かちゃら@ハナハナ☆ワーホリ的生活

つれづれ日記とワーホリで行ったオーストラリアのお話など・・・

(12)異国で出会った素敵な仲間

2007年07月09日 | アラドゥラ、ベトマンズ・ベイ、 ナルーマ
 ワーキングホリデーで行ったオーストラリアでのお話です


ナルーマ(Narooma)はオーストラリアの右下の方にある
小さいけど綺麗な海辺の町だ。
YHA(ユースホステル)がなかったら、絶対立ち寄らなかったと思う。

ガイドブックに載っていない素敵な場所を見つけてた時って
ほんと嬉しいです!

滞在しているYHAから少し歩くと湖とちょっとした公園がある。
ここのフィッシュ&チップス(白身魚のフライ&ポテトフライ)
美味しくて何回か食べたよ。

また結構歩くんだけど、ビーチがあってサーフィンが出来る。
人が少なく、綺麗で居心地のいいビーチだ。

「船着き場で魚釣りができるよ!」とYHAのオーナーが、
ハンドリールという直径10センチくらいのドーナッツ型の
プラスチックに釣り糸がクルクル巻いてある釣り道具を貸して
くれたので、釣りにも挑戦した!
釣れなかった!
ハンドリールは日本には売ってないのかな?あれは楽しいわ!





これがハンドリール。いろんな色があってかわいいよ!


そうそう、この町には小さい歴史的な映画館があるんだけど、
それがまたかわいくてとても雰囲気のある映画館だった。
ちょうど「シックス・センス」をやっていて観に行ったよ。


YHAには入れ替わり立ち替わり人がやってくる。
この町から近くの島へフェアリーペンギンやアザラシを見に行くツアーが
出ているので、それを目当てにやってくる人が多い。

その人達とは別に、わたしみたいになんとなく居ついてしまった者もいる。
サーファーの元気なライと無口なクリス、そしてひとり旅のジョン。
3人とも20歳前後のイングランド人でいつのまにか仲良くなってた。

ライはとてもやんちゃでかわいい。
わたしが履いていたスーパーで買ったピンクのビーサンが気に入ったらしく、
ある日「カットー 見てー!」って言うから、見に行ったら同じピンクのビーサンを
履いてた。キュートなキミのほうがわたしよりはるかに似合ってるよ…。

クリスは無口で全然話さなかったんだけど、
1度だけまともに話したのは、クリスがお米を洗わずに炊こうとした時。

あの人たちはお米を洗わずに炊くのは普通なんだよね。
そして炊いたお米を洗って食べる人が多い。
あのネバネバがイヤなんだって。

「洗ったほうが美味しいと思うねん…」と言ってみたら、
「どうやるの?」っていうからわたしが洗った。めっちゃ不思議そうに見てた。
たぶん彼は、サルが芋をあらっているのを見ているような気分だったんだろう…。


ジョンはこの異国のモンキーをたいへん気に入ってくれて、
熱い視線を送ってくれたのは女子としては嬉しいことなんだけど、
「カットの水着は(水着姿ではない)まじクールなんだよ!」って
みんなに言うのはやめてほしかった。ビキニじゃないのよ。

セパレートなんだけど、ちーちゃい子がよく着てるキャミソールが
短くなったみたいなヤツ。
あれがクールなら、日本のビーチの幼児はみなクールだ。



写真:オーストラリアンデーにYHAの仲間とサンドアート大会に出場し、見事2位になりました!


ナルーマ滞在8日目に、久しぶりに日本人の顔を見た。
元ワーホリのお姉さんと日本語で会話をする。
クルっと振り向いたらジョンの顔があった。


「青い目! が、外人!」って一瞬思った。(◎_ ◎;)


それまでそんなこと思ったことなかったのになんでだろう。
すごく変な気分だった。

ナルーマにもっと居たかったけど、メルボルンで全豪オープン
テニスを観てみたかったので出発することにする。

出発の前夜、リビングで盛り上がっちゃってすごい宴会になった。
夜の11時頃、外に行こう!橋からジャンプしよう!って話になって、
15人くらいで外へでた。
たぶん高さ10メートルはあったんじゃないかな、あの橋…

ライとクリスとその仲間が橋から川にジャーンプ!
そのあとアイリッシュのおじさん(と思ってたけど、たぶん20代だろう…)
マラーキーが「彼らは酔ってるから心配だー!!」と言って飛び込もうとした。
いやいや、おめぇが1番酔ってるよ-!と止めたけど、
そのままジャーンプ! ドボーン!

心配したけど、全員平気な顔で帰ってきた。
阪神が優勝したら、飛び込みそうな人たちだ・・・。

その夜、初めてミルキーウェイ(天の川)と南十字星をみた。
日本とは違う見たことのない星空。
ここは異国なんだ、とあらためて思った。

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