小・中学生学習塾 【開陽舎】 ~宮城県岩沼市~

小学生は国・算・英。中学生は国・数・英・理・社の5教科総合指導。日々の授業風景や私の感じたことを書いていこうと思います。

気付かせることが大事

2023-10-14 23:48:07 | 令和5年度 小学生


特に算数や数学に多いのだが、


私が巡回して生徒がやっている演習問題にマルバツをつけるとき、


バツをつけられるとその答えと途中計算を、一瞬にして消しゴムで消す子がいる。


それがダメ。


どこで間違ったか気付いてもいないのに、すぐに消すことがダメ。


今日の小学生にも注意した。


消してしまったら、どこで間違ったか分からないでしょ。


最初からやり直した挙げ句に、また同じ答えを書く子も多く、まったくもって時間の無駄。


消す前に、まずはもう一度、間違った答えや途中計算を目で追って確認しなさい。


それを確認しなければ同じ間違いを繰り返すので、せっかく間違った意味も無くなってしまう。


それが「気付き」というもの。


答えはそうやって直すもの。


だから答えも途中計算も、すぐに消してはいけない。


開陽舎では、そう指導している。



子どもは間違えることを嫌う。


だから指摘されると、目にも留まらぬ速さで消しゴムを持ち、一刻も早く消し去ろうとする。


しかし、その「反射行動」はきちんと矯正しておかなければならない。


間違えた答えを反射的に「消し去る」のではなく、


間違えた箇所にしっかりと「向き合い」、そして「気付き」訂正させたい。


そうやって間違えた箇所を自分で確認すれば、何度も同じ間違いを繰り返すことはなくなる。


そういう勉強方法は、小学生のうちに身に付けておきたい。


それが出来ると効率的に勉強が進むし、圧倒的に学力が伸びる。


そういう子は中学生になっても成績が良い。


それが開陽舎の教え方。


中には子どもの「気付き」に関係なく、ただ機械的に答えだけを教える塾もあるけどね。


そんな塾の子は、同じ間違いを何度も繰り返すだけ。






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