えりも森の歩人(ほびっと)

北海道えりも、日高山脈の麓。エゾリスや小鳥が集い、川と海の多様性を育む森づくり。「えりも博物誌」の記事も当面閲覧可。

観光キツネ!

2010年07月19日 10時07分37秒 | 日記
えりも岬地区のキタキツネの親子。道路沿いに出ていると車が停まり、色々なものがもらえることを学習した。お菓子など人が食するものを与えると、もともと肉食性のキタキツネには、消化したり、栄養源として利用できないもの、特に糖分、があり、下痢などをおこすと聞いたことがある。知床の調査では、人から餌をもらうのに慣れたキタキツネの子どもは、越冬できずに死ぬ確立が高いという。秋が終われば観光客も少なくなるし、子どもは親から追い出されるので、それまでに自分で自然の中で餌を得る能力を伸ばすことができればいいのでしょうが・・・それに、エキノコックスという寄生虫の卵が人に入ると(口にすると)死に至ることもあるので、近づかないほうが無難でしょう。
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