次の日曜日に仙台高専を受験する者がいるので、
今夜は2時間半全て、受験数学だけをやった。
ところがどうだろう、
こんなに出来ない者が多いことに驚いた。
正確に言えば、
出来る者と出来ない者との二極化が激しい。
さらに言えば、
「以前」 は出来た者が、
「今」 出来なくなっている。
言いたくはないが、
その出来なくなっている者とは、
前期合格者と
後期の志望校を下げて出願している者たち
である。
はっきり言って、たるんでいる。
ここまで気が緩んでいることに驚いた。
前期合格者は、高校に入ってからのことを考えているのだろうか? 高校で一番つまずくのは数学である。
志望校を下げた者は、合格した気でいるのだろうか? そういう者は、下げた高校ですら絶対に落ちる。
それに反して、志望校を下げていない者はよく出来ている。
とにもかくにも、緊張感の違いである。
闘う気持ちのない者は既に敗者である。
絶対に勝てるはずがない。
高校の成績では底辺をさまようだろうし、
下げた志望校ですら合格できないだろう。
結果が良くなかった時に、
「努力が足りなかった」
と反省することほど愚かなことはない。
反省する 「時」 と 「箇所」 がズレている。
努力は最大限にやって当たり前であり、
最低限のものである。
失敗する前に気付くべきである。