母へ・・・大丈夫だよ

「木蘭の涙」　佐藤竹善


うさちゃん　病院へ連れてって・・

昨日の朝突然寝ていたうさこを起こしに来ました。

どうしたの？

苦しくて苦しくて頭が痛いの

と言い母は自分の部屋へ戻りました。うさこも急いで母の部屋へ行きました。
ベットに戻った母は苦しそうに寝ていました。

又自分の部屋へ戻りパソコンで病院の予約を取りました。
時間があったので洗濯をして母に朝ごはんを少しでも食べさせて薬を飲ませました。

いざ病院に行こうと駐車場へ行きました。
車に雪が固まって中々取れません。ペットボトルに湯を入れて雪にかけて剥がしました。
駐車場も雪だらけ・・・車を出す時に雪のじゃりじゃりと音がしました(笑)

病院へつきました。

朝起きてどういう風な症状になりましたか？

はい・・苦しくて苦しくて息が出来なくなりました。

結果的に年齢的な事もあり一番怖いのが突然死と言うこともあり心電図をとりました。
でも・・・

全然綺麗ですよ。今すぐ亡くなる事は当分ないですよ。先月の検査の結果も大丈夫ですよ。今まで通りに生きていれば100歳までも生きられますよ。

この言葉を聞いた母　なんか・・ものすごく元気になりました。うさこはすっごい心配していたので拍子抜けしてしまいました。結果的に何もなくて安心しました。

うさちゃん　安心したらおなかすいちゃった・・

はいはい　と言うことで朝霞市民会館の中のレストランに出かけました。
母はカツ重　うさこはカキフライ　でもほとんど食べなかったんだよね。
母と言うか高齢者には食べられるもの少ないんだよね。難しいです。



高齢者の病気は見逃すと怖いです。今回は何もなくて良かったですが・・・やっぱり心配ですよね。母の顔を見ながら一緒に眠ったうさこの一日でした。




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