下手のチェロ好き

気づけばチェロ歴7年目に入った、アラフォー女子。
上達しない理由を息子や仕事のせいにする、言い訳日記です。

月曜日は、Y野の日

2009-09-29 00:40:52 | cello
土曜日、個人レッスン後はシンケンジャーショーへ。
花道のすぐ近くに座ったため、腑破十蔵(ダークヒーローです)を近くで見られたので、超感激(私がファンなんです)。
日曜日は、息子と二人で仮面ライダー電王の最終回を見て、二人で号泣。
最後まで笑わせて&泣かせてくれて、良いドラマでした。

そういえばうちの息子君、今朝突然、洋服の片方の肩を下げ、片方の肩を見せて、「お釈迦さま」と言うのです。
「どこでそんな言葉覚えたの?」という私に、
「水の中にいたんだよ」という息子。
…この子の目には、何が写っているのでしょう。。

さてさて、今日は、Y野の日です。
毎月28日は不動尊の縁日に行くのですが、今日は、息子と旦那は縁日に、私はレッスンへ。

7時30分、いつものメンバーが集まり、レッスンスタート。
まず最初に先生が持ってきた、フンクの組曲のCDを聴く。
速い演奏。
こんな風には弾けないと、心の声がこぼれます。

「さあ、演奏のように弾いてみましょう」と、先生が無茶を言います。

最初は調子の良い私。
「かげみさん、今日は少し練習してきましたね」と先生。
正確にいうと、フンクは全然練習していなかったので、レッスン前に家で30分ほど練習してから、レッスンにきたのです。
その程度なので、すぐにボロが出て、
「演歌みたいに弾かない」
「不思議な音程を弾かない」
「ボーイングもちゃんと意識して」
「トリルは2つは弾いて」
「トリルは均一に弾かない」
…等々言われたのに、アダージョで壊滅的に転げ落ちていく音程の私。
あんまり酷くて、途中で泣きながら笑ってしまいました(先生も、あまりのひどさにがっかりきたみたいで…笑ってしまったようです)。
最後に、もう一回弾いて、今度はなんとかうまくいって、レッスン終了。
今日も、楽しいレッスンをありがとう、先生。

最後に、私のソロ曲候補のショパンのチェロソナタの3楽章の話になるが、まだまだ躊躇の私。
だって、あと2か月しかないんだもん。
とはいえ、焼直しのハナミズキもつまらないと思っている、私。
でも、ロストロポーヴィチ先生やピーターウィスペルウェイ先生の演奏を聴くと、私には弾けないと思ってしまう。
「それに、ショパンのチェロソナタって、知らない人も多いし」という私に、
「私が知ってるから大丈夫」と先生。
でもでも~…まるで小娘みたいな私。
…4日の発表会が終わったら、頭を即切り換えて、考えます。

今日もお疲れちゃん。
I田さんが作ってきてくださった、フンクのCD使って練習するのも発表会以降だなあ…
ちょっとこの1週間、エレジーとセレナーデしか、考えられそうもないや。
そんな事を考えながら、どうせ寝ていない息子の待つ家へと急いだのでした。

個人レッスン

2009-09-26 11:29:29 | cello
朝6時起床。
ああ、土曜日の朝だっていうのになぜこんなに早起きしてるんだ~。
昨夜飲んだビールがまだ抜けていないせいもあって、軽く朝を呪いながら、洗濯開始。
朝練もスタート。
発表会の曲を弾きこむ。
今日は、音が裏返ったり掠れたり。
う~、気に入らん。

朝食は極々簡単に済ませ、私はお出かけ。
途中、TSUTAYAに寄ると仮面ライダー電王の最終巻が置いてある!ので、即ゲット。
今日は、良い日だ!
そのまま帰ってDVDを見たい衝動にかられるが、ググッと我慢。
これから、レッスンなんだから。

ウキウキしながら、レッスン場へ向かう。
今日は「1パート(先生)の呼吸にあわせる」という目標をもって。
いつも自分のパートを弾き散らかしている状態なので、今日は相手を見ながら&自分の音を聴きながら弾く事を課題にする。
本番にいきなりやってもできないからね。

