満天の星空のもと、頑丈な防水加工の寝袋から顔だけ出して眠りにつく。
わたしがオーストラリアでやりたかったことの1つがこれ。
なんて無防備な時間。なんて贅沢な時間。
テント無しの野営キャンプは寝袋のまま外で寝るのです。
ツアー2日目。
オーストラリアのグランド・キャニオンと言われる“キングス・
キャニオン”を散策する。
散策中、引っかき傷から血が出ていたわたしの手の甲に
「これは傷に効くんだよ」とガイドのライアンが近くに生えている
植物の茎を折り、そこから出る白い汁を塗ってくれた。
そんなアボリジニから受け継いだ知恵や知識を知るのも面白い。
みんな、同じ格好でおそるおそるのぞき込む。
キングス・キャニオンで、人間っなんてちっぽけだぜ~と感じたあと、
近くの滝壺でスイミング。
そこでほかのツアー客と一緒に黒の下着で堂々と泳いでいる
ナイスバディの美しい女性を発見!
なんと、ライアンのガイド仲間だった。
だから彼女もガイド…笑。
黒い上下なので、水着に見えないこともない。
彼女の素敵な笑顔をみると、格好いい!と思ってしまった。
いやいや、わたしは、腹は出しても下着では泳ぎませんよ。
2日目の締めは日没のエアーズ・ロックを見にサンセット・ビューへ。
エアーズ・ロックは本当に神秘的。赤く赤く、真っ赤に燃える。
まわりにめちゃくちゃ観光客がいるんだけど、
そんなことも気にならないくらい、すごい光景だった。
日が沈み、岩肌が赤からピンク、紫、そして灰色と色を変えていく頃、
わたしは1本の映画を見終わったような気分になっていた。
この素晴らしい出来事は何十年、何百年とこの場所で繰り返されているのだ。
神がいると言われるのも頷けるよ。
エアーズ・ロックは登ることが出来るんだけど、
アボリジニの人々にとっては聖地であるため、登らない人も多い。
私は登ったんだけど、ツアー仲間には登らない人もいた。
アボリジニの人たちのことを思うと登れないと言っていた。
登頂には賛否両論あるが、
登頂する人間は、そこが“神聖な場所”であるということを
決して忘れてはいけないと思う。
3日目はエアーズ・ロックのサンライズから始まる。
ランクルの屋根によじ登り、瞬きも忘れてじっと見つめる。
感動も冷めやらぬまま、その場で朝食タイム。
ツアーの間、食事はキャンプみたいに外で作って食べるのだ。
そうそう、朝にイングリッシュガールに「パン食べる?」って聞いたら、
「わたしはシリアルを食べるの。パンだと温かいから目が覚めない」
と言った。そうか?そんなものなのか?
8年たった今でも、時々、そうかな~?と彼女のことを思い出す。
ツアー最終日は、エアーズ・ロック周辺とザ・オルガズを散策。
ザ・オルガズは本当に、現実世界とは思えないくらい美しい場所。
砂漠の中で別世界に迷い込んだ気分になる。
コロボックルとか出てきそうな感じだった。
エアーズ・ロックの登山道。風の強い日はゲートが閉じられる。
この鎖が命綱。自分の身は自分で守ろう。
遠くから見るザ・オルガズも幻想的で素敵だ。
お名残惜しいが、ツアーは3日で終了。
最終日の夜、アリス・スプリングスのバーで
ガイドのライアンも一緒に打ち上げをした。
これがまた楽しかった!みんなで踊りまくったよ。
ひとりでさみしい時もあったけど、それも全部含めて
このツアーに参加してよかったと心から思う。
エアーズ・ロックのツアーを終え、また北を目指す。
次は“テナント・クリーク”だ。
目次
わたしがオーストラリアでやりたかったことの1つがこれ。
なんて無防備な時間。なんて贅沢な時間。
テント無しの野営キャンプは寝袋のまま外で寝るのです。
ツアー2日目。
オーストラリアのグランド・キャニオンと言われる“キングス・
キャニオン”を散策する。
散策中、引っかき傷から血が出ていたわたしの手の甲に
「これは傷に効くんだよ」とガイドのライアンが近くに生えている
植物の茎を折り、そこから出る白い汁を塗ってくれた。
そんなアボリジニから受け継いだ知恵や知識を知るのも面白い。
みんな、同じ格好でおそるおそるのぞき込む。
キングス・キャニオンで、人間っなんてちっぽけだぜ~と感じたあと、
近くの滝壺でスイミング。
そこでほかのツアー客と一緒に黒の下着で堂々と泳いでいる
ナイスバディの美しい女性を発見!
なんと、ライアンのガイド仲間だった。
だから彼女もガイド…笑。
黒い上下なので、水着に見えないこともない。
彼女の素敵な笑顔をみると、格好いい!と思ってしまった。
いやいや、わたしは、腹は出しても下着では泳ぎませんよ。
2日目の締めは日没のエアーズ・ロックを見にサンセット・ビューへ。
エアーズ・ロックは本当に神秘的。赤く赤く、真っ赤に燃える。
まわりにめちゃくちゃ観光客がいるんだけど、
そんなことも気にならないくらい、すごい光景だった。
日が沈み、岩肌が赤からピンク、紫、そして灰色と色を変えていく頃、
わたしは1本の映画を見終わったような気分になっていた。
この素晴らしい出来事は何十年、何百年とこの場所で繰り返されているのだ。
神がいると言われるのも頷けるよ。
エアーズ・ロックは登ることが出来るんだけど、
アボリジニの人々にとっては聖地であるため、登らない人も多い。
私は登ったんだけど、ツアー仲間には登らない人もいた。
アボリジニの人たちのことを思うと登れないと言っていた。
登頂には賛否両論あるが、
登頂する人間は、そこが“神聖な場所”であるということを
決して忘れてはいけないと思う。
3日目はエアーズ・ロックのサンライズから始まる。
ランクルの屋根によじ登り、瞬きも忘れてじっと見つめる。
感動も冷めやらぬまま、その場で朝食タイム。
ツアーの間、食事はキャンプみたいに外で作って食べるのだ。
そうそう、朝にイングリッシュガールに「パン食べる?」って聞いたら、
「わたしはシリアルを食べるの。パンだと温かいから目が覚めない」
と言った。そうか?そんなものなのか?
8年たった今でも、時々、そうかな~?と彼女のことを思い出す。
ツアー最終日は、エアーズ・ロック周辺とザ・オルガズを散策。
ザ・オルガズは本当に、現実世界とは思えないくらい美しい場所。
砂漠の中で別世界に迷い込んだ気分になる。
コロボックルとか出てきそうな感じだった。
エアーズ・ロックの登山道。風の強い日はゲートが閉じられる。
この鎖が命綱。自分の身は自分で守ろう。
遠くから見るザ・オルガズも幻想的で素敵だ。
お名残惜しいが、ツアーは3日で終了。
最終日の夜、アリス・スプリングスのバーで
ガイドのライアンも一緒に打ち上げをした。
これがまた楽しかった!みんなで踊りまくったよ。
ひとりでさみしい時もあったけど、それも全部含めて
このツアーに参加してよかったと心から思う。
エアーズ・ロックのツアーを終え、また北を目指す。
次は“テナント・クリーク”だ。
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