さいたま市浦和区  小泉漢方堂鍼灸療院

~全ての人々に健康と幸せを~  

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突然の別れ

2005-09-27 15:20:08 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日、少年時代からお互い苦楽を語り合ってきた親友が交通事故で逝ってしまいました。
私の修業時代をも完全に理解してもらえる友は同じような修業時代を経験している彼一人でした。

彼は私と道は全く違いますが、料理の道を究める為に人一倍の努力をする男でした。
国内での修業後、たった独りでフランスへ渡り、更なる修業を数年経て
やっとのこと、長年の努力が報われ念願の「シェフ」と呼ばれる座に着いて25日目・・・
プライベートでもフランス~日本という超遠距離恋愛を経て結ばれた奥さんとの間に可愛い息子さんが生まれて1年・・・

これからお互い老いるまで、まだまだ時間は共有できるものかと思っていました。
それどころか、その時間が限りあるものという認識すらありませんでした。
未だに、これが現実とは思えないのですが、受け入れなければならないようです。

今日からは彼のいない人生を送ることになりますが、気持ちの整理を終えるには、まだ暫く時間がかかりそうです。

昨日は、彼の最後の仕事を見る為にシェフとして働いていたレストラン(カストール)へ一人で行きました。
移転オープンしたら必ず行くと約束していたので、その約束を果たす為、そして彼の手が掛かった料理が残っているかも知れないという期待を込めてです。
本当はオープンしてすぐにでも妻と行きたかったのですが、妻は産後間もないこともあり一緒に尋ねられなかったことが悔やまれます。

予約をして尋ねた所、嬉しいことに彼の手で仕込まれた鴨のテリーヌとメインの付け合せのラタトゥーユを食べることができました。
ojikamonoterinuojiratatuyu

一口一口、彼がこれを調理していた姿を想像しながら、彼の修業の成果を味わい・・・
色々と思い出すこともありましたが大変美味しくいただきました。
カストールのオーナーシェフとスタッフの皆様の心の込もったもてなしを受けて、改めて、ここに身を置けた彼は幸せであったろうと感じざるを得ませんでした。皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。

ご遺族の皆様、謹んでお悔やみ申し上げます。
















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