小・中学生学習塾 【開陽舎】 ~宮城県岩沼市~

小学生は国・算・英。中学生は国・数・英・理・社の5教科総合指導。日々の授業風景や私の感じたことを書いていこうと思います。

ルールを守らせる

2016-03-29 23:53:04 | 平成27年度 全般

先週の中1授業で、

 

いつも塾内テストの悪い者が、宿題プリントを忘れてきたというので厳しく叱った。

 

その宿題チェックの前に、その者が 「消しゴムを忘れたので貸してください」 という場面もあったので、ことさらに私の逆鱗に触れた。

 

毎回テストの結果は悪いわ、宿題は持ってこないわ、挙げ句の果てに消しゴムを貸してくれだと? 塾に何しに来てんの?

 

そこでニコニコ 「これから気を付けてね♪」 などと優しく、毒にも薬にもならないことを言う開陽舎じゃねーんだ、ボゲっ!

 

帰ってからお母さんと相談するように退塾勧告を突き付けた。

 

私があそこまで激怒して見せたのは、この中1では初めてかな。

 

それ以来、他の子たちも緊張感が増したように思う。

 

 

 

 

日曜日に携帯電話の相談でドコモショップに行った。

 

日曜日なのでそれなりに混んでいるにも関わらず、

 

幼稚園児くらいの子が連なるソファーの上を飛び回って遊んでいた。

 

遠慮しているのだろう、ソファーに座らずに立って待っているお客さんが数人。

 

両親はそばにいるものの、やめさせないどころか楽しそうに見ているだけ。キッズコーナーでもないのにありえない。

 

やがて周囲の視線に気づいたか、

 

お母さんが、「こらこら、やめなさい」 と、一度だけ優しく言うも、そんな言葉に従う子どもではない。

 

まったく気にもせずに、やめる気配なし。

 

父親の出番はまったくなし。やがて夫婦は楽しそうにまた話を始める。

 

 

 

 

「伸び伸び育てる」 という名目で、子どもを 「野放し」 にしている親が増えているように思う。

 

そうじゃないでしょ。勘違いも甚だしい。

 

行動や発言に 「節度」 とか 「際限」 というものを知らない子ども。

 

それを教えようとしない親。

 

もしくは本気で子どもと接していない、表面上仲良しの友だち親子。

 

だから親をなめた子どもが増えている。

 

親の仕事は、

 

世の中には 「厳然たるルール」 が存在していることを子どもに教え込むことである。

 

子どもの仕事は、

 

「親の顔色をうかがうこと」 である。

 

親の顔色をうかがうことなくルールを破ってしまったときは、甘んじて厳罰を受けなければならない。

 

それが健全な家庭での子どもである。

 

「伸び伸び育てる」 という耳障りの良い言葉のもとで 「野放し教育」 を続けていると、

 

その子は 「学力」 も 「人間力」 も野放しとなり、社会に順応できず生涯に渡り苦労することになる。

 

そうならないためにも、

 

子どもの周りには 「厳然たるルール」 が存在することを、親は何が何でも教え込まなければいけない。

 

それが 「しつけ」 というものである。

 

これは何が何でも、

 

いつの時代でも、

 

必要なことだと思うのだ。

 

 

 

 

そして学力を伸ばすため、

 

開陽舎には開陽舎のルールがある。

 

君たちが開陽舎を選んでいる以上、開陽舎のルールには従ってもらう。

 

定められたルールを破り、一線を越えてしまったときには、それなりの厳罰があることを教え込む。

 

私は家庭での 「しつけ」 と同等に、開陽舎でも同じことをする。

 

だから、

 

これからも、

 

開陽舎の方針や信念がブレることはない。

 

 

 

 

冒頭の先日叱った中1は、

 

親と相談した結果

 

「これからも開陽舎でしっかり頑張りたい」

 

という。

 

反省もしているようである。

 

入塾したい子もいるので席を空けてもらおうと思ったが、

 

もう一度、信じてみることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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