10時、レッスンスタート。
朝練同様、音が上擦ったり掠れたりしている。
右腕の脱力を意識したり、弦をしっかり押さえる事を意識するが、どうにも裏返る。
そして、私は練習の時に速く弾きすぎているようで、先生に合わせて弾いていると、どうにも弓が足りなくなる小節が多数。
音量が先細っていくし、今のままでは私が走る原因になってしまう。
速度を落として練習しなくちゃ。

そして課題の方は、出来たり出来なかったり。。
先生の弓や指を見ていると、自分のボーイングが無茶苦茶になったり。
特にゴルターマンのセレナーデの3パートは、1パートと連動しているので、息が合わないと見苦しくなってしまう。
耳は自分の音を聴いて(たまに相手の音を聴いて)、普段は楽譜を見て、要所要所で1パートの方の指やボーイングに目を向けるようにすれば、大丈夫かな?

今日もあっという間にレッスン終了。
次は、発表会前日のゲネプロ。
おし、頑張るぞ。

帰ってDVDを見たいところだが、今日は侍戦隊シンケンジャーショーを見に行くのだ。
ママは忙しいぜ。

発表会まで、あと8日。
皆さん、体調崩さず当日を迎えましょう。

極刑

2009-09-25 20:19:46 | cello
6時起床。
3日ぶりにチェロを持つ。
洗濯機を回しながら、さつまいもを煮ながら、朝連開始。
意外に忘れていない。
しかし、2の指のビブラートがひどい。
2の指の補強のため、最近ゴルターマンのレリジオーソの1パートを弾いている。
発表会の曲とあわせて3曲、ぐるぐる1時間ほど練習。
今日もよくがんばった。
早速ビールを飲んで、ねぎらってあげたいくらいだ。

最近わが家は、毎日牛乳1本が消費される。
息子が朝・夕・寝る前に飲むためだ。
わが家の冷蔵庫は、育ち盛りの男の子のいる冷蔵庫になりつつある。

その息子くん、食べが悪かったので、私が「食べないと大きくなれないよ、食べてごらん」と言うと、嫌いな食べ物をママにつき出し、こう言った。
「ママ、食べないと大きくなれないよ。
これ食べると、おっぱい大きくなるよ。
食べてごらん、おっぱい大きくなるから」
私「・・・」

そして昨夜の息子くん、
「ジャンプするね。
答えは聞いてないけどね」
私「・・・」
この「答えは聞いてないけど」は、仮面ライダー電王の決め台詞の一つ。

あんた、日本語の使い方分かってきてるじゃん。
いずれも感心しつつも、お尻ペンペンの刑に処する事になったのは、いうまでもございません。

七五三の写真撮影

2009-09-24 00:28:45 | cello
連休最終日、今日は午後スタジオAにて、七五三の写真撮影。
9月中に撮影すると安いので写真撮影だけ先に、お宮参りは後日です。

一度予約で訪れていたので、逃げ出しはしないものの、緊張した面もちの息子くん。
ピンクの羽織に水色の袴に着替えを済ませ、そのまま撮影に突入。

うちの息子くん、緊張するとテンションが下がるのか、目が死んだ魚のようになる事をはじめて知りました。
そのテンションをあげるのにスタッフが多数加わり、私達もご機嫌取り。
そんな大人の滑稽さに呆れたのか、諦めてくれたのか、口を大きく開けたり、あっかんべえしたり。
それを突破口になんとか持ち上げて、笑顔を引き出す事に成功。

ビデオ撮影だけは許されていた現場でしたが、そんな余裕はどこにもなく、あっという間に撮影終了。
駆け抜けた後の親達は、疲労困憊。
一方うってかわって、すっかり気を許した息子くんは、その後の写真選びの時には大暴れ。

七五三なんて、親のための行事かもしれない。
だから、親が頑張るなんて当たり前。
でもね、お宮参りはあなたの成長をみてもらうのと、あなたの厄払いのために行うものなんだから、お宮参りではしっかり働いてもらうわよ。

意外にも、写真は良く取れておりました。
わずかしかない笑顔を逃さずシャッターを切る速さは、さすがです。
子供相手に100ではないものの、90まで引き出したのは、プロの仕事だと思いました。
100の笑顔を引き出せるのは、親だけですから(親ならみんな、思っている事ですかね)。
その10の余地をわざと残して、親に優越感を持たせるのもまた、プロの仕事かもしれませんね。

