何故、人を殺してはいけないのか?・・・この質問に、理論で説明出来る大人が少なかった。世の中の最も重要なことは、論理では説明できないことばかり。もし、論理で説明できれば徹底して論理を教育すればよい。日本は西洋と違い論理を重要視しなかった。春日潜庵だったか広瀬淡窓の言葉だったか忘れたが・・・為サザルアルナリ。してはいけない事は、してはいけない。ダメなものはダメとあった。論理なんか何処まで行っても平行線だ・・・大切なものこそ、理論では解決できない。
会話もできる、しかも、働き者でおとなしいく、頭が良いニホンミツバチ・・・長年の経験から著者はニホンミツバチをベタ褒めだ。ミツバチ病患者の小生など足元にも及ばない体験話を一気に読んだ。・・・納得、納得・・・。アフリカミツバチを改良した西洋ミツバチは攻撃的ばかりか、人の手を借りなければ生きていけない運命。採蜜や採蝋のために、人間サイドで突き進んで来た生き物は、環境にも病気にも外敵にも弱い、天然の生き物との違いかも知れない。日本ミツバチに遊ばれている者として、せめての恩返しに蜜源樹を一本でも多く・・・すれば自然に優しく・・・だ。
親類の親類からアメリカから送ってきたアメリカンチェリーを戴いた。親類の親類は、かって日本の大学で教鞭をとっていた方でアメリカに越すとき、高価な蔵書を沢山戴いた人なので、二重の戴きものだ。