さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

島ケ峰 剱山神社

2012年01月02日 | 日記
 昨年末に縦走した島ケ峰で訪れた剱山神社。泉保氏の本の中で紹介されていたものを見て、いったいどんな神社なのかずっと興味をもっていた。

 標高900mの山の上にある神社・・・人々から忘れられてしまった神社

 先日訪れた、中熊の民家の方にお聞きしたことによると、この神社は、徳島の剣山の神社の二番札?を戴いてきた由緒あるもので、ずいぶん前は、切株集落の道を通り、お太夫さんがきてお祭りをしていたということだった。
 その方も、子どもの時は何回か中熊から登って、お参りしていたそうだ。


神社は岩場の下にある 和泉層の砂岩の岩場のようだ

 町誌によると、横岩という地名が書かれている。



泉保氏が見た時と同じく燈籠の笠は落ちたまま

泉保氏がここを訪れているのは2001年の2月。11年も前のことだ。それから、何人の人が訪れたのだろうか・・・


この燈籠は、おそらく砂岩を加工したものだろう


狛犬 阿吽の「阿形」の方


狛犬 阿吽の「吽形」の方


小さな祠の右側にある神像 泉保氏によると安徳天皇らしい 


 「琴南町誌」によると、剣山参りの山伏が年をとってから、もう剣山へ参ることがかなわないので、ここにお祀りしたという。香川の山奥にある神社、山での生活から人々が離れるにつれ、忘れられてしまうのだろうか・・・


 




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