノー)、6位ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、7位セバスチャン・ブエミ、8位セバスチャン・ボーデ(共にトロ・ロッソ)。


FIAの声明全文

オーストラリアGP決勝後に開かれた最初の聞き取り調査では、レーススチュワードはカーナンバー1のルイス・ハミルトンと彼のチーム、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの間で更新された無線を調査する利益を感じなかった。そのためルイス・ハミルトンがレース直後にメディアに対して発言した内容についても把握をしていなかった。

一方スチュワードが調査を行っているときに確認したビデオ映像により、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)のマシンがコースを離れた際にカーナンバー1のマシンが3番手に浮上したことが明らかになった。その後、トゥルーリはハミルトンをオーバーテイクして再び3番手に上がったものの、セーフティカーが導入されているそのタイミングで他車の前に出ることは禁止されている。

レース終了の1時間後に行われた聞き取り調査でレースディレクターはルイス・ハミルトンとボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのチームマネジャーであるデビッド・ライアンに対し、セーフティカー導入中にトゥルーリを先に行かせるようにとの指示がチームからハミルトンにあったのかどうか詳しい質問をした。しかしドライバーもチームマネジャーも、そのような指示がなかったと発言した。さらにレースディレクターはハミルトンに対し、トゥルーリが3番手に復帰することを意識的に許したのかどうか質問した。ハミルトンはそのようなことはなかったと答えた。

しかし2009年オーストラリアGP終了後数日が経過してから、スチュワードは新しい証拠を手に入れた。その証拠はすぐにスチュワード会議に持ち込まれたが、その証拠とは以下のものである。

a: レース終了後にルイス・ハミルトンは、レーススチュワードに呼ばれる前にメディアのインタビューに答えた。その場でハミルトンは、チームがトゥルーリを前に行かせるようにと指示したことを認めていた。

b: さらにドライバーとチーム間で交わされた無線交信によれば、チームがトヨタのマシンを前に行かせるようにと指示した発言が2つあった。

これによりスチュワードは無線交信とメディアインタビューの内容を知り、スチュワード団がハミルトンと所属するチームのチームマネジャーによって惑わされたことを知った。そのため、ヤルノ・トゥルーリにペナルティを科し、ルイス・ハミルトンを3位に昇格させたことが間違いであると理解した。

引用終わり。

願わくば、今後も懸命な審判が下されん事を祈ります。

いや、しかしヤルノは波乱万丈な一週間だったな、今週末もひとつ、ドラマをたのんます。