長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

島田荘司著【鳥居の密室(世界にだだひとりのサンタクロース)】

2019-08-09 20:06:20 | 本と雑誌

発行2018年8月30日
厳重な密室に殺人者とサンタだけが出入りした。
古都で御手洗潔が見出した「奇蹟の道」とは?
完全に施錠された少女の家に現れたサンタ、殺されていた母親。
鳥居の亡霊、猿時計の怪。
クリスマスの朝、少女は枕もとに生まれて初めてのプレゼントを見つけた。
家は内側から施錠され、本物のサンタが来たとしか考えられなかった…。
別の部屋で少女の母親が殺されていた。
誰も入れないはずの、他に誰もいない家で。
周囲で頻発する怪現象との関連は?
そこには偶然にできた、驚天動地のからくりが隠されていた!!
さすがに「斜め屋敷の犯罪」を書き上げた著者、油断はできないって思い知ってしまう作品である。
書き下ろし本格ミステリ。あなたは「奇蹟の道」にいつ気づくだろうか…?
この著者にはめずらしくラストシーンは、涙もろい方は要注意(涙)♪


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