下手のチェロ好き

気づけばチェロ歴7年目に入った、アラフォー女子。
上達しない理由を息子や仕事のせいにする、言い訳日記です。

遠足の前の晩

2008-01-31 01:08:49 | cello
今日、東京オペラシティにてピーターウィスペルウェイのコンサートに行く。
今その予習中。
単にCDを聴いているだけなのだが。

昔から、コンサートに行く時は、その随分前から、「強化月間」さながら、そのアーティストのCDを聴きまくった。
外タレのコンサートでも、英語の歌詞カード片手に、日本語の意味を完全に頭に叩きこみ、コンサートに向かう。
ある意味、コンサートに行くよりも、ずっと楽しい時間。
まさに遠足の前の晩だ。

そして今、その遠足の前の晩。
昔のように聴くことに没頭出来ないが、今は洗濯物を干しながら、息子と旦那を起こさないように、聴いている。
当然ビールを飲みながら。

今回は無理だったが、6月のトルルスモルクのコンサートに行くまでに、譜読みをしていくつもり。
そのための、ショパンのチェロソナタの譜はすでにゲットしている。
後はベートーベンとブラームス(だったかな?)をゲットだ。

結構、凝り性な私。

~ロストロポーヴィチ先生のドボコンを聴きながら~

月曜は…

2008-01-30 08:52:10 | cello
Y野の日。
教室&チェロを借りて、レッスン前に予習。
サポージニコフは見られたものの、白鳥とアヴェヴェルムコルプスは見られず。
結局ぶっつけ本番。

7時30分レッスンスタート、まずはサポージニコフ。
第1ポジションということもあり、難なくクリア。
ですが、これからはしっかり指板を叩くように弾くように、とのこと。
次回の課題は、デタシェ。
いわゆる、ベタ弾きだそうだ。
次のレッスンは再来週、今度は練習して、ちゃんと見てきまっす。

8時、先生よりアヴェヴェルムコルプスの各パートの運指を書いた譜を配られる。
先生、なんだか、今年に入ってから意欲的ですねえ。
前はもっと忘れっぽかったですよ?
先生に担当が代わって一年、ようやく私達の熱意を感じていただけましたかねえ(ニヤリ)。
次のレッスンまでには、ちゃんとさらってきます(誓い)。

そして白鳥の練習へ。
どうしてもハイポジになると、手首がつぶれてしまう。
手首の形、甲の形を変えないためには、左肘の位置が重要だというのは、個人レッスンでも言われているのだが、いまだ定着していない。
先生に、まるで個人レッスンのように指導され、その時は至極納得し、定着した気になるのだが、いざ自分で弾き始めると、目も当てられない。
「卵の形」にしているつもりが、第一間接が潰れてみたり(特に薬指と小指)、第一間接を丸く心がけてみると、今度は第二間接が潰れてみたり。。
本人はしっかりやっているつもりでも、美しく、ない。

その後、指の形と、肘の位置と、音程と、ボーイングと、速度と、ビブラートを無視すれば(全部やんけ、と一人ツッコミ)、なんとか通して弾けるものの、こんな調子では全然ダメ。
80人のチェロアンサンブルだからといって、甘えてはいられない。
気持ちだけは、ソリストなんだから。

気合いをいっぱいにして、家路を急いだ。

練習復帰

2008-01-28 18:22:35 | cello
先週は仕事疲れがたまり、睡眠に逃避。
息子が熱を出さないでいてくれて、ほんと助かりました。
去年の今頃は、生後5か月の息子を連れて職場にいたなあと、懐かしく思ってみたり(抱っこ紐で前抱っこして、パソコンとにらめっこしていたですよ)。

今日、仕事は残っているもののめどがついたので、ホッと一息。

31日のオペラシティでの、ピーター・ウィスペルウェイのコンサートには行けそうだ。
ドボコンを聴きに行くのは初めて。
そもそも、ロックコンサートばかりで、クラシックのコンサートを聴きに行く事が珍しい私。
オシャレして行きますわよ。

そして、今日これから何をするかというと、Y野のレッスンの予習をするために、Y野で教室&チェロを借りて練習。
30分しか借りられなかったけれど、みんなの足を引っ張らないように、頑張らねば。

有意義なレッスン報告を、乞うご期待!

