花・星・色・手作り・音楽、、私の大好きなもの そして日々のこと

神戸垂水フラワーアレンジメント教室「華々彩々」のレッスン作品紹介 趣味の洋裁や音楽、日々の子育てなど

花*鉄

2018-09-13 15:24:37 | おしらせ
今月16日日曜午後より、
神戸六甲アイランドのオルビスホールにて
「スギテツ」のコンサートが開かれます。
ピアノとバイオリンのデュオによる
「おもしろクラッシック」

旧友が今年の6月に財団法人をたちあげ
彼らのコンサートを企画、開催、
私はそちらの会場で装花を担当することになりました。

財団のホームページはこちら

今はデッサンもおわり、
物品もそろい、
あとは注文した花を
無事受け取り、
手入れし、会場に運び
ひたすら感じたまま生けるのみ!

今回のデザインを考えるにあたり思ったこと。

この「スギテツ」デュオが
お堅いイメージのクラッシクを、
いろいろな工夫でおもしろおかしく笑わせ
しかも、本格的なアレンジと技術で感動させる
ユニークなコンサートをされている。
動画はこちら

今回は今までの自分の枠をはずして、
面白い装花をやりたい!と。

装花の話が決まってから
「おもしろいから動画をみてね。」と
伝えた友人、知人で
スギテツにはまる人続出!
特に楽器をされている方は
子供も大人も面白くて仕方がないようで。

だってバイオリニストの岡田さん、
どんな動物だって、人間だって、音なら
なんでも真似ができちゃう。
だれが、高尚なイメージのバイオリンで
物まねができるなんて想像するでしょう!

でもね。
わが息子、やっていました。
もう中学生になり長い曲を弾くように
なりましたが、
習い始めのころ、教室にいっても寝転んで
だだこねて、「いやいや」して弾かないのに、
スーパーのレジの音とか、サイレンの音とか。

そういうのを一流のバイオリニストが
本気で美しい音色で弾きこなされている!
すごく高度なテクニックを惜しみもせず
披露され、
なおかつ笑えるという、
贅沢な音楽です。

スギテツの音楽は
うちの息子たちのハートにドストライク。
特に小学生の次男は毎日稽古のたびに
真似をするほどはまってしまい、
今は
「ホーホケキョ」のスキルアップに
いそしんでいます。
うぐいすも季節のはじめは
「ホーホケキ」とか
鳴いてますが
それよりは上手になったかしら。

ピアノの杉浦さんは
JRの東海道新幹線の発車メロディーなども
作曲され多岐にわたり活動されている
すごい音楽家ですが、
バイオリンの岡田さんとともに
鉄道好きでいらっしゃって、
鉄道に関する作品も多数発表。
息子たちはCDを聴いてどんどん「虜」になりました。

そして、私も何度も彼らのCDを聴いて
これは今回は鉄道車両を模したデザインに
するしかない!と思うに至りました。

頭のなかで
デザインのイメージは沸き起こったのですが、
具体的に花材をきめるのに
時間がかかり、
参考にできるものがあったらと、
「鉄道、花」で画像を検索。
何もヒットしない!!
もしかしたら、この装花
前代未聞のデザインかもしれません。

受付のお花は
鉄道に関するプリザ作品です。
私は夫、子供2人の「鉄」3人と
くらしていて
知識的には鉄子に
なっているかもしれませんが、
(息子の自由研究は
毎年、鉄道の新聞の制作。
取材に同行もします。)
残念ながらハートはときめかず、
でも、鉄道愛が家にあふれているので(笑)
好きな人のことはなんとなくわかる!

そんな家族にアドバイスをもらいつつ
私なりに形にしてみました。
夏休みの息子らが宿題をする横で
朝から晩まで作業。
私の今年の「自由研究」ですね(笑)

自分でも正直
「こんなかわいい鉄道みたことない!」
と思う出来上がりになりました。
会場を盛り上げるお手伝いが
できますように。

会場で写真をとって舞台のお花とともに
ご紹介したいと思います。