今日は昨日ほど気温は高くないそうだが、やはり湿度が高く蒸し暑い。そこのところ連日気温が高くてもう梅雨明けかなと思うが、まだ梅雨は明けていないという。
◆七夕決戦始末記
七夕決戦の結果は予想通りだったが、その過程が結構面白かった。
5月27日、参議院議員の蓮舫氏が7月7日の東京都知事選の出馬を発表した。
少しフライング気味だったが、これで東京都知事選は俄然注目を集めることになった。
一方、現職の小池百合子知事は公務優先として出馬表明には慎重な姿勢をとっていた。
そして定例議会の閉幕を受け、ようやく3選を目指して腰を上げた。これが良かったのかもしれない。
また、広島県の安芸高田市の石丸伸二市長が任期途中で東京都知事選の出馬を目指すとして市長を辞職、七夕決戦に名乗りを上げた。
その他元航空幕僚長の田母神俊雄氏、タレントの清水国明氏等の面々が出馬した。
そして何と56人もの人が出馬、前代未聞の事態になった。告示直後には選挙ポスター掲示板での恥ずべき行いもあった。
なお、選挙期間中はこんなブログでも記事はなかなか書きにくく、投票権もないのでなるべく控えていた。
その間、ネットニュースやYouTubeを視聴し、「ああそんなんだ」と思いながら政治ショー的にお隣の埼玉県の片隅から眺めていた。
結果はご存知の通りやはり現職の壁は厚かったという予想通りの結果に、、、
今の若い世代の方は男女問わず、声高な人が多い。蓮舫氏は特に選挙前からそんな調子で早くも絶叫していた。一方、小池百合子知事は柔らかな口調で我々世代には耳障りも良い。
石丸伸二氏の演説はニュースでちょこっと視るだけだが絶叫型ではないものの、言葉や言い方は少しキツイ、エリートビジネスマン特有の冷たさを感じた。もちろん生で聞いたわけではないので的外れかもしれないが。
また、マスコミやメディアへの対応もある意味けんか腰のようだ。SNSを駆使して若い世代の支持を得たようだが、人数の多い50代以上の支持を得られなければ当選は難しい。その年代の方々は投票所に行くからね。メガバンクご出身の方に言って失礼かもしれないが、彼はマーケットリサーチを誤ったかもしれない。
その点、現職の小池知事はソフトな口調で話すので安心感がある。子育て中のママさんたちとっては優しい母親のように感じたに違いない。
以前、母校のOB会で来賓の小池知事の話を聞いたがテレビキャスターのご出身からかソフトな語り口でとても聞きやすかった記憶がある。また講演後目の前を会釈をしながら通ったがお顔もふくよかで感じの良い方だった。
そんな昔のことをつらつらと思い出しながら七夕決戦の戦況をみていた。
蓮舫氏はまだ若いし様子の良い方なのだが、語り口はハードで声のトーンも高くなんとなく苦手なタイプ。
石丸氏は馴染のない方だったのでどんな事を言うのだろうと思っていたが、当初は政治屋批判と東京一極集中阻止などを叫んでいたが、政治屋の定義が曖昧で彼の言う政治屋とはどんな政治家を指すのか未だに分からない。
また東京一極集中を問題化していたがそれこそ都知事の仕事ではない、都知事が地方分散などと言えるわけがない。それは国や地方の首長さんのお仕事だと思う。また万が一都知事になれば馬鹿にした政治屋さんたちや記者さんたちとも仲良くしなくてはならない。
もう少し地方で揉まれたほうが良い方だと思う。
田母神俊雄氏や清水国明氏については、田母神氏は軍人さんの匂いが強くちょっと勘弁な人、保守は保守でもちょっと違うんだよなぁ。
またタレントの清水国明氏、何で都知事選に立候補したのか未だによく分からない。赤トンボの羽でもむしって地方で遊んでいてください。
以上
今日も良い一日を・・・