下手のチェロ好き

気づけばチェロ歴7年目に入った、アラフォー女子。
上達しない理由を息子や仕事のせいにする、言い訳日記です。

編曲1曲終わり

2009-06-29 21:08:15 | cello
バッハ「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」
チェロアンサンブル用に編曲終わりました。
そんなにやることもなく、集中できました。

次は、モリコーネに取りかかろうと思っていますが、難しそうです。
明日は…無理っぽいですね。

入院しました

2009-06-29 12:56:25 | cello
明日は、朝8時30分から手術です。
朝早いので、息子を預けられないため、旦那が息子を連れて片道2時間の道のりをやってくるそうです。

植皮のため、1~2週間いてほしいと、病院側は言っております。
何とか1週間で出たい…
2曲分しか持ってこなかったから、編曲終わっちゃいそうだし。
家族には迷惑かけるなあ…
(あ、7月10日までの源泉所得税の計算があるから、仕事場にも迷惑かけるなあ…)

入院前日

2009-06-28 22:45:40 | cello
土曜日。

息子を連れて、個人レッスンの教室へ。
入院中の編曲用のための楽譜をいただき、私の用事は終わったのだが、息子の用事が終わらない。
息子の用事…教室にいる、ラブラドール犬のSリーと遊ぶ事。
息子の欲求を妨げると、あとで大変な事になるのは先週学んだので、しばらくお邪魔。

あれ?レッスンしている、あの生徒さんは確か…
確信がなかったのだが、先生に紹介され、10月のチェロアンサンブル、同じグループの人である事を知る。
そして、次のレッスン生が来たのだが、これまた同じグループの人。
4人中、3人がなぜだか揃ってしまった。
早く退院してこい、っていう事なのかしら?

夜は、牛角。
入院前に食っとけ、という旦那からのお達し。
ウマウマと食べる。

日曜日。

シンケンジャーと仮面ライダーを見て、息子と旦那を追い出し、朝から掃除。
その後近くのお不動さんの縁日に、みんなでおまいり。
私が入院している間、旦那と息子を頼みます。

背中がバリバリに張っているので、マッサージへ。
またまた悲しいお知らせ。
やっと見つけたこの人も、辞めてしまうらしい。
ゴッドハンドはみんな辞めてしまう。

今日の夜は、ガーリックピザ。
昨日といい今日といい、肉肉しい私。

楽譜よし、五線譜よし、鉛筆よし、マンガよし。。
買ったばかりのピンクのゴルフバック(セールにて2万円が2千円になっていました)に詰める。
格好だけ見ていれば、入院する人には見えない。

何らかの必要性があったからこそ、私の顔に出来た癌。
顔という、一番目につくところに出来れば、無視は出来ない。
健康に気を配れ、というサインなのだろう。
今まで、ありがとう。
患部に向かって話しかける。
今の、偽らざる心境。

卒乳後、胸がペタンコになってしまった私。
息子に「おっぱい落ちてるよ」と言われるほど、胸パット命なのに、今現在パットが見つからない。
入院するのに必要なのに。。
息子の宝箱の中(以前ここにあった)をこれから探してみようと思っています(アセアセ)。

月曜日は、Y野の日

2009-06-25 14:56:57 | cello
7時30分、レッスンスタート。

今日から、Y野の新しい教本スタート。
今日は初見大会だが、シュレーダーに比べれば超楽。
シュレーダー27番(だったような?)
以前よりは音程もだいぶマシに。
今回無事クリア。
今後のスピードとしては、エチュード1曲につき、半年かかる場合もあるという。
今日もマルがもらえなかったと、嘆くなかれという事ですね。

エチュード話の流れで、ポッパーの話になる。
私達がポッパーの教本を使ったら…全部終わるのに50年かかると言われてしまいました(笑うしかない)
ポッパーのチェロ4重奏のポロネーズは、私達のレベル的にはどうですか?
おずおず聞いてみると、先生「4パートの争奪戦になりますね。かげみさんが1パートを弾くというのならば、やってもいいですよ」
…遠慮しときます。
先生が学生の頃、この曲を発表会で弾いた時に、あまりの音程の悪さに怒られ、前日泣いたという。
私は前日だけでは済まなくなるだろうから、丁重にお・こ・と・わ・り。

