アジアン料理の香草パクチーとフェンネル

ネパールやタイ、ベトナム料理などで使われるパクチーとフェンネル。
パクチーはコリアンダーとも呼ばれ、フェンネルとともに精油と
しても利用されています。

パクチー(コリアンダー）


パクチーの葉は、カメムシの香りだともいわれる。しかし、その種子には
甘い香りがあり、イスラエルのカルメル修道院の尼僧たちは、
この実からオーデカルメ水なる化粧水を作り出した。

（S&Bスパイス&ハーブ辞典）
http://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/detail.php?SPCCODE=00022

学　名　：Coriandrum sativum
科　名　：セリ科
抽出部分：種子
抽出方法：水蒸気蒸留法
主産地　：ロシア、ルーマニア、ハンガリー、インド、フランス
主成分　：ボルネオール、ゲラニオール、リナロール、テルピネオール
香りの特徴 ：レモンに似た、スパイシーで甘い香り
主な作用：駆風、健胃、刺激、浄血、鎮静、鎮痛効果 、
　　　　　デオドラント、高揚、リフレッシュ
使用上の注意：皮膚を刺激することがあるので濃度に注意すること


フェンネル
駆風作用、健胃作用
種子がフェンネルシードとして、葉はハーブとして用いられる。
フェンネルシードはもみ殻の様な形で噛むと甘味があり、カレーの口直しと
して使われる。
（S&Bスパイス&ハーブ辞典）
http://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/detail.php?SPCCODE=00022


学　名 : Foeniculum vulgare
科　名 : セリ科
抽出部分: 種子
抽出方法: 水蒸気蒸留法
主産地 : スぺイン、フランス、ブルガリア、ハンガリー、アメリカ
主成分 : アネトール、フェンコン、エストラゴール
香りの特徴 : 甘くてスパイシーな香り
主な作用：緩下、強壮、去痰、解毒、健胃、虫忌避、消炎、消毒、鎮痙、
　　　　　通経、発汗、利尿
使用上の注意: 皮膚を刺激することがあるので濃度に注意すること。
　　　　　　　妊娠中の使用を避ける。

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