仮面ライダー電王の最終回のDVDだけが借りられず、続きが見られずにもがき苦しんでいる、ママでした。

仮面

2009-09-22 13:35:57 | cello
朝、息子の熱が36度8分まで下がる。
はあ、よかった。
そして、私に息子の風邪が移る。
喉が痛い。
これも、お約束です(涙)

今日も外出は控え、仮面ライダー電王の視聴。
ドラマとしても面白いけれど、すごいのは、スーツアクター達。
怪獣や、仮面ライダーの変身後の、着ぐるみを着ている人達の事なのですが、彼らがすごい。
顔も声も出ていないのに、立ち居振る舞いだけで、すべてを表現する。

お客様に、演出関係の仕事をしている方がいる。
その方が「仮面を被って演技すると、普通に演技しているのとは違って小手先ではごまかせない、その人の本質がまるわかりになってしまう」と、おっしゃっといた。
本質と言われても、私には良く分からないのだが、電王を見る限り、子供だましでない、本物に対するスタッフの心意気が感じられる。
終わってからも人気があるのが、良く分かる。
現在放送中の、「侍戦隊シンケンジャー」(戦隊物です)や「仮面ライダーW(ダブル)」(探偵物です)も、オススメです(朝早いので録画予約に頼り、リアルでは見られないのですが…)。

私が仮面をつけてチェロを弾いたら、どんな演奏になるのやら。
チェロのマスカレード(仮面舞踏会)なんかも、面白そうですね。
みんなの本質が見えるらしいから……

新型インフルエンザか?

2009-09-21 23:16:22 | cello
朝、息子の体が暑い。
体温を計ると、38度。
インフルエンザ?
食欲もあるし、元気もあるので家でおとなしくしていたのですが、夕方38度6分まで上がったので、休日診療所へ。

先生いわく、顔色も良く、呼吸も荒くなく、しかし喉が真っ赤なので、夏風邪だろうとのこと。
もう一日熱が下がらなければ、インフルエンザの検査をしましょうと(発熱後一日経たないと、たとえインフルエンザでも陰性が出てしまうらしい)。
この先生、息子の保育園の園医も担当しているらしく、保育園の事情も把握しており、我が息子の保育園では夏風邪が流行っているという事情もご存知でした。

熱を除けば、とっても元気。
今は仮面ライダー電王を見ながら(下手な海外ドラマよりも、ずっと面白いです)、ようやくの~んびり、私のお腹の上で、「ママの体冷た~い」と過ごしています。
早く寝て熱を下げてほしいとこですが、落ち着いているので、息子にまかせます。

遠出しない、連休

2009-09-20 23:25:17 | cello
今日は晴天。
あまりの晴れっぷりにビビり、一日中家から出ずに、息子とのんびり過ごす。
やる事も遊ぶものも、家の中にはいっぱいある。

息子の昼寝中、チェロの練習。
今日は電子メトロノームにて、四分音符70~88の速度にて、各速度で練習。
何せ、まだ4人で合わせた事がないため、どんな速度で弾く事になるか分からない。
私は速く弾きすぎているようなので、ゆっくり弾いた場合の弓の配分やボーイングの変更を含めて、じっくり。
テンポの乱れも思いの外あったので、揺らさないように調整。

速度によって、ビブラートにもムラができる。
基本、やっつけ仕事の私なのだが、ビブラートは永遠の課題と割りきる。

自信のなさが演奏に出ては、みんなに伝染する。
演奏を不安定にしないためには、私が不安定であってはいかん。
本番は、笑って弾きたい。

明日は旦那がお仕事、遠出しないまでも、明日は息子を連れてどこかに行こう。
猫カフェでデートなんてどうだろう?
いろいろ考え中の、ママでした。

個人レッスン

2009-09-19 22:50:27 | cello
金曜日は、仕事疲れでぐったり。
夕飯を作る元気もなく、宅配ピザにて済ませ、早寝。

土曜日。

七五三の写真の予約をしに、朝一でスタジオへ。
そのまま写真を撮ってもよかったのだが、息子が「やだ、べ~」と逃走を図ったため、断念。
その後落ち着いてから、着物(ピンク色ベースですぜ)や髪型(帽子被ったりしますぜ)、ポーズを決め(刀持ったりしますぜ)、本日終了。
本番は、頼むからイイコにしてください。

