北京暮らしを始めてみれば その後

3年間の北京暮らしを終え、2006年1月に帰国しました。
その後の日本での生活を綴っていきます。

シンガポール!ビンタン島! その1

2005-10-09 | 旅行
 国慶節の連休を利用して旅行へ行って来た。行き先は、シンガポールとインドネシアのビンタン島。

 10月1日。私1人で夜明け前に北京空港へ向かう。と言うのは、その1週間ほど前から夫がオーストラリアへ出張で、帰りが10月1日になり、更にシンガポール経由しか北京行きの飛行機がないとのことだったから。それならシンガポールで待ち合わせしてそのまま旅行へ行こう!ということになったのだ。

 北京-シンガポール間は約5時間半のフライト。その間ひたすら本を読んでいたけど、さすがに1人はつまらん! 周りはほとんど休暇を楽しむ人たちばかり。女性一人旅なんて私くらいか...。夫と一緒なら機内でお酒をがぶ飲みなのだが、さすがに気が引けて珍しくオレンジジュースばかりを注文。なんか健康的やな。

 私が到着してから1時間半後に夫も無事到着。シンガポールのホテルへ向かう。今回はリージェント。フロントの女性も、スタッフもとにかくにこやか、爽やか。中国に住んでいるとこういう心温まるサービスがやけに身にしみる。

 シンガポールと言えば俗に言う三大がっかりの「マーライオン」。それだけ言うならがっかりさせてもらおうではないの、と逆の期待が大きかったのか、全然がっかりしなかった。

 

 結構立派やん。水もがばがば吐いてるし、大きさもあるし。これはこれで良いぞ~。

 そして食べ物。シンガポール名物(?)「チキンライス」 



 とあるホテル内のレストランを紹介してもらい食べに行ったのだが、私の想像と全く違う料理だった。チキンライスについての予備知識がなかったので、てっきりチキンチャーハンのようなものかと思っていたら、鳥のお出汁で炊いたご飯と柔らかい鶏、そしてスープのセットだった。鶏好きなら身もだえするようなメニューである。私は鶏肉は好きだが、鶏の皮は苦手。が、この料理、鶏皮がたっぷりである。大丈夫かな~...と恐る恐る口にしてみてびっくり!

 おいし~!!! このお料理は一口にして私の皮に対する偏見を吹き飛ばしてくれたのである。一緒についてる生姜のたれも絶妙に合っている。いや~、これだけでシンガポール料理を満喫した気分になってしまった。

 旅行に行く前に、シンガポールへ行ったことのある友人に「シンガポールって何が楽しいの?」と聞いてみた。すると友人は一言。「北京にはない清潔な街並みを楽しめる。」...確かに。美しい街だった。タンを吐く輩など1人も見かけない。日本の本屋もデパートもあるし、暮らしやすそうな所やなあと思ったが、難点があった。物価が日本並みに高い。この点だけは中国暮らしに勝てないなあ...。

 シンガポールに2泊して、3日目にはいよいよビンタン島へ。続きは明日。