驚きの贈り物

昨日、意外な贈り物を戴きました。

なんと、手作りの艾（もぐさ：お灸のときに燃やすもの）です。

以前、その贈り主のKさんから、艾の作り方について聞かれたことがありました。
ご興味で少し作ってみるのかと思っていましたが
まさか、作った物を贈っていただけるとは・・・しかも二種類！しっかり使用してみました。（右写真：知熱灸として）

精製の荒い方（左写真の左）は、知熱灸（熱くなったら取るお灸）や隔物灸（生姜やにんにくのスライスの上で燃やすお灸）として使用するには少し惜しいと思うくらいの良質な出来です。
もう一つの精製が進んだ方（左写真の右）は、かなり上出来で、当院で使用している灸点紙（お灸の跡がつかないように敷くシール）を使用すれば燃やし切ってもOKな艾に仕上がっていました。大体、カマヤミニに使用されている温灸艾より少し良い感じの質感です。

この艾。ヨモギを原料として作られます。
大量のヨモギを乾燥させてすり潰して振るいにかけるという大変な作業を要します。
Kさんは試行錯誤してブロック二つですり潰すという技まで編み出し成功したとの事です。
私も作ったこと無いのに、頭が下がります＾＾；
素晴らしい探究心に拍手です！！





しかも注目されるべきは、Kさんオリジナル「MOGUSA？」ラベル！！
本人の似顔絵つき！！
艾の質もさることながら、このラベル！最高です。

Kさんのセンスが光る一品です！
Kさん、ありがとうございました。