帰宅後早風呂して水遊び、疲れた息子を昼寝させ、(同じく疲れた)ママはチェロの練習。

ゴルターマンのセレナーデはいい感じで仕上がっている(気がする)のだが、スワートのエレジーは音が上滑りしやすく、余計な力が入りやすい。
特に小指のビブラート時に押さえが弱く、音程がぶれる。
一音一音、左指の押さえや右腕のボーイングに集中。

2時間練習後、まだ寝ている息子を旦那にまかせ、個人レッスンへ出発。
今日はいつもと違い、狭い部屋で、レッスン。
息子を連れてこなくて良かった。

レッスンスタート。
今日は先生が1パートを弾き、私が自分の担当のパートを弾くレッスン。
自分の音を聴きながら、相手の音にも耳を澄ますために。
そして相手の音に揺らぐ事なく自分の音を弾き続けるために。
そして臨機応変に対応するためには、暗譜が済んでいないと、(私には)無理。
かろうじて暗譜が済んでいたので、主旋律の裏における、自分の役割を確認しながら、何度も弾く。

あっという間に、30分のレッスン時間が終了。
「かげみさんは、絶対に止まらずに弾くから(大丈夫)」と、先生。
言われた時には誉め言葉だと思ったのだが、音程の悪いのを止まらずに弾き続けられても耳障りだよな、と自戒。
絶対に止まらない、そしてきれいな音程でハモらせてみせる(鼻息荒いぜ)。

来週土曜日、発表会前の、最後のレッスン。
午後はシンケンジャーショーを見に行くので、午前10時のレッスン予約を入れる。
早い、朝早すぎる。
絶対、寝ぼけているような気がする。。
平日昼間に、何か用事を作って外出したほうがいい気がする。。
…YouTubeのゴルターマンのセレナーデに合わせて絶叫しながら、思案する私なのでした。

羊水(以前)の記憶

2009-09-17 10:43:35 | cello
今朝は、7時起床。
バタバタと用事を済ませながら、合間合間に朝練。
ハナミズキを弾くと、それ以外の曲を弾いている時とはうってかわって、楽器がよく鳴る。
いつものように、そういう気がするだけなのだろう。
サイレントチェロだし。


でも、気分が良い。
自己満足で弾きたい曲を弾くよりは、こういった曲の方が、お客様が満足してくれる気がする。
気分が良いからといって、雰囲気に逃げてはいけない。
テクニックも、大事。
酔っぱらっていない時の私は、実に理性的だ(ほんまかいな)。

昨夜、10時には息子が寝てくれた。
寝る前のまどろみの時間、息子に聞いてみる。
「どうやって、パパとママの所に生まれてくる事が決まったの?」
「あのね、カードを引いたの。
カードに、パパとママの名前が書いてあって、「この家に行きなさい」って言われたの」と、息子。
…ほんまかいな?
疑惑と動揺を押し隠し「そっかあ、それでパパとママの所に来てくれたんだあ。
ありがとね」と言う私に、
「どういたしまして」と、息子。

…真偽なんて、わからない。
でも、彼はカードを「選んで」うちに来たことになる。
うちに来たのは、自分の意思だ(仕方なく?嫌々?は、この際置いといて)。

「生んでくれって、頼んだわけじゃない!」
いつか言われる日に、反論のネタが出来た。
「自分の意思で、私達を親に選んで、生まれて来たのよ」と。
証人は、ブログを読んでいる皆さんです(おねがいします)。

びっくりたまご、サマサマです

2009-09-16 01:21:30 | cello
昨日、なんと息子が8時30分に就寝!
帰って直ぐに、お風呂に入れたのが良かったらしい。
仮面ライダーのびっくりたまご(中におもちゃが入っている、入浴剤)のおかげだ。
うちらも、やればできるんや!
旦那と涙にくれる。

自分がのんびりお風呂に入っても、掃除をしても、時計を見ると、夜10時。
夜練もできるやん。
ゴルターマンのセレナーデ、スワートのエレジーの他、フンクの組曲、ハナミズキ、ショパンのチェロソナタにまで手を広げられる、幸せ。

ビブラートを指を(できるだけ)潰さずかけるようになったら、なんだか別の曲を弾いているよう。
以前は一生懸命だったが、少しユトリが出てきた(気がする)。
まだ2の指が大きく振れないのだが・・・

2時間練習後、旦那と酒盛。
ああ、幸せだ。
明日も、息子を早く寝かせよう!
旦那と誓いあう、雨の夜なのでした。