イライラ

2008-01-24 15:54:10 | cello
22日(火)夜の話。

息子が夕飯をほとんど食べず、残す。
具合が悪いからではない。
息子は椅子から出て、ミニカーで遊びだす。

無理矢理食べさせようとする私と、イヤイヤして食べない息子。
果ては食事を投げられる。

よくあること。
いちいち気にしていたら、きりがない。
でも、なんだか、この日の私は流せない。

旦那が仲裁に入る。

食べる前にお菓子を食べさせたのは、私。
美味しい料理を出せなかったのも、私。

大人の不手際を、子供に擦り付けるべきではない。
でも、なんだかやりきれなくなって、、無言の私。

いつもと違うママの様子を変に思ったのか、息子がやってきた。
必死な顔をして、「ママ、ママ」と叫ぶ。
息子は、泣く寸前だ。

「ごめんね、ママが悪かったね。
でも、ママも一生懸命ご飯作っているから、次は食べてね」
ニッコリ笑って言うと、息子はホッとした様子。
ニコニコして、キャーと言いながら、抱きついてきた。

あれまあ、こんな小さい子に、気を使わせちゃったね、私。
ごめんね。
ママも、人間としては、三十●歳だけど、ママになってからは、まだ1歳5か月なの。
一緒に成長しようね。

それもこれも疲れているせいにして、抱きついたまま寝てしまった息子と一緒に朝まで寝付いてしまいましたとさ。

ペース

2008-01-24 01:11:04 | cello
月曜日、Y野レッスンが終わり、帰宅。
息子は、すでにねんね。
久しぶりに旦那と晩酌。
旦那がおつまみを作る。
うまい。
幸せです。
感謝、感謝。

そして、火曜日朝4時起床。
寒いが、思っていたより寒くない。
布団から出られれば、練習は出来そうだ。

しかし、たまっている家事を片付ける事が最優先。
片付け終わったのは7時30分。
早く起きたんだけどな…

譜読みでもしよう。
スケッチブックに、運指や音の書き込み。
個人レッスンは明日水曜日だというのに、今書き込みをしている時点で、タイムアップ。

前日には、書き込みに頼らないように、書き込みを消して弾けるようになっていなければならないのに。
こんなんでは、レッスンに行っても意味がないので、水曜日の個人レッスンはキャンセルしましょう。

ペースを戻さなきゃ、練習する時間なくなってまうわ。
でも、4時に起きられただけでも、思ったより寒くない事が分かっただけでも、収穫、収穫。

明日に、乞うご期待(ホントかな?)

月曜日はY野の日

2008-01-24 00:29:56 | cello
サイレントチェロ改造計画は、ひとまず保留。

月曜日は、Y野の日。
7時30分スタート、LEEは終わったので(後1~2曲残っていたような気がするのだけれど?)、今日からは新しくサポージニコフのチェロ基礎教本と、新しい曲。
フレッシュスタートだ。

まずはサポージニコフから。
「さらってきた人いますか?」の問いに、チラホラ手が挙がる。
さすがです。
私は中を見てもいません。
こんな私のために、初見でもいける6、7、9番をリハビリのように練習。
まだ最初のほうなので、さほど難しくなく、クリア。

次回までに、9~10ページを練習してくるように言われる。
二声あるものは一声のみ。
課題として、全曲、右肘を使って弾くパターンと右手首で弾くパターンで弾いてくる事。
私、手首使って弾いたことないけれど、いけるかしら?

