PCゲーム制作サークル『RETROGIC』活動ブログ

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I LOVE SFC!!

2008年11月15日 | レトロジック
リメイク中ゲーム用の曲を聴いててまた思ったんですが、
どうもボクの曲はスーファミテイストになりますね(汗)
作ってるゲームも、いつもスーファミテイストなのでいいんですけど、
たまにはスーファミ以上のものも作ってみたいなぁと。
どうしてもそれ以上先に進めないので、ちょっと悩んでたりします。
ゲーム機ではスーファミが一番好きなんで、大きな悩みではないんですが、
たまにはね…

ゲーム史で一番素晴らしい時代って、スーファミ時代だと思うんですよ。
この頃のゲームは、かなり熱中して遊んだことを覚えています。
本当に素晴らしいゲーム機で、ボクはその完成度は今のゲーム機以上かと。
その理由を、いくつかの部門に分けて説明して行きたいと思います。

○グラフィックス○
スーファミで出されたゲームたちは、ファミコンからの大幅な進化により、
たいへん完成度の高いドット絵が見受けられるようになりました。
それまで54色しか表示できなかったものが(同時発色は4色まで)、
32768色もの色を出せるようになったんですよ!!
それによりファミコン時代と比べ、かなり完成度の高いドット絵が登場しました。
決してゲームらしさを離れることはなく、それでいて美しいドット絵は、
これまでのゲーム機の中で、最も親しみやすいグラフィックスではないかと。
現在の映画ばりのグラフィックスも美しいですが、
ゲームをしているという実感が乏しくなったと思います。

そして、背景の多重スクロールや、キャラ表示サイズの拡大!!
更にアニメーションパターンの増加により、
多彩なギミックがところ狭しと配置されるようになり、
ボクたちゲームファンは、大いに感動させられました。

単なる見た目の美しさという面ではなく、
ゲームをプレイしていることを実感させるグラフィックス。
そして、ゲームによってばらつくことが少ない魅力的なドット絵。
この頃のゲームの絵は、どれを見ても美しかったように思います。


○音楽○
音楽面でも、スーファミを超えるものはないと思っています。
現在のゲーム音楽を思い浮かべてみてください。
恐ろしくクオリティの高いオーケストラ
って感じがしませんか?
そうなんですよね。特に次世代のゲーム音楽って、凄くきれいなんですよね。
『エースコンバット』だったかのOPテーマなんて、ホント感動的ですよ!!
でも…それって本当の意味でのゲーム音楽なんでしょうか…
ゲーム機が進化し、生音を表現できるようになってから、
ゲームでオーケストラの演奏が使われたりと、
コンピューターミュージックの使用率がだんだん減ってきました。
そしてその進化したゲーム曲は、ゲーム以外で使用されることも多くなりました。
例えば、PS2専用ソフト『侍』の曲は、某手品ドラマで使われてましたし、
某ありんこと戦うゲームの曲は、洋画で使われたりしてました。
多分『侍』の方は、そのドラマ専用の曲だと思ってる方も多いのでは?
ということは、ゲーム中で使用するBGMは、
別にその曲じゃなくてもよかったって思えません?
クオリティが高くなって、何にでも使えるようになったから、
他の作品に流用するって事は、既にゲーム用の曲じゃないのではないでしょうか。
ファンとしては嬉しいところなんですが、ゲーム中心に見ると話は変わります。

その点、ファミコン、スーパーファミコン時代の曲は流用されにくく、
例えされたとしても、何かのゲームの流用だとすぐ分かり、
ゲーム曲として優れていたと思うんですよ。
電子音、MIDIレベルの音だからと言われてしまうとそれまでですが、
だからこそ作曲家たちは、BGMに特徴を持たせ、
そのゲーム専用の曲を作り上げていったわけです。
特にスーパーファミコンは、ファミコンと比べ、様々な音色を奏でることができ、
曲の表情も豊かになり、世界観をより克明に描いております。


○システム○
ファミコンからのハード性能の向上に伴い、
ゲームのシステムはだんだん手の込んだものへと成長していきました。
それにより、ゲーム独自のシステムが現れるようになり、
無限大に広がる攻略法が実現されることになりました。
つまり、ゲームが単純なものから、少し複雑なものへと変わり、
プレイヤー一人一人が、自分なりの攻略法を持てるようになりました。
しかし、決して難解なシステムは存在せず、
プレイヤーの遊びやすさを重視したものばかりで、大変熱中できるものでした。
最近のSRPGやRPGは、とにかくシステムが多い!!
説明書がなければ、まずゲーム操作すら不可能で、
あったとしても、全てのシステムを使いこなすことは難しい代物になっていたり。
すんなりプレイヤーの手に馴染まないような作りになっているんですよね。
使いこなせるくらいやりこんだ方なら熱中できるんですが、
複雑すぎて熱中できず、投げてしまうプレイヤーも多いと聞きます。
システム面で熱中でき、長続きするゲームも、
スーファミ時代が一番多かったように思います。

スーファミ時代のスクウェアは、神システムを多数出しましたねぇ。
今はグラフィックス重視になってしまいましたが…(独り言)


以上の点から、スーパーファミコンの時代が、
一番優れていた時代だったのではないかと思います。
今もよくスーファミのゲームをプレイするので、
懐かしさで補正されているということではありません。
純粋にそう思います。
ゲーム業界の本を読むと、今ゲーム産業は頭打ちらしいです。
それに伴い、ゲームをする人口が減少してきているとか…
確かに携帯電話の普及により、ゲームをする子供が減っているのも事実です。
つまり、今ゲームをプレイしている人間は、
ファミコン、スーファミ世代の人間が大半を占めているわけですよ。
その人たちが、だんだんゲームの進化についてこられなくなると、
当然ゲームをプレイする人間が少なくなるわけで…

ボクは、新たに新技術を搭載したゲームを出すよりも、
レトロゲームを守っていく姿勢を尊重したほうがいいと思います。
そういった意味で、PS3やXーBOX360と比べたら、
映像のクオリティが低いDSなどの携帯ゲームに、
大いに期待いたします。


かれこれ原稿用紙8枚と半分書きました。
ここまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとう御座います。


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2 コメント

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最近のGAMEはLV上げが・・・ (B)
2008-11-15 04:19:33
スーファミとか懐かしいですね
RPGがすきだったんでFFをやっていたんですけど
FF6のキャラドットがピョンピョン跳ね回るのは、
今見てもすげぇって思いますね
スクウェアはモンスターのドットが神ですね
アルテマウェポンが未だに大好きです
FF6はGBAで買ってやりましたが、やっぱり楽しかったです・・・


ファミコン世代が多いから、リメイク作品が多く出ていて、売れているのだと思いますね
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RPGは苦手… (歌舞伎FINAL)
2008-11-15 10:47:46
仰るとおり、スクウェアは敵ドット絵が本当に神がかってましたね!!
ボクは特に『クロノトリガー』が好きだったんですが、
あちらの敵ドット絵も、本当に驚かされました。
とにかく細かい!!細部までぬかりありませんでした。


>ファミコン世代が多いから、リメイク作品が多く出ていて

ほんとにそうですよ!今中高生に聞いても、
ゲームをしてる子ってかなり少ないですもん。
小学生はDSとかで遊んでるみたいですけど、
携帯持つようになったらどうなることやら…

それはさておき、ボクたちの好きなクソゲーや、
マイナー作品もリメイクして欲しいところです♪
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