乗馬クラブ 体験乗馬日記

一緒に乗馬を楽しみましょう(*°∀°)

仮面ライダー

2007年02月04日 12時28分29秒 | 貴公子

                 貴公子

快晴なんですが、コチラは風が強いです・・・。
春一番にはまだまだ早いとは思いますが、久しぶりに結構な強風だと思います。
皆さんも洗濯物を飛ばされないように気を付けて下さいね。

 

空っ風ではないので冷たくて耐えられないということはないのでそれは気にならないのですが、こんな日は馬の動きに注意しないといけないので緊張感はあります。

 

馬はすごく怖がりなので風の音は平気なんですが、ガサガサと何かの音が突然したり木が大きく揺れたりするとびっくりして逃げようとして走り出してしまうこともあるんです。


それを乗馬では『 物見(をする) 』と言います。

 

ただもちろん、みんながみんなそういう訳ではないんです。
臆病だったりとか反応が敏感だったりする馬が、たまにそんなことがあったりするんです。

 

本当は『 そんなこと黙っておけばいいじゃない 』っていうことは百も承知で書いています(苦笑)
ただ、せっかく読んでくださる方がいらっしゃるのに、馬と言う生き物についてちゃんとご案内したいので敢えて書いてしまいました。

 

 

写真の馬(【ビュウ】と言います)はカッコつけてメンコを被っているのではなくて、ちょっと風の日は怖がることがあるので耳を覆う為に被っているんです。
競馬ではパドックやレース中にお馴染みだと思いますが、乗馬でも敏感な馬にはたまに使うこともあります。

ビュウは大きな躯をしていてベテランの練習馬なのでいつもはすごくノンビリして頼りになるんですが、こんな日は落ち着きがなって勝手に速歩で走り出しちゃうこともあったりするんで・・・。


ところが!たった1枚布があるだけで馬の感覚は変わるようで、コレを着けてからはビビリ(?)なビュウも落ち着いてレッスンに参加できるようになったんです♪


ビュウは今日もメンコを着けてお客様の練習のお手伝いを頑張ってくれております!

 

 

ちなみにメンコは富里トレーニングファームで地方競馬に出走させる馬
(つまりカッコ良く言えばクラブはオーナーブリーダーな訳です)の調教や競走などで使用していた物なんですが、

←富トレの練習風景

ボロボロになって使わなくなったのをお下がりで貰って来たモノなんですよ。

 

2~3歳の子供の馬からおじいちゃんのビュウがお下がりを貰うなんて、考えてみたらおかしな話ですね?