8時、ここからは、曲タイム。
4月のアンサンブルフェスティバルの曲ということで、サンサーンスの「白鳥」から。
運指の変更等あり、10小節まで弾いて、レッスン終了。
白鳥は、みんなで同じパートを弾くのだが、ハイポジで、ハモらないようにしなきゃ。

レッスン後、同じくアンサンブルフェスティバルで弾く、「アヴェヴェルムコルプス」(以下、アヴェ)のパート分けをする。
我がクラスは4人、「アヴェ」も4パート、みんなそれぞれ別のパートを弾き、80人で合わせるより一足早く、アンサンブルを楽しめる。
厳正なるアミダくじの結果、私は第4パート。
私ったら、くじ運良かったのね(ニンマリ)。

最初はこうして、いつもゆっくり、のんびり。
これがコンサート前になってくると、テンパるのだ。
今のうちに、しっかり練習しておかねば、ねば。

サイレントチェロ改造計画

2008-01-21 18:57:45 | cello
サイレントチェロの改造につき、別件で電話のあった、件の社長に相談。

生チェロは改造せず、サイレントチェロだけ改造する、という条件で話を進める。

社長いわく、出来ない事はないが、全く同じには出来ないとの事。
また、ネックに関しては、削るか、パテをくっつけるかの修正だけど、弦の高さの調整も考えると、駒もいじることになりそうとの事。

調整となると、2台預けなければならない。
どれだけ時間がかかるか等、一度見てみなければ分からない。

現実的にどうだろう。
これから4月に向けて、最低4曲さらわなければならない。
今手元に1台も残らないのは、とっても痛い。

やる気になったら、電話ちょうだいとの事。

ここのところ寒すぎて、朝寝床から出られず、練習していないのだから(告白)、預けても問題ないといえば問題ないのだが、そうやって言い訳を始めると、後で苦労するのは私。

う~ん、どうしよう。。

楽譜探し

2008-01-19 21:18:21 | cello
次のY野の発表会は7月、何を演奏するかはこれから決定する(4月のチェロ80人アンサンブルは、会場も曲目も決定している)。
弾きたい曲を演奏するチャンス。
弾きたい曲と弾ける曲が一致するとは限らないのだけど。。

弾きたい曲があるのだ。
昔、Y野の卒業生が最後に弾いた曲。
アンサンブルがばっちり決まっていて、迫力があった。
いつか弾いてみたいと思っていたけれど、今の私達には弾けるだろうか?

楽譜探しを始める。
実は、曲は覚えているのだが、曲名が思い出せない。
当時の生徒さんは卒業してしまったし、先生も代わってしまった。
誰に聞けばいい?
悩んだあげく、電話をかけた。

「すいません。曲名が分からないのですが、これから歌いますので、教えてください」
実は私、仕事中誰もいなくなった瞬間を狙っての電話。
いつ、誰が戻ってくるか、わからない。
相手の都合を聞かず、有無を言わさず歌い始めた。

「ド ソソミソ ド ソソミソ …」

「…トルコ行進曲かな?」
電話口から答えが帰ってきた。

「ありがとう、先生」
早々に電話を切る。

そう、私が電話したのは、個人レッスンの先生。
レッスン中大変お騒がせしました。

さすがに、仕事中にそれ以上を調べる事は出来ず、お家に持ち越し。

ふむふむ、トルコ行進曲は、モーツァルトとベートーベンね。
モーツァルトはピアノで弾いたことがあるので、違うのはわかっている。
息子の遊んで攻撃をかわしながら、ベートーベンのトルコ行進曲をYOU TUBEで観てみる。

あれっ? この曲違いますよ、先生。
早速、先生にメール。
先生も、「ええっ」という感じ。

振り出しに戻り、考える。
…確かシューベルトだったような気がする。
シューベルトというと、「鱒」しか思い浮かばず、第一楽章から調べ始める。

これも違う、と調べるうちに、先生からメールが届く。
「軍隊行進曲かも」
早速調べる。
ビンゴ!

