小・中学生学習塾 【開陽舎】 ~宮城県岩沼市~

小学生は国・算・英。中学生は国・数・英・理・社の5教科総合指導。日々の授業風景や私の感じたことを書いていこうと思います。

開陽舎は君たちに合わせない

2016-03-20 19:43:01 | 平成27年度 全般

開陽舎の中学生は毎回のように宿題があるし、テストも多い。

 

宿題をやってこない

 

宿題を持ってこない

 

テストの結果が悪い

 

授業に集中していない。

 

このような生徒を私は遠慮なく叱る。

 

いろいろな場面で私は君たちを叱るが、

 

私が言いたいことはただ一つ・・・

 

「指示されたことは何が何でも必ずやれ」

 

開陽舎は君たちに合わせない。

 

合わせるのは君たちだ。

 

 

 

 

 

時間になれば電車は出発する。

どんなに急いでいようが、自分が遅れて乗れないことに文句は言えない。

乗りたければ、電車の時間に自分が合わせなければいけない。

 

 学力で高校の合否が決まる。

どんなに入学したい高校だろうが、不合格になることに文句は言えない。

入学したければ、高校の学力に自分が合わせなければいけない。

 

人物像で就職が決まる。

どんなに働きたい会社だろうが、不採用になることに文句は言えない。

入社したければ、会社の求める人物像に自分が合わせなければいけない。

 

 

社会のほとんどが、自分になど合わせてくれない。

 

それが現実。

 

たいていは自分が合わせていかないと、社会では生きていけない。

 

だから親は子どもにそれを教えなければいけない。

 

「あなたが社会に合わせなさい」 と。

 

そして子どもを、

 

「大人が子どもに合わせる環境」

 

ではなく、

 

「子どもが大人に合わせる環境」

 

に放り込むべきである。

 

 

 

 

 

近頃は、

 

「自分に合わせてもらうこと」

 

に慣れてしまっている子が増えたように思う。

 

自分に合わなければ 、

 

「一方的に不満を持つ」

 

子が多いように思う。

 

だからすぐに 、

 

「すねたり」 「キレたり」 「逃げたり」

 

する。

 

要は我慢ができない。

 

我慢のできない子に学力の高い子は絶対にいない。

 

自分のやりたいことを犠牲にして、我慢強く勉強できるかどうか。

できなければ入試は不合格。

 

その子が大人になれば、我慢強く仕事ができるかどうか。

できなければ会社はクビ。

 

大人が全てを子どもに合わせ、我慢のできない子どもに育てられているとすれば、その子が不幸である。

 

子どもの将来を案ずるなら、大人が子どもに合わせるのではなく、

 

「あなたが大人に合わせなさい」 と、

 

大人は子どもに言わなければならない。

 

子どもが大人に合わせて、大人と同じことをさせる。

 

それが 「大人扱い」。

 

大人が子どもに合わせて、子どもの好きなようにさせる。

 

それが 「子ども扱い」。

 

「子ども扱い」 されている子が、大人になることはない。

 

 

 

 

 

ただなりゆきで 「自分に合う」 道だけをさまよう人生がいいのか、

 

それとも 「自分が合わせて」 新しい道を切り開く人生がいいのか。

 

「どんな大人になりたい」 のか、

 

「どんな大人にさせたい」 のか。

 

子どもも大人もよく考えるべきである。

 

子どもは 「大人」 に合わせ、「社会」 で生きていく強い力を身に付けるべきである。

 

 

 

 

もう一度言う。

 

開陽舎は、

 

宿題もテストも君たちに合わせない。

 

合わせるのは君たちだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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