長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

【安治川隧道】

2010-10-28 13:47:00 | 日記・エッセイ・コラム

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久しぶりに安治川の川底トンネルを通った。
西九条側(北)から九条側(南)へと向かい、所用が済んだら西九条側へと戻って来た。
芦辺拓著【時の密室】の舞台にもなったこの川底トンネル、「安治川隧道(ずいどう)」といい昭和10年に着工して、その後すったもんだの末、九年後の昭和19年に完成したそうな。
なんで川の底なんかにトンネルを掘ったかというと、結局は軍需工事への物資輸送が目的だったそうだ。
今は車が通る方は閉鎖されていて、人と自転車のための此花区西九条と西区九条(ややこしい)を結ぶ生活路になっている。
結構往来は多いのだ。
赤川鉄橋の木造人道橋と似た環境にあるように感じた。
川底を通ろうが橋みたいなものだろう。
阪神なんば線が開通しても、自転車は乗せてくれないだろうし無料でもない。
結局この川底トンネルは、もう暫く残るのだろう。

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