先生ありがとう。
シューベルトの軍隊行進曲でした。

翌日、ネットで楽譜の検索。
早速ダウンロード、印刷。ピアノ譜しかなかったが、これならバラせば、チェロ譜になる。

チェロでもいけそう。
私の腕前でもなんとかなりそうな感じ。
二重奏でいいかな。
楽譜は、私が起こさないとダメよね。

楽譜を見ていて、気付いた。
あっちゃ~、ド ソソミソ ではなく、ド ソソファ#ソでした。
あんな歌唄っちゃって、恥ずかしい。
先生、私の言わんとしている曲を分かってくださって、ありがとうございました。

とりあえず、月曜日Y野のレッスン時に、みんなに聞いてみてから、楽譜起こし等、考えます。

ああ、日々チェロ中心だわ(息子もね)。

灰から復活

2008-01-17 16:53:27 | cello
いつまでも燃え尽きたままではいられないので、今日から…起きたのは朝5時。
家事やら何やら、手が空いたのは7時。

スケッチブックに、個人レッスンの次の課題を貼りつけて終わりかな。
…あれっ?スケールの課題の拡大コピーが大きすぎて、スケッチブックに貼りきらない。

…今日はこれくらいにしておこう。
今日、コピーのやり直ししてこなくちゃ。。


クリスマスに息子に「トトロ」のDVDをプレゼントしてからというもの、息子はすっかりトトロの虜、毎日ヘビーローテーション。
喜んでもらえたのはうれしいのだが、観ていると、苦い思い出がよみがえる。

昨年夏のY野の発表会で、「ジブリメドレー」を弾いたのだが、どうしても弾けなかったフレーズがある。
あやふやに弾いてごまかしてしまった思い出。
トトロを観る度に思い出すのである。

トトロフィーバーは去りそうもないので、私がそのフレーズを弾けるようになる事が、前向きな改善策、なんだけどねえ…

一夜あけて

2008-01-16 03:23:03 | cello
燃え尽き、すっかり灰になりました。

思えば11月後半、Y野の発表会でパヴァーヌを弾く事を、個人レッスンの先生に言った時に、先生は「弾くのは自由だけど、聴く人はがっかりすると思うよ」とおっしゃった。

ビブラートも出来ない私が、音色重視のパヴァーヌを他人様の前で弾くなんて、それは無謀ってもんだ。
(個人レッスンの)先生は正しい。

今回だって、4人での合奏だったから、成功したのだろう。
そもそも合奏でなければ、チャレンジしたかどうかも危うい。

パヴァーヌは本当に難しかった。
何度弾いても、見落とし、発見があった。
でも投げ出すことなく、ギリギリまでこんなに飽きずに、一つの曲に向き合ったのは初めてである。
個人レッスンの先生に、あんなことを言われて悔しいから頑張ったのもあるが、パヴァーヌを弾くのは本当に楽しかった。

弾けるようになった気になると、逃げていく。
いつまでたっても自分のモノにならなかった。
悪いオンナ(!?)にひっかかったかのようだ。

これからも、節目節目で、この曲を弾いていくだろう。
その度毎に、新たな発見をするにちがいない。
いつか、パヴァーヌをソロで弾いて、他人様の心を打つような演奏が出来るようになりたい。
今回の発表会は、その時のための、ちょっと気の早い譜読みだったのかも。

身の丈に合わない曲だったかもしれないけれど、出逢えてよかった。
出逢う前よりは、足掻いた分だけ、上手になった気がします。

(Y野の)先生、パヴァーヌを弾いても良いと言ってくださって、ありがとうございました。
大変だったけど、本当に楽しかったです。

(個人レッスンの)先生、いつか、この曲のご指導、お願いしますね。

そして、Y野のグループの皆さん、次の発表会はもうちょっと簡単な曲にしましょうね。