3月は先月の振り替えもあり、中2と中1は週3回の授業。
今夜も中2の振り替え授業。
学校が中2の内容をだいぶ残したままコロナ休みに突入している最中、
開陽舎でどんな授業をしているかといえば、中2の内容は全て終わったので、
中3の予習。
数学は平方根をやってるし、
歴史は第二次世界大戦に突入しようとしている。
英語は過去分詞を含む不規則動詞の習得。
理科は次からイオンをやるつもりだし、
国語は中3みやぎ模試の過去問をガンガンやらせよう。
学校ではまだまだやらないが、
すべての教科においてフライング(笑)
フライングのイメージってどんなだろう?
あまり良いイメージはない。
100メートル競走でピストルが鳴る前にスタートしたら、それはフライング。
もちろん記録としては認められないし、それを繰り返せば 「ルールを守れない人」 というレッテルも貼られる。
でもフライングすれば有利になるのも事実。
しかしスポーツでのフライングは、絶対に認められない。
ところがだ、
同じ競い合いでも、受験勉強のフライングで文句を言う人はいない。
むしろ、
「やらなかったからダメだったんでしょ」
と言われておしまい。
フライングして受験で有利になるのは誰でも分かっているのに、あまりそれをしようとしない。
新中3は、誰も文句を言わないこの勉強のフライングを、ここぞとばかりにすればいいのに。
なのに、なぜしようとしないのか?
受験生としての 「欲」 と 「意識」 の問題が大きいのだろうが、
開陽舎に通う子なら、強制的にフライングさせるよ!
今夜は不規則動詞のテストをやった。
とりあえず20動詞60単語。
「単語はまだまだ増えるから、出てきた順番に何が何でも覚えなさい!」
と、檄を飛ばす。
「小さなテストが出来なくて、大きなテスト(高校受験)が出来るわけがない」
「塾でのテストは満点が基本である」
などと日頃から意識付けしているので、みんな本気で覚えるようになる。
点数はすべて私が声に出して言うので、誰が何点取ったかは全員が知ることになる。
集団授業の良いところは、こうやって相手の頑張りがしっかり見えて、自分の頑張りも主張できるところにある。
お互いの気持ちが伝播し、ライバルとして切磋琢磨できるところにある。
個別指導塾ではその効果は期待できない。
少なくとも 「まとも」 な個別指導であれば、それなりに良いところもあるのだろうが、その数は極めて少ない。
大手の個別指導塾は退塾されないために、勉強の負荷は絶対にかけない。
あくまでも「楽しい」を優先し、その子の出来る範囲をするだけで、講師も生徒もその殻を破ろうとはしない。
そこがまともな集団指導と、大手のダメな個別指導との大きな違い。
集団授業の開陽舎では、目の色を変えてメキメキと成績を上げる子が多い。
大手個別で名取北レベルの子が、開陽舎に来て仙台南レベルになるのは、よくあること。
もちろん、そうさせるための授業やモチベーショントークがあるのだが。
開陽舎の環境こそが、生徒の姿勢を変えていくのである。
受験勉強は大変である。
そんな大変なことから、何も得られないはずがない。
だからこそ受験勉強をしっかり乗り越えただけで、人は大きく成長できるし、志望校にも合格できる。
だったら、勉強では反則でないフライングをガンガンして、ライバルとの差を広げておこうじゃないか。
それが開陽舎のやり方。
中1もガンガン予習するよ!