五色台 春探訪トレッキング

　今日の休日は、五色台の春探しを兼ねて、トレッキングに出かける。9時前には五色台に着き、車をとめて快晴の青空の下、藪こぎしながら登っていく。今日は、希少植物の様子も見るので場所を書くのは控えておく。


カラシナの株が大きく育っている　もうすぐ花芽が出てくる


日当たりの良いところでは、オドリコソウが咲いている


キジムシロが2輪花を咲かせていた


空にはミサゴが旋回

　今日は、車道や整備された登山道はほとんど通らず、藪こぎのルートが多い。「谷越え、尾根越え、沢越え、池の周りを回る・・・」とにかく、アップダウンの多さと歩きにくい道？で、かなり疲れるトレッキングだ。標高が高いところを歩くときは、時折展望が開け気持ちよくなるのだが・・・


岩場に「ニッコウネコノメ」が元気に葉を広げている


同じく岩場では、イワヒバが葉を開いている


岩場の上にある湿地では、オオミズゴケが元気になる


日が差す水たまりを見つける　近づくと・・・


ニホンアカガエルの卵塊が10個ぐらいある

　ニホンアカガエルの卵も、これぐらい日が差して暖かいと、発生が進み3月にはオタマジャクシになるだろう。カスミサンショウウオの卵嚢は探したが見つからない。
　さて、今日の一番の春探しの目的の野草の様子は・・・


ケスハマソウ　きんぽうげ科

　２年前は、３月に入ってすぐに花が見られたので期待していたのだが、まだ早すぎた。でも１年ぶりに来て、たくさんの株が元気に顔を見せているので安心した。３月に入ると仕事が忙しくなり、ここに来れるかどうか分からないので、２年前の写真を探してみる。


2009.3.10　ケスハマソウ　1000株はあると思う
2009.3.10　飯野山には赤色の花もあるようだがここは白色だけのようだ

　車に戻ってきたのは2時半、5時間30分のトレッキングだった。さすが、藪こぎが多いので、これだけ歩いても歩数は2万歩ちょっとだ。