Y野の曲集より、フンクのアダージョ。
短い曲だが、美しい。
2~4パートのスラースタッカートを合わせて。
弓順を変更して。
強弱をはっきりさせて。
発表会では、フンクのこの曲の他に5曲位弾きましょうね、と先生。
え? 何ですと?
またまた、先生ったら思いつきで言ってみたり…どうやら本気のご様子。
ということは、ソロは弾かなくてもいいという事なのだろうか??
私よりも一回り若い、この先生は物忘れが激しい上に、突拍子もない事を言い出す。
今後の先生の動向に、要注意。

最後に、私がしばらく休む旨を伝え、レッスン終了。
手術前、最後のレッスンは、集中して弾けた。
私が休んでいる間、皆さん先生にいぢめられてください。

手術はちょっと大事になってきまして、予定よりも大きめに切る事になり、植皮(いわゆる皮膚移植)が必要なんだとか。
皮のたるんでいるところなどたくさんあるので、どこからでも持っていってください、美よりも命を優先してくださいとは伝えてあるのだが、果たして手術翌日に帰宅出来るのか?
それが目下の懸念事項だったりする。

帰宅。
息子「ママおかえり~、どこ行ってたの?」
私「ただいま~、チェロのレッスンに行ってたのよ」
すると息子に…「ママ、一緒に行こうねって言ったのに、チェロに行っちゃったの?
Sリーに、ママ一人で会いに行っちゃったんだ」
目に涙を溜めながら、猛烈に怒られる。
どうやら息子は、個人レッスンとY野のレッスンを混同しているようだ。
「ママは、Sリーのところにレッスンに行ったんじゃないよ。
Sリーのところには、がっくんと一緒に行くって約束したよね」
えぐえぐと泣きながら、納得してくれた(?)息子。

手術前にもう一度、個人レッスンの教室に行く予定がある。
仕事の合間に、空白の時間を作って行こうと思っていたが、バレると息子に怒られる。
また土曜日に、息子を連れていこう。
願わくば、Sリーがいますように。

(前振りの割に、大した喧嘩ではなくてすいません。
ああいうふうに書かれている別のブログを読んでいて、私も真似してみようと思ったのが間違いのもとでした。。)

さめざめ

2009-06-24 14:57:27 | cello
土曜日。
お客様のところへ資料を取りに行かねばならず、息子を連れて渋谷へ。
どうせ渋谷まで出たならばと、特に連絡も入れずに個人レッスンの教室を襲撃、預けていたアンサンブル曲集を引き取る。
お役にたったようで、ホッと安堵。

ところで、この教室にはSリーという、黒のラブラドール犬がおりまする。
息子はSリーが大好き、今日も遊ぶのかと思いきや、何だか遠巻きな感じ。
私「もう遊ばなくて良いの?、帰っちゃうよ」
息子「いいの」
ほんまかいなと思いながら、教室をあとにする。

バスに乗り、家に向かっていると
息子「…もっと遊びたかったな」と、ポツリ。
私「また今度行こうね」
とは言ったものの、嫌な予感。

予感は的中、家に帰ってからも&昼寝から目覚めてからも、「Sリーに会いたい」とさめざめ泣いている。
こうなったら、「だから言ったでしょ」と言ったところでおさまらない。
私「今から行っても、もうSリーに会えないかもしれないよ。
それでも行ってみる?」
息子「うん、行く!」

慌てて用意し、再び教室へ。
もう営業時間は過ぎていたものの、Sリーはちゃんと相手をしてくれた。
またまた息子は遠巻きな感じ、帰るときには何度も念を押す。

泣いていた割にはあっさりとした再会だったのだが、当の本人はかなり満足したらしく、帰り道は超ゴキゲン。
息子「ママ、また一緒に行こうね」
私「うん、そうだね」
…この短いやりとりが、月曜日の夜の喧嘩の発端になるのでした。

~月曜日は、Y野の日につづく

Cello Repubblica 2

2009-06-16 22:15:12 | cello
Y野レッスンのない月曜日、息子を旦那にお任せして、久しぶりの白寿ホールへ。
山本裕康・渡邉辰起・三宅進・古川展生先生達の、豪華な夢の競演再び。
会場には数々の見知った顔達。
山本先生の書かれたプログラムを笑いながら読み、開演を待つ。

