ユメの途中

基本的には日記サイト、ネタがない時には気になった物事についてザックリと私見を述べてみる

マクラーレンの陰謀説w

2009-04-01 23:58:00 | モータースポーツ
エイプリルフール!
4月1日ですので、細かい事は気にせずバカ話として読んでいただきたい。

こないだのF1開幕戦で、3位フィニッシュしながら、セフティカー(SC)中の追い越し禁止違反で、25秒加算ペナルティにより12位になってしまったヤルノ・トゥルーリ(パナソニックトヨタ)ですが、マクラーレンメルセデスチームによる陰謀の可能性が高いようで。
てかむしろ陰謀な訳で。

そもそもの状況としては、放映されたTV映像に映ってなかったので、発表等から類推するしかないのですが、ラスト3周の時のSC中に、タイヤを冷やしちゃったヤルノが膨らんでコースオフして、4番手を走ってたハミルトンが前に出て、その後ヤルノがポジションを戻したのが、追い越し違反となったらしいです。

しかしこれには事情があり、このヤルノがポジションを戻した時の状況こそが、まさにマクラーレンチームの陰謀とも言える戦略なのです。

コースオフしたヤルノは当然4番手でコースに復帰したわけですが、ここでマクラーレンチームからハミルトンにラジオが入ります。
「ヤルノを前に行かせろ」
これを受けたハミルトンは、"スローダウンして道の脇に寄せた"訳です。
ハミルトン自身も、「(マクラーレンから)彼に先を譲るよう言われた」と発言しているので間違いはないと思われます。

こうなると行き場のなくなるヤルノとしては、前に行くしかない訳で。
実際、こうコメントしています。
「彼が問題を抱えたと思ったんだ。だから、僕は彼をオーバーテイクしたんだし、それ以外に僕にできることはなかった」
こうして3番手に順位を戻してフィニッシュしたのですが、この行為を違反と見なされ、ペナルティを受ける事となりました。

で、なぜこれが陰謀かというと、マクラーレンチーム代表のマーティン・ウィットマーシュが、調査に対し「トゥルーリはセーフティカー導入中にポジションを取り戻した」としれっと答えているという事実があるためです。

コース上でかなわないと分かった相手が、SC中に目の前でコースオフしたんですから、確実に潰そうと思ったんでしょうね。
そして、その目論見はまさに完璧に機能し、目の上のたんこぶのヤルノは遥か後方、ポイント圏外の12位まで降格されましたとさ。
なんせこれは、レース序盤に起こっていた場合、控訴が認められないドライブスルーペナルティが科せられるべき違反なので、控訴は認められない可能性が非常に高いですからねぇ。

いや、すげぇな、マクラーレン。