(ブログを書いている今、プログラムが手元にありませんので、詳しい曲紹介は出来ませんので、ご了承ください。)
モーツァルト先生のディベルティメント。
美しいざんす。
楽譜を見なくても、しっかり曲の音程が分かる!(いかに自分の音程が曖昧か…)
血の滲むような努力をしてきた人達の音は、洗練されている。
あそこまではたどり着けないけれど、チェロ弾きとして同じ土俵にいたいと思う。

ドローヌ先生のアンダンテとスケルッツオ。
この作曲家も曲も聴いた事はなかったが、濃いメロディが良い感じの曲でした。

ポッパー先生の2本のチェロのための組曲。
ポッパー先生のポロネーズは大好きだが、この曲もポッパー先生の雰囲気を感じる。
(でもやっぱりポロネーズも聴きたかったな(ボソッ))

池辺晋一郎先生(会場でお会いして、思わず挨拶してしまいました)のBIVALENCE(曲名があっている自信がありません…)。
なんとなく、黛敏郎先生の文楽を思い出す。
曲を聴かせるというより、技法・技術を聴かせる感じ。
素人さんでは、聴かせる域にはいかない曲だと思いまする。

バッハ先生の無伴奏2番。
古川先生、超速の無伴奏です。
熱いバッハでした。

バッハ先生のシャコンヌ(最近、洗濯物を干す時のお供は、スーパーチェロアンサンブルトウキョウのシャコンヌ。
15分弱の曲で、ちょうど干している時間に相当します。
夜洗濯で、眠くてくじけそうな時も、この曲を聴くためだけにがんばって起きています)。
1パート渡邉辰起先生の気負いのない、滑らかな右腕。
ゆ~らゆ~らしていて、でも音量はしっかり出ている。

シャコンヌに関しては、どうしても涙腺が緩くなる。
月末の手術に向けてのストレスもあったのだろう、休憩時間のビールと相まって、目がうるうるしてくる。
生きていたい。
生きて帰ってくるよお。
死に至る病ではないはずなのに、弱気になっていた部分をノックアウトされ、心の中では大号泣。

カザルス先生の民謡鳥の歌。
皆さんの幸せのためにという山本先生のトークを胸に、アンサンブルに聴き入る。
この会場にいる人達は、間違いなく幸せな時間を過ごせたと思う。

公演後、しばらくして4人の先生達がチェロを持ってロビーに出ていらした。
山本先生のバッハ無伴奏全曲集を、会場にて買ったのだが、サインを頼むのを躊躇。
鈴太郎さんの時とはうってかわって、消極的なワ・タ・ク・シ。

激しい雨の降る中、次の10月のチェロリパブリカはどうしようか?、平日で月末&横浜までだと、ちょっと厳しいかなあ?…そんな話をしながら、友人達と駅へと急いだのでした。

サンクス!

2009-06-15 10:54:09 | cello
知識ゼロの私に、友人S嬢がプレゼントしてくださいました。

…う~ん、ワケワカメです。
事務所には音大出の方が2人いるので、聞きながら勉強してみます。

病院で見たら…よく寝られそう。

月曜日は、Y野の日

2009-06-11 15:48:24 | cello
7時30分、スタート。
スケールの配布物を渡される。
「これは何調?」と、次々先生に問われていく。
ピアノ時代に、ソルフェージェにも楽典にもお世話にならなかった私。
ハニホヘは分かっても、長調と短調の区別がつかない。
こうしてブログを書いている現在、長調は辛うじて覚えていても、短調は忘れてしまいました。。
「先生、スケールってなんで重要なの?」と私達。
「スケールをやると音程が良くなるし、曲を弾いていても先の展開が予想できるようになり、曲を読めるようになる」
…すんません、ピアノ時代でも、個人レッスンでもスケールはやっていましたが、音程は良くなっていないし、曲も読めません。。
これからは毎回やるので、忘れずに練習、持ってくるようにとの事。

シュレーダー27番。
半音記号が多くなるあたりから、かなり怪しい音程。
「かげみさん、A線を弾く時も、体が真正面を向いていて、捻らなくなりましたね」
…それは、練習不足の成果かしら?
「でも、腕で弾くのではなく、肩胛骨で弾くように」
…?ワカリマセン?
きっといつか分かる日が来るる?

曲。
ヴィヴァルディ「ラルゴ」につき、私とU美さんが文句を言う。
「この曲自体を知らないせいか、弾いていてもどんな曲か分からなくて、しかも暗くて弾いていて少しも楽しくない」
これを聞くや、先生が受付に走る。
「Y野の新しい教本が出来ましたので、今日はこの中から弾きましょう」
Y野のトップの先生が辞めたので、それを期に教本(基礎練習と曲集)が新しくなった。
今後はシュレーダーと教本のレッスンとなる。
その中から、フンクの「アダージョ」。
4人で弾くと、とても美しい曲。
「この曲、皆さん覚えがあるはずなんですけど」
…?
私達の一代前の先輩達が、卒業にあたって弾いた曲だという。
あれ?そうだったかしら?
次回、もう一回これを弾きましょう、、という事で、レッスン終了。

レッスンがあると気が引き締まる。
一週間が始まった気がする。
来週は、レッスンがない。
レッスンはないが、白寿ホールにコンサートに出かける。
楽しみだ。

家に戻ってから、息子と旦那と3人で散歩。
息子を寝かせるための、夜の散歩。
息子は黙って私達大人の話を聞きながら、旦那に抱っこされて眠りにつく。
最近、同じマンションに住む黒人の人と、散歩の際に良く会うようになった。
いつも、サックス?と思われるケースを持っている。
息子はまだ慣れないが、その方は息子の頭を撫でてくれる。
がっくん、あの人にサックス習う?
そんな話をふってみようか?
そう思った時には息子は寝ていて、話をふれないままだったりする。
チェロを習うにしても、まだ早い?もう遅い?
もうすぐ3歳になろうとする息子を前に、色々悩むママなのです。

入院する事になりました

2009-06-11 14:22:19 | cello
日付順で考えると、「月曜日は…」のほうが先なのですが、ちょいとこちらから。

昨日、大学病院に行ってまいりました。
朝早い出発、ゴルフに行くような感覚でした。
基底細胞癌、これ自体は転移性がないのですが、再発の可能性はあるため、患部を深く大きく切ること。
そしてその手術は2時間位かかるため&顔で長時間の手術は精神的に持たないので局所ではなく、全身麻酔になるため、外来では無理なこと。
この際、考えられる全ての検査を行うこと。
そのため、2泊3日で入院する事になりました。

患部を取ることは難しくないのですが、患部が顔なので痕が極力残らないようにするために形成外科的な部分が大変なんだとか。
顔も腫れるし、本当は1週間は入院してほしいようなのですが、息子が小さいので、通院することにしました。

紹介された先生、その他の先生や看護士さん達も非常に感じが良く、しっかり説明してくださいまして、この人達ならば任せてもいいなと思いました。
以前、患部を見ただけで癌だと言った先生の見立て通りになった訳です。
それに関しては凄いと思いますが、説明も何もないのでは、患者はついていけません。
片道2時間でも、今の病院を紹介していただいて良かったと思います。

この病気が判明して、つくづく私で良かったと思います。
息子や旦那でなくて良かった。
顔に傷が残ろうが、私ならば構わない(息子だったらそうはいかない)。
旦那だったら、あれこれ想像して悩んで、違う病気になってしまう。
私ならば、落ち込む事はあっても、いかようにも耐えられる。
私の右頬には、小さい時にサランラップの刃で切ってしまった傷が残っている。
今度は左頬。
バランスが取れるってもんよ(こう思わないとやってられないって)。

以前手術をした時に、麻酔の抜けが悪くて気持ちの悪い思いをしたので、実質的にはベッドの上で1日位のお休みをもらえる事になる。
何しようか?って、あれしかない。
ヴォカリーズに限らず、編曲して楽譜におこしたい曲が何曲かある。
この際それに手をつけようか。

…入院する29日まで、楽しい事だけ考えて過ごしたいと思います。

ばたんきゅ~

2009-06-05 14:19:32 | cello
昨日は、税務調査の立ち会い。
調査のストレスと、普段しない電車通勤のストレスのため、どっと疲労、夜10時には気を失っていました。
何にも出なかったんですけどね、調査は蓋を開けてみないとわからないところがあり、本当にストレスで、この時ばかりはこの職業を恨みます。

今日は、完全に腑抜け。
今は、外回りという名の仕事逃亡中です。
チェロの練習も再開したい。
その前に、おうちに帰って寝たい。
練習の本格スタートは、明日からです。。